投稿者「図書館」のアーカイブ

2014年度 店頭選書を行いました。

2014年10月10日(金)、ジュンク堂書店大阪本店で
学生3名と図書館職員で図書館の本を選書しました。
図書館に置きたい本を書棚から選んで、
ハンディーターミナルで裏表紙のISBN(バーコード)を
スキャンしていきました。
選書した本は図書館1階、新着コーナーの左隣に並べています。
(一定期間を過ぎると通常書架に並びます。)
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参加した学生さんに“おすすめ本レビュー”を書いてもらいました。
気になる本があれば是非読んでみてください。
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ご協力いただいた学生さん、ありがとうございました。
図書館では年1回店頭選書を実施しています。
興味を持った人は是非次回参加してみてくださいね。
☆参加学生からのコメント☆
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**文学部 歴史文化学科 横谷 友香さん**
今回の選書場所はジュンク堂大阪本店さんで、選書時間は午前、午後と合わせて約4時間半でした。選書の時は本棚の前で立ちっぱなしだったり、何度も2階と3階や広いフロア内を行き来するのは、割とハードだと感じました。それと同時に、「もっと選びたかった。時間が足りない!」とも思いました。
図書館の職員さんから「どんどん本を読み取ってもらっていいよ」と言われたので、学科の本と中山文庫の本、合わせて200冊ほどを読み取りました。自分の学科(歴史文化学科)の本も選ぶということで、私の専攻である日本史はもちろん、西洋史、アジア史、地理学や民俗学などの、歴史文化の全ジャンル・全時代から選ぶように意識しました。周りの友達が研究しているテーマや、自分が受けてきた様々な授業なども参考にしたのですが、歴史文化全体の本を選ぶというのは、なかなかに難しかったです。
私は、選びたいなという本を一覧にしたメモを作って、持って行ったのですが、途中見つからない本があったときは、ジュンク堂の方に本を探していただいたりして、とても親切にしてもらいました。
中山文庫の本も文学やエッセイ、資格・就職関係やビジネスまで、色々なジャンルの本から、自分が気になっていた本や、読んだことがあり皆に読んでもらいたいという本、これ面白そう!というものを選んでみました。本棚を前にして色々と見ていると、「これもいい、あれもいい…。」と、なってしまい、時間が許す限りじっくりと見ていきました。
朝から夕方までの選書は、疲れはしましたが充実感もありました。図書館の本を自分で選ぶという貴重な体験や、図書館の職員さんたちとの交流もできて、楽しい1日となりました。今回参加して、とても良かったです。もし、今後も学生参加の選書があるのならば、ぜひ皆さんにも「図書館に入れる本を自分が選ぶ」という、大変だけれども充実感がある体験をしてもらいたいと思います。

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**経営学部 鈴木 健介さん**
私は、店頭ボランティアを参加して、初めは自分の選んだ本が、甲南大学図書館の書架に並ぶと聞いて、どういったことをするのか緊張していました。
実際に、参加してみて私たちが今までお世話になった本を選ぶことで、甲南大学図書館の店頭に並び、その本を他の学生が参考にしてくれるというボランティアは、中々経験できないので参加して良かったと思います。

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**法学部 林 裕大さん**
「図書館の住人」。まるで「ハリーポッターアズカバンの囚人」のような呼ばれ方を友人からされるほど、図書館を利用しているのですが、甲南大学の図書館という空間が好きなだけで、実のところ本を読むことはあまり好きではありません。(笑)
法学部に在籍しているのですが、法律の硬い文章を読むのが本当に苦でした。
そんな自分ではありますが、今回店頭選書ボランティアに参加をさせていただきました。
主に法学に関する本を選書させていただき、私と同じ法律の文章は硬い!という思いを持った人たちにも、これなら読みやすいのではと思いながら選んでみました。
法律の他にも、社会、芸術、スポーツ、音楽、恋愛など幅広いジャンルから本を選んでいます。
そのジャンルの中には、映画に関する本も多数選びました。私はよく図書館の映画視聴コーナーを利用するのですが、実は今回選んだ本はその図書館に置いてある映画の内容のものであったり、映画監督、そして俳優にまつわる本を選んでいるので視聴覚コーナーの映画と合わせて是非読んでみてください!
こんなことを考えながら選書しているうちにどこか本を好きになっている自分がいて、実際ボランティアを終えてみると、法律の硬い文章を平気で読んでいる自分がいました。(笑)
本があまり好きでなかった私の選ぶおすすめ本!普段本を読まれない方も是非この機会に本の世界の入り口をたたいてみては??。

図書館エントランスホールで「震災後20年によせて―阪神・淡路大震災―」の展示をしています。

図書館エントランスホールでは、阪神・淡路大震災後20年になるのにあわせて、
2015年1月5日より「震災後20年によせて―阪神・淡路大震災―」の展示をしています。
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向かって左側では、阪神淡路大震災発生当時の新聞記事などを展示しています。
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右側では、震災発生直後の神戸の街並みや甲南大学の様子などを写した写真を展示しています。
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また、震災当日に被災して止まってしまった図書館の時計なども併せて展示しています。
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ぜひ一度ご覧ください。
 *図書館ホームページでは、震災当時の様子をまとめた
  「震災と図書館活動」を公開しています。
  こちらも併せてご覧ください。
   

加護野忠男 (特別客員教授) 『企業家学のすすめ』

<教員自著紹介>
 企業家研究フォーラムという学会(研究者の団体)が創立10周年記念の事業としてまとめた研究入門書です。経済学、経営学、経済史、経営史といった多様な学問領域の研究成果をもとに、企業家とはどのような存在か、企業家が行うイノベーションとはどのような社会的役割を果たしているか、企業家がどのような環境で生み出されるか、イノベーションを起こすための社会的条件は何かなどについてまとめられています。これまでの研究を通じて、すでに明らかにされていること、まだわかっていないことがコンパクトにまとめられています。
 企業家について研究したいと思う研究者のためにまとめられた本ですが、学生諸君の勉学の出発点になるでしょう。世界ならびに日本の代表的な企業家についての紹介もあります。ビジネスの世界だけでなく、社会貢献を目指した企業家も紹介されています。神戸の東灘で活躍した企業家もいますし、東灘に居を構えた企業家も少なくありません。本学の創設者である平生釟三郎氏も社会企業家です。コープこうべの創業者である那須善治氏は、平生氏に触発されて、灘購買組合を創業されました。これが現在のコープこうべのルーツの1つになっています。このような歴史を知れば、甲南大学の学生諸君は企業家を身近に感じることができるでしょう。
 本書には参考文献のリストも掲載されていますので、もっと深く研究したいと思う人々にとっても貴重な手がかりになるでしょう。参考文献のほとんどは図書館にあります。本書をきっかけに図書館を活発に利用していただくようになれば、編集者として望外の喜びです。
 経済学部や経営学部の学生諸君にぜひ読んでいただきたい必読書です。法学部や文学部の学生諸君にも知的刺激を与えてくれるはずです。ぜひ目を通して下さい。
 企業家研究フォーラムの本部は大阪の中央区本町の企業家ミュージアムに置かれています。このミュージアムでは、大阪で企業家としてイノベーションを起こした人々の事跡が保存されています。大阪に行く機会があったら時間をとって立ち寄ってみて下さい。関西の底力を知ることができます。ゼミのみなで行けば、みなで討論するための会議室も貸してくれます。大阪ではお勧めの場所です。
 
■『企業家学のすすめ』 加護野忠男[ほか]編、有斐閣、2014年7月
■請求記号 335.13//2148
■配架場所 図書館1階開架一般
■著者所属 特別客員教授 
 

『第6回 製本教室を行いました。』

12月24日(水)に第6回製本教室を行いました。
今回は4名が参加され、年末ということで2015年のスケジュール帳を製本しました。
作業は本の形態の歴史や、本の各部分の名称についての説明も交えながら行われました。
プレゼントのために作成する参加者もいて、参加者それぞれの話を聞きながら和やかな雰囲気で作業は進みました。
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各自が好きな色の表紙布やしおり紐を選んで完成した、世界に一つのスケジュール帳に参加者全員とても喜んでいました。
今後も企画を予定しています。
詳細が決まり次第、図書館の掲示板やHPなどでお知らせします。

河﨑照行(会計専門職専攻) 『General accounting standard for small-and medium-sized entities in Japan』

<教員自著紹介>
 本書は書は、日本の中小企業会計(「中小企業の会計に関する基本要領」)を平易に解説した英語の解説書です。本書は、多くのネイティブの研究者・会計専門職と、徹底的な内容の検討と専門用語のチェックを重ねており、外国人が日本の中小企業会計を知るための標準的な解説書であるとともに、日本人が日本の会計制度(会計基準)を英語で学習するための格好のテキストです。
 
■『General accounting standard for small-and medium-sized entities in Japan』 河﨑照行[ほか]著、Wiley Publishing Japan、2014年
■請求記号 336.92//4089
■配架場所 図書館4階書庫
■著者所属 会計専門職専攻 教授 
■河﨑先生からのお薦め本
『詳解 中小会社の会計要領』 河﨑照行(ほか編著) 中央経済社(2012年)  
 請求記号 336.9//2171
 配架場所 図書館1階開架一般
 

第8回 『読破活動会=読活(ドッカツ)』を開催しました。

11月20日(木)に、語学学習室において『読破活動会=読活(ドッカツ)』を開催しました。
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読破チャレンジャー2名が参加されました。2名とも50冊コースをチャレンジ中で
折り返し地点の25冊まできているとのことでした。
また以前に同じタイトルの本をレベル別で読むという読み方をおススメしたところ、
『レベルが上がるごとに内容が詳しくなってきたので面白かった』という感想がありました。
みなさんもチャレンジしてみてはいかがですか。