2.おすすめの本」カテゴリーアーカイブ

『福島原発事故東電テレビ会議49時間の記録』

『福島原発事故東電テレビ会議49時間の記録』 福島原発事故記録チーム 編
  図書館 1階開架一般 543.5//2110

『福島原発事故タイムライン2011‐2012』 福島原発事故記録チーム 編
  図書館 図書館 1階開架一般 543.5//2111

    東電が隠し続けたテレビ会議映像記録。
    「運命の49時間」に刻まれた東電幹部の肉声をすべて明らかにする。
    福島原発事故を検証する基礎資料の決定版。
    
  みなさんも東京電力が福島原発事故後の社内テレビ会議の映像を見られたと思います。
  事故の拡大を食い止めようとする現場と本店との緊迫した状況のやり取りの中で、
  当時の吉田昌郎所長が「ディスターブ(邪魔)しないでください」と言った言葉は
  記憶に残っているでしょう。

『死の淵を見た男 : 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』 門田隆将 著
  図書館 2階中山文庫一般 543/KA

  この吉田所長は2013年7月に食道がんで逝去されています。
  その吉田所長の証言をもとに書かれたノンフィクションです。
  是非、読んでほしい一冊です。

Malala Yousafzai 『I Am Malala』

『I Am Malala: The Girl Who Stood Up for Education and Was Shot by the Taliban』
Malala Yousafzai 著
  * わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女
図書館 1階開架洋書 929.8//4006

  女性が教育を受ける権利を訴えて、イスラム武装勢力に銃撃された
  16歳のパキスタン人少女、マララ・ユスフザイさんの自伝。
 
    *自伝によると、当時、若い男が下校途中のバスを止め、「誰がマララかな」と尋ねた。
     誰も答えなかったが、何人かの少女がマララさんの方を見た時、拳銃を向けたという。
     銃撃後は、意識のない状態が1週間続いた。
     搬送先の英国の病院で意識が戻った際は、
     「『神様ありがとう。私は死んでいない』と思った。 でも、自分がどこにいるか分からなかった」
     と振り返った。  (読売新聞より)

日本語訳版『わたしはマララ』も、1階一般開架(289.2//2103)にあります。

『恋しくて』、DVD『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』

『恋しくて』村上春樹訳
図書館 2階中山文庫一般 908.3//2005

  『甘くて苦い粒選りの10編 
  村上春樹が選んで訳した世界のラブ・ストーリー+書き下ろし短編小説
  初心者の震えも、上級者の迷いも、「恋する心」に変わりはありません』(帯より)

 ノーベル文学賞を受賞したアリス・マンローの「ジャック・ランダ・ホテル」や、
 訳者・村上春樹の描き下ろし「恋するザムザ」が収録された恋愛小説の短編集です。
 今話題の一冊、ぜひ読んでみてください。

 図書館には、他にもアリス・マンローの本を所蔵しています。
 『イラクサ』(2階中山文庫一般 933/MU)
 『林檎の木の下で』(2階中山文庫一般 933/MU)
 『記憶に残っていること』(2階開架一般 908.3//2001)    など

 

DVD『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』(Away from Her)
図書館 1階視聴覚 DVD//L735

 アリス・マンロー『イラクサ』のなかの短編小説『クマが山を越えてきた』を映画化したものです。
  ※DVDは図書館内でのみ視聴できます。
   利用方法:1Fカウンターで利用を申し込み後、視聴覚コーナーで利用してください。
   利用時間:閉館10分前まで (受付は17:50(土曜日は12:50)まで)

『失敗の本質 : 日本軍の組織論的研究』

図書館では、毎年、新入生の方向けに「お勧めの本」や読書法、図書館や本との付き合い方などを先生方に紹介して頂いています。
(紹介文は、「教員おすすめ」メニューから読むことができます。)
どの本も面白そう、と思っていたのですが、その中で経営学部の池田先生からお勧め頂いた本を読んでみました。

『失敗の本質 : 日本軍の組織論的研究』1984年
393.3//17 図書館 3階書庫一般

先生、これは難しいです! でも、すごく面白いです!

太平洋戦争で、「日本はなぜ負けたのか。」
物資不足だけではなく、ヒト・モノ・カネの使い方や、意思決定の流れ、つまり「組織」に致命的な欠陥があったのではないか、という仮説を検証した本です。
(読んでみると分かるのですが、これは大変な作業です・・。)

この『失敗の本質』が今、再び注目を集めています。
それは、東日本大震災という危機に対して、日本が再び「失敗」したからです。
(さらっと書きましたが、深刻な問題です。)
なぜ、日本人は危機的状況に弱いのか。
経営者を中心に、この問題に向き合おうとする人々が、この本を読んでいます。

でも、やはり、少し難しすぎる・・・という方のために、入門書が出版されました。
写真の一番上の本です。

『「超」入門 失敗の本質』2012年
391.3//2011 図書館1階開架一般

こちらは池田先生からはご紹介がありませんでしたが、初心者向き。
写真や図を使って「超」わかりやすく説明されているだけでなく、ビジネス現場での事例も取り上げられています。

そして、同じ2012年に、オリジナルの執筆陣からも、新しい『失敗の本質』が出版されました。(こちらの本が、池田先生お勧めの本です。)

『失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇』
391.3//2010 図書館1階開架一般

新たな執筆陣を加え、1984年に出版された後に判明した新事実も加えられています。
ビジネスの事例や現代社会への提言なども加えられており、より実践的になっていました。

初版を出版して以来、研究を続けてこられた編著者の野中先生は、リーダーシップの本質として突き当たったコンセプトは「フロネシス(賢慮・実践知)」であると記しています。
「フロネシスの中身を一言で言えば、個別具体の物事や背後にある複雑な関係性を見極めながら、社会の共通善の実現のために、適切な判断を素早く下しつつ、みずからも的確な行動をとることができる「実践知」のことをいう。そうした知を備えたリーダーがフロネティック・リーダーだ。」(まえがきより)
・・・一言で説明されるとよくわからないですよね。
ここから先は、読んでみてください。人生を変えられるかも知れませんよ。

失敗から学ぶことができなければ、新しい時代は作れない。
異質を取り込まなければ、イノベーション(革新)は生まれない。

「新たな環境変化に対応するために、自己革新能力を創造できるかどうかが問われているのである。」
(初版巻末より引用)

がんばりましょう!

(Konno)

『まんが哲学入門 : 生きるって何だろう?』  

『まんが哲学入門 : 生きるって何だろう?』  森岡正博、寺田にゃんこふ著
図書館 1階開架小型 S081.6/2216/23

   全頁マンガの哲学入門書です。
   誰もが一度は考えたことのある問いに、「時間」「存在」「私」「生命」の4つのテーマから迫ります。

    「私はどうして生きなければならないのだろうか?」
    「生きるとは何?」
    「死ぬとは何?」
    「なぜ私はひとりなの?」
    「私はなぜ存在しているの?」

   マンガで描かれているので、読みやすいです。 是非、手に取ってみてください。

小寺洋一著『白い杖のひとり旅 : ニュージーランド手探り紀行』  

『白い杖のひとり旅 : ニュージーランド手探り紀行』  
 図書館 2階中山文庫一般 297/KO
   
 著者は、立命館大学4年生の時、実験中に化学薬品を顔面に受け、半年後に両目を失明した。
 点字や歩行訓練等を行い、京都府立盲学校に入学。
 その後、3ヶ月間のニュージーランドへひとり旅にでる。
 そして、甲南大学文学部人間科学科へ編入、卒業し、本学の大学院に進む。
 全盲ではじめての臨床心理士の資格を修得し、カウンセラーとして社会へ。
 現在、京都市のスクールカウンセラーとして勤務。

全くひとりの海外旅行。
 知らない土地で、ホテルを探すこと、食事をすること、レジで支払うお札をどうして見分けるか?
 数々のハプニング・孤独・・でも、多くの人との出会い、多くの親切・・・
前向きに挑戦する姿に勇気をもらえる1冊です。