月別アーカイブ: 2014年11月

安積敏政(経営学部) 『実態調査で見た中堅・中小企業のアジア進出戦略「光と陰」』

<教員自著紹介>
 本書は、日本の中堅中小企業のアジア進出実態をアジア20ヵ国・地域100社超の現地法人を直接訪問し、インタビューした結果をまとめた実証研究である。進出時の検討、進出後の現地経営の困難さ、そして志半ばでの事業縮小・撤退という3段階で日本の中堅中小企業は何と格闘して、どのように解決しようとしているのか。本書に、筆者が訪問した現地法人の中から42社の具体的事例をも収録している。
 
■『実態調査で見た中堅・中小企業のアジア進出戦略「光と陰」』 安積敏政著 日刊工業新聞社 2014年8月
■請求記号 338.92//2194
■配架場所 図書館1階開架一般
■著者所属 経営学部 教授
■安積先生からのお薦め本
『竹中流「世界人」のススメ』 PHPビジネス新書  2013年3月4日発行(248頁) 竹中平蔵著
 ISBN978-4-569-81011-9
 副題に「日本人が世界に飛び出すための条件」が付いている。
著者は、現在、慶応義塾大学の教授であり、2001年に小泉内閣で経済財政政策担当大臣に就任し、その後、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣などを務めた。
著者は“世界は広い。世界を知ることは楽しい。そんな世界で活動することはもっと楽しい。そしてそれは、誰にでも可能だ。”と言う。
「世界を目指すことの必要性、そして楽しさ」、「世界と競争する覚悟を持つ-グローバル人材に必須のマインドとは-」、「世界は今、どうなっているか」、「世界と戦うために必要な力とは何か」を極めて平易に解説している。日本国内に引き籠りの学生にとって“目から鱗“の書であり、グローバル人材になるための入門書である。
 
 

前田忠弘(法学部)[ほか]著  『刑事政策がわかる』 

<教員自著紹介>
 近年、社会の「安心・安全」を確保する最後の手段に刑務所が位置づけられ、「刑事施設の福祉施設化」が生じています。様々な理由から、生きることの困難な人々に福祉的支援を行うことによって、このような状況を克服することができるのではないでしょうか。本書は、〈厳罰化・社会防衛・監視〉と〈適正手続き・自由と人権・共生〉という対抗軸のなかで、刑事政策の現状と課題を考えます。
 
■『刑事政策がわかる』前田忠弘[ほか]著 法律文化社、2014年10月
■請求記号 326.3//2122
■配架場所 図書館1階シラバス
■著者所属 法学部 教授 
■前田先生からのお薦め本
『ルポ・罪と更生 』西日本新聞社会部著 
 法律文化社(2014年)  
 請求記号 368.6//2053
 配架場所 図書館1階開架一般
 

第2回ビブリオバトルを開催しました。

10月29日(水)ギャルリーパンセにて第2回ビブリオバトルを開催しました。
「ダメ男・ダメ女」をテーマに、5名の発表者がおススメの本を紹介し、どれだけ多くの観覧者がその本を読みたくなったかを競い合いました。
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『B面の夏/黛まどか著』文学部日本語日本文学科3年次生 川嶋 健佑さん
『愛の国/中山可穗著』文学部日本語日本文学科4年次生 隅 裕胡さん
『図書館警察/スティーヴン・キング著』理工学部物理学科3年次生 地主 大輝さん
『人間失格/太宰治著』法学部法学科3年次生 西川 仁清さん ※交通機関遅延のため欠席
『1ドルの価値 他21編/O.ヘンリー著』文学部人間科学科3年次生 生駒 祐樹さん
『落下する夕方/江國香織著』文学部日本語日本文学科4年次生 香川 文菜さん
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今回のチャンプ本は、生駒祐樹さん発表の短編集『1ドルの価値 他21編』に決定しました。
ビブリオバトルにて発表された本は、図書館1階カウンター前に展示しています。
ぜひご覧ください。

11/4(火)~11/7(金)までの4日間、神戸市立本山南中学校2年生3名を受け入れました。

11/4(火)~11/7(金)までの4日間、
神戸市立本山南中学校2年生3名を受け入れました。
カウンター業務や図書の配架など、図書館およびサイバーライブラリで様々な業務を体験しました。
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おすすめの本のレビューと、ブックカバーの作成も行いました。
読書家の3人らしい楽しいレビューは、図書館2階中山文庫コーナーに展示しています。
思い思いの作品に仕上がったブックカバーは、11月末日まで図書館1階カウンター前で
提供しています。
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ぜひご覧ください。