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金汶淑 (法学部)『最新・大韓民国国籍法』

<教員自著紹介>
グロバール時代においては、結婚移民者が急増するなど、国籍と関連する多くの社会的問題が引き続き関心事項となっている。
国籍とは人が特定の国の国民であるための資格であり、国家と個人を結合する法的紐帯である。各国が独自の国籍法を定めているため、兵役義務、参政権、公務員就任、出入国・居住の権利などにおいて大きな相違がある。
本書は韓国の国籍法に関する解説書である。

■金汶淑(キム・ムンスク) 『最新・大韓民国国籍法』 日本加除出版 2011年
配架場所:図書館1階開架
請求記号:329.91 // 2014
■著者所属:法学部 教授

■先生からのお薦め本
・D•カーネギー『人を動かす』(創元社、2006)自己啓発書のベストセラー
・マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房、2010)我々が目指すべき社会の在り方について考えてみよう!

『Twelfth Night』William Shakespeare

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル1】 837/U/1
Title: Twelfth Night (十二夜)
Author: William Shakespeare
Series: Usborne young reading

シェイクスピアといえば四大悲劇『オセロ』『ハムレット』『マクベス』『リア王』が有名ですが、喜劇もたくさん書いています。この『十二夜』もそのひとつ。
船が難破し海岸に打ち上げられたヴァイオラは、身を守るために男装し“シザーリオ”としてオーシーノ公爵に仕えます。
伯爵の娘オリヴィアに何度求婚しても断られ続けているオーシーノは、シザーリオに、オリヴィアに自分の気持ちを伝えてくるよう命じますが、密かに彼に恋するヴァイオラはその命令に苦しむのでした。
勤めを果たし毎日のように通う“シザーリオ”に、今度はオリヴィアが恋してしまい・・・。

『Around the world in eighty days』Jules Verne

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 837/U/2
Title: Around the world in eighty days (80日間世界一周)
Author: Jules Verne
Series: Usborne young reading

「80日間で世界一周は可能か?」
今から100年以上前のLondon。大豪富Phileas Foggは、仲間と懸けをして旅に出発します。London, Suez, Bombay, Allahabad, Calcutta, Singapore, Hong Kong, Shanghai, Yokohama, San Francisco, New York, Liverpool, 訪れる土地で、必ず事件に遭遇。
旅の仲間も加わり波瀾万丈に物語は展開します。
はたしてFoggは、タイムリミットまでにLondonに辿りつけるのか??
著者Jules VerneのLevel 1 では他に、『20,000 leagues under the sea』 (837/P/1, Penguin readers) があります。

『Go the F**k to Sleep』Adam Mansbach

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル0】 837/O/0
Title: Go the F**k to Sleep
Author: Adam Mansbach

つい声に出して読みたくなるような詩的でリズムのいい文章なのですがね。人前で音読はお勧めしません。
もひとつ。これは子供向けの絵本のような体裁ですが、オトナの愚痴です。読み聞かせには使えません。
そもそもは、なかなか寝ついてくれない2歳の我が子に疲れ果てぶちギレて、「Go the F**k to Sleepって本を出してやる!」と、フェースブックに書きこんだところ、これが友人たちにバカ受けして、本当に出版することになったものだそう。
で、できたのがF**KだのS**Tだの4-letter word連発のこの作品。
人から人へと伝わって、発売予定5カ月前にはもう、AMAZON.COMのベストセラーリスト1位になってしまい、発売が4カ月繰り上がったとか、世界30カ国以上で翻訳されるとか、サミュエル・ジャクソンの朗読でオーディオブックが出たとか(YouTubeにアップされてます)、映画化が決定したとか…わずか400語余の絵本に、世間はチョー盛り上がったのです。
人間、たまには建前でなく本音を吐露してみると、思わぬ効果が出るもんです。

『Trad Japan, Mod Nippon』 Stuart Varnam‐Atkin

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル3】 830/V/3
Title: Trad Japan, Mod Nippon
Author: Stuart Varnam‐Atkin

「人間国宝」の英訳をめぐる話が面白い。
人間国宝は生きているし染織家もいるし死にかけてもいませんよ!確かに紛らわしい表現ですが。
また食べ物にまつわる話も多い。
安価な茶色のビスケットや美しい緑の小山の正体は?
くれぐれも未知の物を口にしないように注意したい。
さらにはチラシの再利用法にも驚きです。
本書は著者がコメンテーターを務めるテレビ番組のテキストをベースに再編。日本で経験したことを英国人の視点で執筆、70年代に撮影した写真入り36項目のミニエッセイ。
著者ならではの発想や観点、失敗談が楽しく、notesに語訳、次頁に翻訳付きで気軽に読み進めていけます。

『The First World War』

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 837/U/2
Title: The First World War
Author: Charles Dickens
Series: Usborne young reading ; True Stories

1914年6月、オーストリア=ハンガリー帝国の王位継承者フランツ・フェルディナント大公夫婦がサラエボでセルビア人青年により暗殺された事件によって、第一次世界大戦が勃発。
ヨーロッパが主な戦場であったが世界各国が参戦した為、人類史上最初の世界大戦といわれている。
覚えるキーワード…ヨーロッパの火薬庫=バルカン半島・日英同盟・三国同盟・三国協商・連合国・中央同盟国・ヴェルサイユ条約etc…。
私達が歴史の授業で習った第一次世界大戦の内容はこんな感じではないでしょうか?
クリスマスまでには終わると思われていた戦争がどうして4年もの長い期間を要したのか、当時の写真や新聞などで説明されています。
この機会に知ってるようで知らない歴史を学んでみませんか?