“村田沙耶香さん来学文芸イベント「外側に紡ぐ物語」事前授業-村田沙耶香を読む-”が行われました

11月10日(金)に、文学部の秋元孝文先生により、“村田沙耶香さん来学文芸イベント「外側に紡ぐ物語」事前授業-村田沙耶香を読む-”が行われました。

授業当日は、5限目にもかかわらず、いろんな学部の学生さんやリカレントの方など様々な年齢層の方が集まり、とても熱心に聴講されていました。

ゼミ形式で机を囲み、村田沙耶香さんのインタビュー動画を見てディスカッションしたり、『コンビニ人間』の前後の村田さんの作品の紹介を通して、作風の違いや主題の変遷を追いました。


殺人出産』、『地球星人』、『タダイマトビラ』・・・見えていたけど、見ていなかった社会の常識や社会通念の外側にいる人を描く村田さんの作品の数々。

「固定観念や常識の「外側」を描いて、読者の価値観をガタガタと振るわせて崩していく。だからしんどい。ときに辛い」という秋元先生の感想に、とても共感しました。

村田さんの小説を読むのは覚悟がいる。でも、また読みたくなる。

こんな作品を生み出す村田さんのインタビューを聞くのが、さらに楽しみになりました。

  

12/9【KONANプレミア・プロジェクト「文学、あります」外側に紡ぐ物語 ― 村田沙耶香さんに聞く小説の世界 村田沙耶香さん公開インタビュー

いよいよ間近に迫ってまいりました。まだまだ受け付けております!
お申込み・イベントの詳細は、下記リンクよりどうぞ。

12/9【文芸イベント】外側に紡ぐ物語 ― 村田沙耶香さんに聞く小説の世界



日下部岳広(理工学部)『新しい生物科学 』

 

 

<教員自著紹介>

生物学は生物の理解をめざす基礎科学にとどまらず、産業や医療にも大きな影響を与えています。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより日常的に耳にするようになった、ウイルス、mRNA、PCRなどのキーワードは、生物学を学ぶことで正確に理解することができます。

本書は、生物学の基礎知識から産業・医療への応用や環境保全、生命倫理まで、現代の生物学をわかりやすく解説した教科書です。

新しい生物科学
■ 弥益恭, 中尾啓子, 野口航共編, 東京 : 培風館 , 2018.5

■ 請求記号 460//2206
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属  日下部 岳広(理工学部)

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』

KONAN ライブラリ サーティフィケイト 学生企画
『〇〇の秋で本に出会おう!』

展示期間 :2023年 11月10日(金)~ 12月末まで
場所:中山文庫前特設

 

『秋は夜が長くなり、一人で過ごしやすく読書にも最適です。

そこで、文化祭が終わった時期に、私自身が見え方が変わった本を紹介し、読んでもらうことで、実りのある秋にしてもらいたいです。』

 

摂津祭も終わり、本格的に秋も深まってきました。秋は夜が長くなり、一人で過ごしやすく読書にもぴったりということで秋にちなんだ展示を企画してくれました!
展示についての冊子も作ってくれたので、読めばさらに展示がおもしろくなること間違いなしです!冊子はTake freeなのでぜひおうちでゆっくりご覧ください☆

 

 

実りある秋になりますように!

※おすすめ本を掲載していますので、ぜひスクロールしてご覧下さい!

企画者: 文学部4回生 S

「推し、燃ゆ」(KONANライブラリサーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』)

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』で、企画者のSさんが紹介した本です。

 

宇佐見りん著「推し、燃ゆ
東京 : 河出書房新社 , 2020.9

 

自業自得。自分の行いが自分に返ること。肉が削り骨になる、推しを推すことはあたしの業であるはずだった。一生かけて推したかった。それでもあたしは、死んでからのあたしは、あたし自身の骨を自分でひろうことができないのだ。

冒頭は、推しを推すことへの共感があった中、終盤にかけての主人公の崩れ様は衝撃的でした。今の時代、推しを推すとは、現実とどう区別するのか、考えさせられる1冊です。

「人魚の眠る家」(KONANライブラリサーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』)

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』で、企画者のSさんが紹介した本です。

 

東野圭吾著「人魚の眠る家
東京 : 幻冬舎 , 2015.11

 

「この世には狂ってでも守らなきゃいけないものがある。そして子供のために狂えるのは母親だけなの。

臓器提供について考えたことはありますか?この本は、医師から子供がおそらく脳死だとされた場合、臓器提供するかについて、考えさせられる本です。

脳死であっても、延命治療をするのは子供のためなのか自分のエゴなのか。

「キッチン」(KONANライブラリサーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』)

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』で、企画者のSさんが紹介した本です。

 

吉本ばなな著「キッチン
東京 : 福武書店 , 1988.1

 

人はみんな、道がたくさんあって、自分で選ぶことができると思っている。選ぶ瞬間を夢見ていると言った方が近いのかもしれない。(略)決して運命論的な意味ではなくて、道はいつも決まっている。毎日の呼吸が、まなざしが、くりかえす日々が自然と決めつけてしまうのだ。

「私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。」から始まり、食欲の秋に似合うと思いました。

紅茶やお菓子と一緒に描写の世界観に浸ってみてください。