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子安増生 編著(文学部)         『よくわかる認知発達とその支援 第2版』

<教員自著紹介>
 「認知発達の基礎」から「認知発達の障害と支援」まで、全100項目をすべて見開き2頁で、図表も豊富に用いて、わかりやすく解説した大判の参考書です。文献リストも充実しており、2005年に出版して以来、好評を得てきましたが、『精神障害の診断と統計マニュアル 第5版(DSM-5)』の刊行により概念や用語が変更になったことへの対応をはじめ、最新のデータに更新して改訂したものです。

■『よくわかる認知発達とその支援 第2版
■子安増生 [編著] ミネルヴァ書房  2016年10月
■請求記号 141.5//2168
■配架場所 図書館1F教員著作コーナー
■著者所属 文学部  特任教授
 
■子安先生からのお薦め本
『自閉症と感覚過敏』 熊谷高幸[著]   
新曜社(2017年1月出版)       

河﨑照行[編著](共通教育センター )      『中小企業の会計制度 :日本・欧米・アジア・オセアニアの分析』

<教員自著紹介>
 本書は,日本,欧米(7カ国),アジア(7カ国)およびオセアニア(1カ国)の合計16カ国について,中小企業の会計制度の実態を浮き彫りにした研究書です。会計の分野では,いま,各国で,大企業の会計基準が統一的な国際会計基準(IFRS)に変更されています。これは複雑でかなり高度な会計基準であることから,各国では,中小企業の会計基準のあり方が,活発に議論されています。本書は,中小企業の会計とグローバリゼーションに関心のある皆さんには,必読の書籍です。

■『中小企業の会計制度 :日本・欧米・アジア・オセアニアの分析
■河﨑照行[編著] 中央経済社  2015年3月              
■請求記号 336.92//2453
■配架場所 図書館1F 教員著作コーナー
■著者所属 共通教育センター 教授

■河﨑先生からのお薦め本
・『「クラウド会計」が経理を変える!』 原幹[著] 中央経済社,2015年
 クラウド会計ソフトの出現による会計分野のイノベーションを平易に解説しています。

・『FinTech フィンテック』 柏木亮二[著] 日経文庫,2016年
 金融とテクノロジーの融合を意味するフィンテックの意義と経済的影響を簡潔に解説して  います。 

『捨てられる銀行』 橋本卓典[著]  講談社現代新書,2016年
 融行政の変更と銀行の新しいビジネスモデルの必要性を平易に解説しています。

 請求記号 S081.6/2371/23
   配架場所 図書館1階 開架小型   

北村達也[著](知能情報学部 )     『はじめてのMATLAB』

<教員自著紹介>
 MATLABは使い易い数値計算システムで,様々な計算や多彩なグラフのプロットができます.プログラムを作れば自動的な処理も可能です.この本は,MATLABの初心者(文系学生も)を対象にして,できるだけ平易かつ丁寧に解説したものです.MATLABは本学のコンピューターにも導入されていますので,まずはExcelとはレベルの違う美しいグラフを体験してみてください.

 
■『はじめてのMATLAB
■北村達也[著] 近代科学社  2016年10月              
■請求記号 410//2263
■配架場所 図書館1F 教員著作コーナー
■著者所属 知能情報学部 教授

服部正[編著] (文学部) 『障がいのある人の創作活動 :実践の現場から』

<教員自著紹介>
 障がいのある人の創作活動に関心を持つ人が増えている。しかし、その分野についてもっと詳しく知りたいと思った時、手軽に参照できる本というのが、実はあまりない。その隙間を埋めたいというのが、本書のねらいだ。創作活動の現場や美術界の最前線で、長年にわたって障がいのある人の創作に関わってきた20名の執筆者が集い、自身の経験に即して幅広い視点から実践的に論じたもの。

 
■『障がいのある人の創作活動 :実践の現場から
■服部正[編著] あいり出版  2016年7月              
■請求記号 702.06//2055
■配架場所 図書館1F 教員著作コーナー
■著者所属 文学部 准教授

 
■服部先生からのお薦め本
『アドルフ・ヴェルフリ 二萬五千頁の王国』
国書刊行会 2017年1月出版 (監修:服部正)

  

川口茂雄 ほか編著(文学部)『リクール読本』

<教員自著紹介>
 《物語論》で知られる、現代フランスを代表する哲学者のひとり、ポール・リクールの思想を解説する、本邦初のガイドブックです。リクールは、社会学や精神分析学の見解を取り入れながら、フランスの最新の歴史学理論をも用いて、《歴史》や《物語》について哲学的に考察しました。
 テレビドラマや、トランプ氏の挑発的発言といった、根拠不明のイメージや言葉から、《過去》や《歴史》を私たちはなんとなく認識しています。しかし、解釈抜きの“真の過去”が存在する、と考えるのも素朴にすぎます。過去をどう言葉にするか。“ポスト真実”時代の「解釈の衝突」をどうとらえるか。そのためのヒントがリクールの哲学にはあります。

 
■『リクール読本』
■川口茂雄 [ほか編著]   法政大学出版局  2016年7月
■請求記号 135.5//2171
■配架場所 図書館1F 教員著作コーナー
■著者所属 文学部 准教授

 
■川口先生からのお薦め本
・『時間と物語(Ⅰ~Ⅲ)』ポール・リクール著 
・『記憶、歴史、忘却』 ポール・リクール著  久米博訳 新曜社        
■請求記号 201.1/1/2006
■配架場所 図書館1階 開架一般        

富樫公一 著(文学部)『不確かさの精神分析 : リアリティ、トラウマ、他者をめぐって』

<教員自著紹介>
 現実は予測不能でその本質は見えず、他者は操作不能でとらえがたい。現実の中で人とかかわることは、不確かさと向き合って生きることである。臨床精神分析は、その中で生きる人の苦悩と喜びにどう向き合い、そこにどんな意味を与えることができるのだろうか。欧米での著作を通して精神分析の「倫理的転回」をけん引する理論家の一人である著者が、米国の最新の知見をわかりやすく紹介する。

 
■『不確かさの精神分析 : リアリティ、トラウマ、他者をめぐって
■富樫公一[著] 誠信書房  2016年4月      
■請求記号 146.1//2328
■配架場所 図書館1F 教員著作コーナー
■著者所属 文学部 教授

 
■富樫先生からのお薦め本
『臨床場面での自己開示と倫理~ 関係精神分析の展開』
富樫公一 [ほか著] 岩崎学術出版社 2016年11月