第1回店頭選書 参加学生の感想②

**文学部日本語日本文学科 川嶋健佑さん**
CIMG0605

-感想とか-
 6月の雨の日。ジュンク堂書店大阪本店で図書館選書を手伝わせていただいた。寝坊し約束の時間に遅れそうで、阪急梅田から集合場所まで駆け足で向かっていた。息も切れ切れにたどり着くとまだ参加者全員そろっていなかった。走ってかいた汗と雨粒に濡れていた僕に図書館スタッフの今野さんがやさしく声をかけてくれた。
 全員揃うと1人1人にテレビのリモコンのような機械が手渡された。その機械で大学図書館に入れて欲しい本のバーコードを読み取っていくのだ。選書する本のジャンルはあらかじめ決められていて、僕は言語学とスポーツの担当だった。本のタイトル、奥付、本の内容をパラパラめくって確認しながら、どの本がいいのだろうと考えながらゆっくり選んでいった。お昼休憩の時点で僕は20冊ほどの本をチェックし、けっこう頑張ったと満足していた。だけど、朝、やさしく声をかけてくれた今野さんが50冊を超える本にチェックしていて仰天した。
 その日のランチは図書館の人たちと一緒にさせてもらった。さすが図書館で働いている方たちだけあって本の話ですごく盛り上がった。いろいろなおススメの本を教えてもらったので読もうと思う(まだ読んでいない。すいません!!)
 午後からはお腹いっぱいになり午前中よりも張り切って選んでいった。結局、一日かけて60冊以上の本をチェックしたんじゃないかな。
 初めて図書館選書に参加させていただいて、1日中立ったり座ったりしながら本を選ぶ作業をするのは疲れたけど、ずっと和やかな雰囲気で楽しかった。