心の問題に向き合う臨床家は、患者を評価し、そのアセスメントに基づき正しいアプローチを取るのが適切だとされます。しかし、正確なアセスメントは可能なのでしょうか。「正しいアプローチ」が本当にあるのでしょうか。「病んだ」患者は、もともといたのではなく、臨床が作り出したということはないでしょうか。本書は、精神分析に限らず、臨床実践に携わる専門家や学生とともに、臨床における出会いの原点を探ります。
■『精神分析が生まれるところ 』
■ 富樫 公一[著], 岩崎学術出版社 , 2018年10月
■請求記号 146.1//2362 ■配架場所 図書館1F 教員著作
■著者所属 富樫 公一(公認心理師養成センター所長 )
書評が「週刊読書人」に取り上げられました。 https://dokushojin.com/article.html?i=5124