フロンティアサイエンス学部4年生 島村 大地さんが、フロンティアサイエンス学部 藤井 敏司先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)
「過去にどのような本を読んできましたか?」
小学生の頃には、図書室にあった「ドリトル先生」シリーズをすべて読んでいました。最後の一冊を読む際に、先生から「最後の本だね」と声をかけてもらったことを今でも覚えており、それがとても嬉しかった記憶として残っています。その後も中学生になるにつれて多くの本に触れてきました。特に中学二年生の頃には、ブルーバックスをきっかけに惑星などの分野に興味を持つようになりました。高校に入ってから一度は本から離れましたが、「山月記」を読んだことをきっかけに再び読書をするようになりました。大学に進学してからも読書を続け、現在では自宅に1,000冊を超える本があるほど読んできました。
「もし学生に戻ることができるとしたら、どのような本を改めて読むべきだと思いますか?」
これまでに多くの本を読み切ってはいますが、例えば名前は知っているものの、時代背景もあり和訳が追いついておらず、その作家の代表的な著作を十分に読めていなかったと感じることがあります。もし戻ることができればそうした本を改めて読んでおきたかったと思います。
「本を読む頻度は、過去と比べて変化しましたか?」
過去と比べて読書の頻度は増加しました。以前は徒歩で通勤していたため、読書の時間を確保しにくかったのですが、現在は電車通勤となり、移動中に本を読むことができるようになりました。特に電車内では集中して読むことができると感じています。
「現在、気になっている本や、よく読んでいる作家はいますか?」
原田マハさんの作品をよく読んでいます。自分とは異なる世界で活動している人々の価値観や視点を、本を通して知ることができる点が面白いと感じています。
「普段は紙の本と電子書籍のどちらを読んでいますか?」
普段は電子書籍を読むことが多いです。自宅にすでに多くの紙の本があるため、これ以上増やさないよう、電子書籍で入手できるものは電子で、紙でしか手に入らない本は紙で読むようにしています。
「今のフロンティアサイエンスの学生や研究生に向けて、どのようなカテゴリ本をおすすめしたいですか?」
これというものはないです。しかし、現代ではSNSなどを通じて映像による情報に触れる機会が多く、それがやや窮屈に感じられることがあります。その点、本は文字情報のみで構成されているからこそ、読者が自由に想像を膨らませることができ、画一的な印象を与えがちな映像とは異なる体験ができると考えています。そのため、そういった想像を膨らませることができるような本、かつ自分とはまた違った人生を送っているような人の書いた本を読むといいと思います。
【感想】
普段から教壇に立って授業を行っていることからも忙しいと感じていましたが、先生になってからもより読む本の量が増えているというのはとても驚きました。また、別の人の生きた人生を知り、そこで得た知識を活かすのは大事だなと感じました。
☆先生からのおすすめ本☆

■『僕には鳥の言葉がわかる』
■ 鈴木俊貴著
■ 東京 : 小学館 , 2025.1
■ 請求記号 488.99//2023
■ 配架場所 ポーアイ 図書室 一般 西宮 メディア 新着 図書館 . 1F開架一般
(インタビュアー: フロンティアサイエンス学部4年生 島村 大地さん)
