KONANサーティフィケイト4年生授与式

 3月7日に、今年卒業する4年生のKONANサーティフィケイト認定者を対象に、授与式を開催しました。
 iCommonsで学長から祝辞と表彰状が授与され、

 そのまま食堂で茶話会へ。先生方と学生、職員で和やかに談話、また一人ずつ感想をもらいながら賞状と記念品授与。ケーキもとても美味しかったです!


 最後は全員で記念撮影。皆さん、認定おめでとうございます!

ブックカバーグランプリ決戦投票受付中!

2017年度ブックカバーグランプリの決選投票を図書館エントランスで受付中です!
今年は以下の2点。1か2、グランプリにふさわしいと思う方を選んで投票してください。
図書館エントランスに投票箱を設置しています。
投票期間は3/15までとなっています。ぜひ投票をお願いします!

学生企画による児童文学の特設コーナー設置中!

現在、図書館入館ゲート入ってすぐのところに、学生企画による児童文学の特設コーナーが設置されています!
ポップと一緒に本が展示されていますので、児童文学に興味のある方はぜひ手に取って読んでみてください。そのまま貸出も可能です!

『児童文学の世界から読書を始めよう』
小中学生の頃に親しんだ、 児童文学の世界から読書を始めてみませんか。
児童文学とは、 0歳から10代の読み手や聞き手を対象とした文学作品のジャンルです。
懐かしの、 子どものために書かれた本を、 大人になった今読み返して、 魅力を再発見してみませんか。
児童文学作家の書いた、一般向けの作品とは どのようなものなのでしょうか。
児童文学作品や児童文学作家の一般書を展示することを通して、読書の魅力を再発見して頂ければ幸いです。(特設コーナー展示ポスターより)

↓は学生さん主導での展示設置作業風景。作業時間は約3時間、お疲れ様でした。

長月達平 『Re:ゼロから始める異世界生活12』

  知能情報学部 3年生 匿名さんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

書名:Re:ゼロから始める異世界生活12
著者:長月達平
出版社:KADOKAWA
出版年:2017年

 

私が今回選んだのは「Re:ゼロから始める異世界生活」というライトノーベルの12巻です。この作品は主人公の菜月スバルがある日夜中コンビニから帰っているところ、脳内に何か声が聞こえ異世界に召喚されてしまうことから始まる、異世界ファンタジーとなっています。その召喚された世界でスバルはなぜか一度死んだら、生き返るという「死に戻り」という能力を手にすることになります。この能力を駆使しスバルはあらゆる困難に立ち向かっていくわけですが、この能力は、かなり特殊で自らが死に戻りしているということを言うことができないという、かなり厄介なものでした。物語でスバルは何度もこの死に戻りの能力を使うことになります。そして苦悩し、少しずつ前に進もうとします。この物語の最大の見どころは、スバルが何度も死に戻りすることで、スバル自身が病んでしまい、精神が壊れていく様が描かれているところです。普通の人間は、1回死ぬと二度と生き返ることはできません。しかし、スバルは自らが望んだわけではない能力により死に戻り、苦悩し葛藤します。その様はほかのどんな小説にもない、この物語の大きな特徴だと思います。そして、この12巻ではスバルは聖域という場所にとらわれた仲間を助けるために試練に挑むことになります。そこでは今まで触れてこなかった、菜月スバルという己と深く見つめあう場面が何度もあります。そこでのスバル自身の成長が12巻では一番の見どころだと私は思いました。

このようにこの作品では普段体験することのできない心情を味わうことのできるとても素晴らしいものだと思います。私はこの書評も見た人にはぜひ私と同じ体験をしてほしいと思います。これを読むことで、普段の生き方が少し変わるかもしれません。それぐらいこの作品には影響力があると思います。これを見た人は、この作品を見たら一度手に取ってみるのはいかがでしょうか。

 

現在、学生企画による書評展示を開催中!

現在、KONAN ライブラリ サーティフィケイトの1級要件である企画として、日本語日本文学科4年生、中西聖也さんの企画展示『読書の扉 明日への扉』(1/23~2/8)を、iCommons2階学生部前にて開催中です!

自身の書評だけでなくこれまで投稿された教員や学生のおすすめ本の書評をまとめ、きれいに展示してくれました。

展示されているおすすめ本は、 iCommons4Fや学友会館のTSUTAYAさんで購入することもできるように手配しております(生協会員割引もお得ですよ!)ので、気になった人はぜひ買って読んでみてくださいね。

展示の詳細はこちら

藤崎 彩織 『ふたご』

  知能情報学部 4年生 匿名さんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

書名:ふたご
著者:藤崎彩織
出版社:文藝春秋
出版年:2017年

 

「ふたご」とは、いつも一人ぼっちでピアノだけが友達だった夏子と、不良っぽく見えるけれども人一倍感受性の強い、月島。彼は自分たちのことを「ふたごのようだと思っている」と言いますが、いつも滅茶苦茶な行動で夏子を困惑させ、夏子の友達と恋愛関係になり、夏子を苦しめます。 それでも月島に惹かれる夏子は、誘われるままにバンドに入り、彼の仲間と共同生活を行うことになるのですが……。
ひとりでは何もできなかった少女が、型破りの感性を持った少年に導かれるままに成長し、自らの力で居場所を見つけようとする姿を描いた小説です。
僕が特に印象に残っている場面は、月島が高校をやめる場面で「やめてどうするのって思うかもしれないけど、でも俺はまず、こんな気持ちで学校に行ってどうるんだよって思った。今高校を辞めることよりも、学校にこのまま2年も行くほうが、ずっと絶望的だと思った。だから、何か違うことをやってみるよ。」逃げることだって、勇気はいるんだよ。と書いてあったところです。
世間一般的に高校を中退や、世の中のみんなが少しの我慢や大きな努力をして成し遂げるようなことから「逃げる」というのは、ネガティブな意見を持ちがちである。
逃げることだって、勇気はいるんだという言葉が印象に残った理由は、僕もネガティブな意見の持ち主だったからである。
今まで、障壁にぶち当たったとき逃げるのは恥だと思っていた。
しかし、この本を読み少し意見が変わった気がする。
僕にとって、有益な障壁、無益な障壁の判断をして誰よりも早く無益な障壁からは逃げることができれば、これからの人生に多大なる有益な障害にだけぶつかれると感じた。
もちろん、有益無益など考えずに障壁をこなしていけば、無益だと思っていたものでも自分の有益に進むことも少なくはないとは思うが、逃げることを恥だと思わず、逃げることも勇気がいることなんだと理解しているだけで自分にとって生きやすい世界で生きれるのではないかと感じた。
生きやすい世界で生きているだけじゃ成長はしないと言う人もいるだろうが、一度切りの人生を「生きやすいように生きた」っていいだろうし、「生きにくい人生を生きれずに死ぬ」そんな勿体ない人生を送るなら、誰に何を言われようが自分の人生は自分で決めて生き抜いてやると感じさせてくれた。
本を読んで思考が変わったのは初めてである。
実に狂気的な本だと感じ興奮した作品だった。