
■『特別展 : はたらく装いのフォークロア』
■ 埼玉県立歴史と民俗の博物館 , 2025.3
■ 請求記号 383.1//2133
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 埼玉県立歴史と民俗の博物館編集(戸邉優美(文学部))
<自著紹介>
はたらくことは、生きること。四方を海に囲まれ、豊かな山林や肥沃な大地に抱かれた日本では、人々は様々な環境で農耕、狩猟、漁撈などに励んできました。その際に身に着けた衣服や用具からは、はたらくための実用的な工夫や美意識を見ることができます。
この本は、令和7年に埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催した特別展「はたらく装いのフォークロア」の展示図録で、「田畑×仕事着」「山×仕事着」「海×仕事着」「仕事×晴れ着」の4つの切り口から、国指定重要有形民俗文化財を中心とした実際の資料をとおして、各地に伝えられてきたはたらく装いについて紹介しています。仕事着のことはもちろん、たくさんの民俗資料を博物館が収集保管することの意義についても考えてもらえると嬉しいです。