月別アーカイブ: 2013年10月

2013年度 店頭選書を実施しました。

10月22日(火)、ジュンク堂書店大阪本店にて、学生5名と職員が図書館の本を選書しました。
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図書館に置いて読んでもらいたいという本を書棚から選んで、ハンディーターミナルで裏表紙のISBN(バーコード)をスキャンしていきました。
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**経営学部4年 谷口さん からのコメント**
私は初めて店頭選書ボランティアに参加しました。ジュンク堂さんはたくさんの本があり、初めはどんな本を選べばいいかとても迷いました。
私は本を読むのが好きなので、よくミステリー小説を読みます。しかし、勉強に関する本も選ばなければならなく、少しプレッシャーでした。
とりあえず興味のある本を選んでいましたが、徐々に「こんな本をみんなに読んでほしい」「この本を読むとみんな勉強になるのでは」と考えながら選ぶようになりました。
すると本を選ぶことが楽しくなってきて、2時間という時間はあっという間に過ぎてゆきました。
ぜひ、みなさんに私が選んだ本を読んでほしいです。そして少しでもみなさんの知識となって、こんな本もあるんだな、と興味を持っていただきたいと思います。
図書館に私の選んだ本が並ぶ日を楽しみにしています。

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**大学院 自然科学研究科1年 野々口さん からのコメント**
今回、参加者の中では理系は私だけだったので、専門分野はもちろんのこと、物理や化学など、専門とは異なる分野に関する本も選んだ。
本の選択は学部生に読んでもらいたいものを基準としている。制限として、コミック、雑誌、文庫、新書、ハウツーもの、ワークブック、政治家・宗教家の著作、付属資料のあるものは対象外となっているが、それ以外なら何でもよく、資格本、就職・部活動関係のものでも選ぶことができる。
理系の専門書は選択が難しいものがある。研究内容が違えば読む本が全く異なる場合があるからだ。また、基礎的な本だと教科書で代用できるため、わざわざ図書館で利用しないかもしれない。プログラミングに関する本であれば、種類こそ多いが、メジャーなCやJava関係ならともかく、マイナーなものだと学部生はなかなか利用しないのではないのだろうか。そうこう考えているうちに、周りが100冊200冊選びだしたのに対して、私が選んだ本は午前で30冊にも満たなかったのだった。午後からは部活動や趣味など自分の読みたい本を中心に選び、午前よりも多く選ぶことができたが、それでも100弱といったところだ。
日頃、私は文庫や雑誌を選ぶことはあっても、専門書は授業の教科書や教授に指示された本や研究に使用する本を読むばかりだったので、こうして自分から、しかも大量に専門書を選ぶ経験が少なかった。今後は知識を増やすために、これまで目を向けてこなかった棚をじっくり見てみようと思った。

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**経済学部3年 平尾さん からのコメント**
今回初めて参加させていただき、司書になったような気持ちでした。司書という職にあまり興味がなく何してるのか知らなかったのですが、このように本を選んでいるのだと知りました。学部で使う本など滅多に時間をかけて見ることはないのですが、今回やってみて興味が湧きました。
何事もチャレンジが大切だと思いました。

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**文学部日本語日本文学科3年 堀井さん からのコメント**
初めて店頭選書に参加しました。
なるべくレポートなどで使えそうな本を選んだつもりですが、冊数が多くなってしまい、司書さんたちに負担をかけてしまいました。
でも活動は楽しく、図書館業務に少し関われたのもうれしかったです。
また機会があれば参加したいと考えています。

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**経済学部4年 青木さん からのコメント**
人生初、選書をしました。私は経済学部に所属しているので、経済に関する読み物を180冊ほど選びました。そして、経済学を専攻している方々以外の人が、それらを読んでもなるべく理解し易そうな本を選出させて頂きました。しかし、私の好きな分野である「経済思想」が選んだ本の半分を占めているのはご愛嬌として許して欲しいです。午前から夕方までの長時間の作業でしたが、選書という体験は素晴らしかったです。多くの本を読んで目も肩も疲れましたが、それ以上に私の持つ経済の知識が少しばかりか広がりました。
私は4年生でもう卒業です。もしも興味のある下級生は次回参加したほうが良いと思います。この経験に損はありません。

ご協力いただいた学生さん、ありがとうございました。
図書館では年1回、店頭選書を実施しています。
興味を持った人は是非次回参加してみてくださいね。

鈴木基史(会計専門職専攻) 『法人税申告書 別表4・5ゼミナール』平成25年版

<教員自著紹介>
実務上、法人税の勉強の終着点は、申告書が書けるかどうかにあります。法人税の申告書は頁数代わりに、別表1、別表2…といういい方をしますが、中心になるのは別表4(税務上の“損益計算書”)と、別表5⑴(税務上の“貸借対照表”)の2枚です。
本書では、この2枚の表に的を絞って、それぞれの表の役割、相互関連、さらには各種ケースの書き方を詳しく解説しており、別表4・5に関し問題となる論点は、本書に網羅されています。
 
■鈴木 基史『法人税申告書 別表4・5ゼミナール』平成25年版 清文社 2013年8月
■請求記号 345.3//2215
■配架場所 図書館1階開架一般
■著者所属 会計専門職専攻 教授
 

鈴木基史(会計専門職専攻)『重点解説 法人税申告の実務』平成25年版

<教員自著紹介>
会社で経理業務を行う際、税理士等の職業会計人や経理担当者は、法人税法の全分野を網羅した百科事典タイプの手引書を使って仕事をしています。
しかし、そうした手引書は2,000頁以上の大部にわたるため、一般の人にとっては<使いこなすのが一苦労>となっています。
本書は、実務でほとんど登場しない特殊項目の解説を省略し、通常の企業が通常の事業年度の決算と申告で必要とする、コンパクトな「実務手引書」となっています。
 
■鈴木 基史『重点解説 法人税申告の実務』平成25年版 清文社 2013年7月
■請求記号 336.98//2262
■配架場所 図書館1階開架一般
■著者所属 会計専門職専攻 教授
 

鈴木 基史(会計専門職専攻)『やさしい法人税』平成25年度改正

<教員自著紹介>
法人税法は毎年改正されます。その都度勉強をしなければなりませんが、基礎知識がしっかりしていれば対応が容易です。どんな勉強でもそうですが、原理原則をおろそかにせず、物事の本質をつかもうとする姿勢が大切です。
本書は、枝葉をばっさり切り捨て、幹を膨らませた内容となっています。「なぜそうなのか」の意識を常に持ち、“タックス・マインド”を養成するための教科書です。
 
■鈴木 基史『やさしい法人税』平成25年度改正 税務経理協会 2013年7月
■請求記号 345.3//2217
■配架場所 図書館1階開架一般
■著者所属 会計専門職専攻 教授
 

鈴木 基史(会計専門職専攻)『最新法人税法』新版

<教員自著紹介>
税法は法律科目ですが、法人税法は他の税法と違って、簿記会計をベースに成り立っています。そこで本書では、簿記会計を学習済みの人が法人税法をスムーズに理解できるように、会計と税務の違いを対比させながら解説しています。
また、法人税法で取り扱う内容には膨大なものがあり、一度にすべてを学習すると消化不良を起こすことになりかねません。そこで本書は、公認会計士試験の出題範囲に絞った内容としました。
 
■鈴木 基史『最新法人税法』新版 中央経済社 2013年9月
■請求記号 345.3//2216
■配架場所 図書館1階開架一般
■著者所属 会計専門職専攻 教授
 

鈴木 基史(会計専門職専攻)『個別事例でわかる:法人の修正申告実務』

<教員自著紹介>
企業は毎年、法人税の申告をします。そして3年ないし5年ごとに税務署の調査があり、そこで間違いを指摘されれば「修正申告」が必要になります。
修正申告を行う機会は数年に一度のことなので、毎年行う確定申告と比べて、書類作成や経理処理などに戸惑うことが多々あります。本書では、修正申告に焦点を当て、その実務処理を解説しています。
 
■鈴木 基史『個別事例でわかる:法人の修正申告実務』 清文社 2013年10月
■請求記号 336.98//2261
■配架場所 図書館1階開架一般
■著者所属 会計専門職専攻 教授