1-2. 語学学習室」カテゴリーアーカイブ

ドイツ語『Bergkristall』Adalbert Stifter

語学学習室からのBookReviewです☆
ドイツ語 【レベル2】 847/D/2
Title: Bergkristall (水晶)
Author: Adalbert Stifter
Series: Deutsch als Fremdsprache. Leichte Literatur A2

アーダルベルト・シュティフターの短編小説集『石さまざま』より、『水晶』です。
少年コンラートと少女ザンナは、山中にあるおばあさんの家を訪ねる。
その帰り道に、雪が降ってくる。
白い雪と氷は少年と少女を誘い・・・
地下で結晶した鉱物と対峙するような感覚を読むことができる美しい物語。
Deutsch als Fremdsprache.のLeichte Literaturはドイツの昔話・文学をやさしく書き直したシリーズです。

『The Fox (Volpone)』Ben Jonson

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 837/O/2
Title: The Fox (Volpone)
Author: Ben Jonson
Series: Penguin Readers ; level 2

イギリスの劇作家ベン・ジョンソンが1606年に書いた喜劇の一幕。
金持ちのヴォルポーネ(キツネ)と召使のモスカ(蝿)が共謀して3つの“ゲーム”を仕掛けます。
まず“死にそうなゲーム”。
話を聞きつけて、遺産を狙う人々が次々と現れ・・・。
それから彼らが思いついたゲームとは?
お金に対する執着を滑稽に描いた寓話です。
戯曲(台本)形式になっているので、なりきって音読しても面白いかも?

ドイツ語 『Till Eulenspiegel』

語学学習室からのBookReviewです☆
ドイツ語 【レベル2】 847/D/2
Title: Till Eulenspiegel (ティル・オイレンシュピーゲル)
Series: Deutsch als Fremdsprache. Leichte Literatur A2

中世北ドイツに実在したとうわさされる伝説の道化師ティル・オイレンシュピーゲルの逸話集。
バカバカしいものから、なるほど!と手を打つものまで、親しみやすい物語です。
常に人を引っ掻き回し続ける彼の話は、ドイツだけでなく、世界中で有名ですが、特に名高いのはティルの最期のエピソード。
どんなものかは・・・
Deutsch als Fremdsprache.のLeichte Literaturはドイツの昔話をやさしく書き直したシリーズです。

ドイツ語『Fräulein Else』Arthur Schnitzler

語学学習室からのBookReviewです☆
ドイツ語 【レベル2】 847/D/2
Title: Fräulein Else (エルザ嬢)
Author: Arthur Schnitzler
Series: Deutsch als Fremdsprache. Leichte Literatur A2

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したオーストリアの劇作家シュニッツラーの『エルザ嬢』です。
弁護士令嬢で19歳のエルザはアルプスにリゾートに来ている。
新しい出会い、できれば素敵な恋を期待していたエルザの元に、急を知らせる手紙が届いた。
彼女の父が大金を必要していて、そのお金が手に入らないと、彼女の家は破産してしまうという・・・
Deutsch als Fremdsprache.のLeichte Literaturはドイツの昔話・文学をやさしく書き直したシリーズです。

『William Tell』Friedrich von Schiller

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル1】 837/P/1
Title: William Tell
Author: Friedrich von Schiller
Series: Penguin Readers ; level 1

14世紀初頭。そのころのスイスはオーストリアに併合され、人々は圧制に苦しんでいた。
かの有名な“ウィリアム・テル”は戦士ではない。
平和を愛する1人の男が、どうやって国の誇りと人々を守るのか。
戯曲(台本)形式になっているので、音読するのもおすすめです。

『A Murder is Announced』Agatha Christie

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル5】 837/P/5
Title: A Murder is Announced
Author: Agatha Christie
Series: Penguin Readers Level.5

その日の朝、新聞の奇妙な広告欄を見てチッピング・グレッグホーンの住人たちは驚きます。
「殺人を予告いたします。10月29日金曜日 午後6時30分、リトル・パドックスにて。」
何か楽しいことが起こると思い、リトル・パドックスの館に集まる人々。
そして午後6時30分になると部屋の電気が突然消え、銃声が…。
それは正真正銘の殺人予告だったのです!
クラドック警部から相談を受けたミス・マープルは真相解明に乗り出しますが、第2、第3と次々に殺人事件が…。
嘘をついているのは誰なのか?果たして事件は解決するのか?
アガサ・クリスティー「ミス・マープル」シリーズの人気作。
謎解きのカギはタイトル『予告殺人』にあるかもしれません。