ブックカバーデザインの募集に3作品の応募がありました。
投票の結果、文学部日本語日本文学科 4年次生 濱野鈴花さんのデザインが「グランプリ作品」に決定いたしました。
このブックカバーは2023年4月から、甲南大学図書館にて提供いたします。佳作2作品については、オープンキャンパス開催時に提供いたします。
たくさん投票いただき、ありがとうございました。


ブックカバーデザインの募集に3作品の応募がありました。
投票の結果、文学部日本語日本文学科 4年次生 濱野鈴花さんのデザインが「グランプリ作品」に決定いたしました。
このブックカバーは2023年4月から、甲南大学図書館にて提供いたします。佳作2作品については、オープンキャンパス開催時に提供いたします。
たくさん投票いただき、ありがとうございました。
図書館報『藤棚ONLINE』
全学共通教育センター・西浦太郎先生推薦「カブール・ノート 戦争しか知らない子どもたち」
みなさん、こんにちは。今回、皆さんにお勧めしたい本は、「カブールノート」です。
カブールはアフガニスタンの首都ですが、この国では、過去何十年もの間、何度も戦争が行われてきました。著者の山本さんは、かつて国連の難民高等弁務官事務所(UNHCR)に勤め、戦争により家や土地、家族を失った人々へのさまざまな支援を行ってきました。本書では、現地の人々が生きる状況や、山本さんが紛争状況で人を支援する際の苦悩や葛藤が赤裸々に書かれています。
日本にも、そして世界にも自分達の想像を超える体験をしている人たちがいます。日本に閉塞感を感じ、世界をもう少し知り、より大きな文脈から見てみたいと思っている方に本書を是非、お勧めします。また、国際協力という分野の実態を知り、日本人特有の考え方について考えたい人にとっても良書です。
専門的な話も出てきますが、エッセイ調で比較的読みやすいので是非、手に取ってみてください。
現在、図書館1階入ってすぐのところで、ブックカバ―デザインの投票を実施中です。期間は1月31日まで。提出されたデザイン案は3つ。図書館にお寄りの際はぜひ投票していってください!
図書館報『藤棚ONLINE』
フロンティアサイエンス学部・川内敬子先生推薦「我慢して生きるほど人生は長くない」
昨年、恩師が急逝し、精神的に辛い時期がありました。この本は、その時に父が贈ってくれたものです。
この本には、心療内科医の目線で、穏やかな日々を過ごすためのコツについて書かれています。大切な人が亡くなった時、大きな病気に罹った時、人生において重要な決定をしなければならない時、多くの方は自分の人生のあり方や意味を真剣に考えるのではないでしょうか。私の場合、自分の人生のあり方を真剣に考えるたびに、自分の“ポンコツ”さが嫌になり、どんどん気が滅入ってしまいます。とにかく私の周囲には、恩師も含めて能力が高い方ばかりで、迷惑ばかりかけていることに、反省する日々を送っています。この本には、「人生は、ほどほどに“ポンコツ”がちょうどいい」ということを理論づけて書かれており、ポンコツも真面目に生きていればよいのかなと、少し気が楽になりました。
他にも、人との上手な関わり方など色々なことが書かれていますが、この本の重要なメッセージは、「間違えた人生などないから、気楽に過ごしましょう。」ということだと思います。今を幸せと感じながら、感謝の心を忘れずに、学生の皆さんとともに楽しい時間を過ごしていきたいと改めて思いました。
自分のことを“ポンコツ”かもしれないと思ってしまう方に、是非読んでほしい一冊です。
本日より、図書館1階エントランスおよび2階ヘルプデスク前の展示ケースにて、「イギリス小説と挿絵画家」の展示を実施しています!
19世紀末、イギリスで活躍した小説家ディケンズの初版本のほか、ディケンズ作品の剽窃本や挿絵画家に関する本、街頭で売られていた風刺画入りの娯楽小説や政府批判の印刷物など、当時のロンドンの生活を感じられる貴重資料を展示しています。
世界的にも貴重な本がたくさん展示されていますので、ぜひ一度ご見学ください!
<展示場所> 図書館エントランスホール,2階ヘルプデスク前
<展示期間> 2022年12月14日~1月下旬
※1階ゲート前に、ディケンズ作品の特設コーナー(貸出可)も設置しています。
<作品紹介のチラシを特設コーナーにて配布中>
※展示はどなたでもご覧いただけます。学外の方で、2階展示の観覧を希望される方はカウンターに見学をお申し出ください。
2022年12月1日(木)に製本教室「本の表紙で作ろう!本型ミニチュアノート&付箋帳」を開催しました。岩波書店の許諾を得た本の表紙を使用し、ミニチュア本のようなノートと付箋帳を作製しました。
岩波書店創業時の夏目漱石とのエピソードなどを紹介した後、ミニチュアノートと付箋帳の作製に取り掛かりました。参加者は、スタッフの説明をしっかり聞き、手順を間違えないように丁寧に作業され、それぞれが選んだ表紙のミニチュアノート&付箋帳が完成!(『くまのプーさん』『星の王子さま』『坊っちゃん』の表紙が人気でした。)
「簡単に作れてかわいいノートができた」「付箋は授業で使いたい」など、嬉しい声をいただきました!
図書館では、現在、英語多読学習にチャレンジする多読チャレンジャーを募集しています。
今年度のチャレンジ期間は3/31までとなっています。エントリーは図書館1階カウンター、下記メールで受け付けていますので、こちらもぜひチャレンジしてください!
→ toshokan-itaku@adm.konan-u.ac.jp