現在、図書館1階入ってすぐのところで、ブックカバ―デザインの投票を実施中です。期間は1月31日まで。提出されたデザイン案は3つ。図書館にお寄りの際はぜひ投票していってください!

現在、図書館1階入ってすぐのところで、ブックカバ―デザインの投票を実施中です。期間は1月31日まで。提出されたデザイン案は3つ。図書館にお寄りの際はぜひ投票していってください!

本日より、図書館1階エントランスおよび2階ヘルプデスク前の展示ケースにて、「イギリス小説と挿絵画家」の展示を実施しています!
19世紀末、イギリスで活躍した小説家ディケンズの初版本のほか、ディケンズ作品の剽窃本や挿絵画家に関する本、街頭で売られていた風刺画入りの娯楽小説や政府批判の印刷物など、当時のロンドンの生活を感じられる貴重資料を展示しています。
世界的にも貴重な本がたくさん展示されていますので、ぜひ一度ご見学ください!

<展示場所> 図書館エントランスホール,2階ヘルプデスク前
<展示期間> 2022年12月14日~1月下旬
※1階ゲート前に、ディケンズ作品の特設コーナー(貸出可)も設置しています。
<作品紹介のチラシを特設コーナーにて配布中>
※展示はどなたでもご覧いただけます。学外の方で、2階展示の観覧を希望される方はカウンターに見学をお申し出ください。
2022年12月1日(木)に製本教室「本の表紙で作ろう!本型ミニチュアノート&付箋帳」を開催しました。岩波書店の許諾を得た本の表紙を使用し、ミニチュア本のようなノートと付箋帳を作製しました。
岩波書店創業時の夏目漱石とのエピソードなどを紹介した後、ミニチュアノートと付箋帳の作製に取り掛かりました。参加者は、スタッフの説明をしっかり聞き、手順を間違えないように丁寧に作業され、それぞれが選んだ表紙のミニチュアノート&付箋帳が完成!(『くまのプーさん』『星の王子さま』『坊っちゃん』の表紙が人気でした。)
「簡単に作れてかわいいノートができた」「付箋は授業で使いたい」など、嬉しい声をいただきました!


図書館では、現在、英語多読学習にチャレンジする多読チャレンジャーを募集しています。
今年度のチャレンジ期間は3/31までとなっています。エントリーは図書館1階カウンター、下記メールで受け付けていますので、こちらもぜひチャレンジしてください!
→ toshokan-itaku@adm.konan-u.ac.jp
11月23日(水)に、「2022年度兵庫県高等学校ビブリオバトル大会」を開催しました。
今年度は、県下28校からご参加いただきました。
予選は5グループに分かれて実施され、各グループでチャンプを勝ち取った5名で決勝戦が行われました。
抑揚をつけて熱い思いを表現する方、俳優レベルの朗読を披露する方、淡々と染み入る語り口で心に迫る方、コミュニケーションをとりながら観客と感動を共有する方、、、。それぞれに工夫を凝らしたレベルの高い発表で、誰が優勝してもおかしくない状況でした。
白熱した接戦を制して優勝したのは、兵庫県立神戸高等学校 西田映さんです。

チャンプ本は、三秋縋『三日間の幸福』(メディアワークス文庫)KADOKAWA, 2013年でした。この本が語る「美しさ」を見事に表現された、観客を魅了する発表でした。
準チャンプ本となったのは、以下の4名がご紹介された本です。(発表順)

兵庫県立鳴尾高等学校 野村光希さん
東野圭吾『人魚の眠る家』幻冬舎, 2015
雲雀丘学園高等学校 山岡俊輝さん
夏木志朋『二木先生』 ポプラ社, 2022
白陵高等学校 野村多真希さん
重松清『青い鳥』 新潮社, 2007
神戸市立六甲アイランド高等学校 原田愛季さん
まさきとしか『完璧な母親』幻冬舎, 2016
それぞれに、素晴らしい発表でした。

今年度の大会で発表された本と参加校は、こちらをご参照ください。
ご発表いただいた皆様のこれからのご活躍に期待しています。
また、総合司会を務めていただきました、甲南大学文化会KSWL(放送部門)の中山さんをはじめ、ご協力いただいた学生スタッフの皆様もありがとうございました。
2022年11月17日(木)に、「ふれてみよう、イスラエルの文学の今:ウズィ・ヴァイル『首相が撃たれた日に』出版記念講演&朗読の夕べ」を、甲南大学文学部のチーム「文学、あります(代表:秋元孝文先生)」と共同で開催しました。
18時からと少し遅い時間の開催でしたが、オンラインを含めて多数の方にご参加いただき、ありがとうございました。
ウズィ・ヴァイル氏は、自身とその小説について真摯に語って下さり、心を打つ講演でした。個人的には、今回の日本語版の出版に際して、「(日本語が分からないので、)自分の小説なのに自分では表現をコントロールできない。それがどのように受け止められるか、それが興味深く楽しみだ」と話されたことが印象に残りました。
講演の後、ウズィ・ヴァイル氏と大谷賢治郎氏による朗読がありました。ブラックユーモアと愛にあふれる作品を、惚れ惚れとするいい声で朗読いただき、心地よい夕べになりました。
ウズィ・ヴァイル氏からも「毎晩寝るときに聞きたい」と言わせた大谷氏の朗読も流石ながら、ウズィ・ヴァイル氏ご自身も素敵な声でした。

最後のQAセッションでは、ご来場の皆様から様々な質問を頂きました。
ご質問の内容も興味深いものでしたが、国立民族学博物館の赤尾光春先生が、ヘブライ語で通訳してくださったので、日本語とヘブライ語が組み変わる不思議な体験を味わえる時間でもありました。「ヘブライ語は数千年の断絶を経て近年人工的に再生された言語であり、ずっと使われながら変化し続けてきた日本語とは違う」というご回答の一節に、異世界を感じました。
本講演・朗読は、YouTubeでアーカイブをご視聴いただけます。
ウズィ・ヴァイル『首相が撃たれた日に』出版記念「ふれてみよう、イスラエルの文学の今」
講演:ウズィ・ヴァイル(作家)
日本語朗読:大谷賢治郎(演出家)
QAセッションの通訳:赤尾光春(国立民族学博物館)
講演日:2022年11月17日(木)18時~

ウズィ・ヴァイル氏のご著作については、以下からご確認ください。
ウズィ・ヴァイル 著「首相が撃たれた日に」河出書房新社, 2022.10.26
ISBN:978-4-309-20868-8
本イベントは、KONAN プレミア・プロジェクト We Love Books 「文学、あります」のプレイベントとして開催いたしました。次年度も、甲南大学文学部と甲南高等学校・中学校の教員によるチームと甲南大学図書館が共同で、文学イベントを実施する予定です。
ぜひ、来年にもご期待ください。
(図書館:今野)
11/7(月)~11/11(金)の5日間、神戸市立本山南中学校2年生3名と、神戸市立住吉中学校2年生2名がトライやる・ウィークとして図書館で業務を体験しました。
図書館カウンターでの貸出・返却業務や、目録・受入・除籍等のバックヤード業務、ブックカバー・レビュー作成、語学学習室の展示を行いました。

今回は2校が同じ日程での体験となり、始めは緊張していた中学生たちも最終日には学校の分け隔てなく協力して業務を行ってくれていた姿が印象的でした。
利用者の皆さまも中学生に温かくお声かけいただくなど、ご協力ありがとうございました。
中学生が作成したブックカバーとレビューは図書館1Fカウンター前で提供・展示しています。
