KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画
『本に「ふれる」本。』第3回
3回目の連載となりました。法学部3年のK・Rです。
突然ですが、皆さんは書店でブックカバーをつけて頂くことはありますか。
私は、よく断ってしまうのですが、先日ブックカバーをつけて頂く機会がありました。
その際、書店のブックカバーが、新しくデザインを変更していて大変驚きました。それ以降、ブックカバーに興味がわき、特にデザインについて気になるようになりました。
そのようなことから、本日はブックカバーの魅力について教えてくれる1冊をご紹介します。
今回のおすすめ本は、書皮友好協会の『日本のブックカバー』(グラフィック社、2016)です。
本のタイトル通り、日本のありとあらゆる書店のブックカバーをカラー写真で見ることができます。また、各書店のイメージがブックカバーから表れているように感じます。
書店の周辺地域の地図をモチーフにしたものや、地域の文化をモチーフにしたものまで、ブックカバーの魅力がこの本にぎゅっと詰まっています。
私の自宅で書店のブックカバーを調べたところこのようになりました。
建物をモチーフにしたものや、文字面だけのシンプルなもの、さらには、アート作品と表現できるほどのデザイン性が凝ったものまで、3つの書店だけでもこのように個性があって驚きました。
皆さんもぜひ、本に身近なブックカバーに注目してみてはいかがでしょうか。
次回は「本について考える物語」をご紹介します。
また、次回お会いしましょう。
法学部法学科3年 K・R
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【紹介した本】
『日本のブックカバー』、書皮友好協会、グラフィック社、2016
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図書館に所蔵している本は、連載期間中、図書館入館ゲート前の特設コーナーで展示しています。
貸し出しもできますので、お手に取ってご覧ください。(本が貸出中の場合は、MyLibraryから予約できます。)