【第8回 甲南大学書評対決】 矢崎成俊著 『実験数学読本3:やりたくなる実験から考えたくなる数学へ』

4月24日(木)に開催された第8回 甲南大学書評対決(主催:甲南大学生活協同組合)で紹介された本です。

 

 

知能情報学部講師 奥村 真善美 先生からのおすすめ本です。

書名 :実験数学読本3:やりたくなる実験から考えたくなる数学へ
著者 :  矢崎成俊
出版社:日本評論社
出版年:2020年

奥村先生2冊目のおすすめ本です。数学について熱く語っていただきました。

 

以下、先生の書評です。

 

「数学って何の役に立つのだろう?」や「数学ってどういうところに応用されているのだろう?」といった疑問に対する一つの回答や示唆を与えてくれる一冊です。題材によっては小学生でも分かる or できる身近な現象や実験から、数学を応用したり、創り出したり、見出したりできる本となっており、例えば、独楽作りや紙で正四面体・正八面体を作るなど、単に実験・工作をするだけでも楽しめるのではないかと思います。個人的には対数とケプラーの第3法則についての内容が気に入っています。

この「実験数学読本」は第3弾まであり、第1弾とこの第3弾はゼミ生にも輪読してもらいました。複数人でワイワイ議論しながら読み進めていくのがおすすめです。

 

第8回 甲南大学書評対決、生協書籍部で実施中! | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)も合わせてご覧ください!