帯谷 博明 (文学部)『水環境ガバナンスの社会学 : 開発・災害・市民参加』

 

 

<教員自著紹介>

この本の目的は,現代の水環境の諸課題と社会の対応の変化を,社会学的に考察することです。8つの章では,統治の場の「広がり」と「プロセス」を示す「ガバナンス」概念を手掛かりに,日本およびベトナムでのフィールドワークやメディア分析を踏まえてケーススタディを展開しています。

具体的には,政府(行政)セクターに注目しつつ,開発計画,自然災害,水辺の利用・再生,汚染,参加,グローバル化といった「水環境」の今日的な課題と向き合う住民や市民セクターの実践を見つめ,その動態と政策的な含意を検討しました。

■ 『水環境ガバナンスの社会学 : 開発・災害・市民参加
■ 帯谷博明著 ,  昭和堂 , 2021.2
■ 請求記号  517.091//2001
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属  帯谷 博明 (文学部)