4.教員自著紹介」カテゴリーアーカイブ

須佐元(理工学部)『輻射電磁流体シミュレーションの基礎』

■『輻射電磁流体シミュレーションの基礎
日本評論社 , 2024.1
■ ISBN  978-4-535-60344-8

■ 請求記号 440.12//2041
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 松本倫明, 大須賀健, 須佐元(理工学部)著

<自著紹介>
 天体現象は磁気流体・重力・化学反応・核反応・輻射輸送など、非常に多くの要素を含み、これを理論的に研究するためには必然的にコンピュータシミュレーションの助けを借りる必要があります。本書はそのための基礎となる輻射電磁流体シミュレーションの具体的方法についてかなり実践的に記述しています。天文学・宇宙物理学を志す学部上級生から大学院生に手に取っていただきたいと思います。

森元勘治(知能情報学部)『おしゃべり数学:思わず話したくなる20の話題』

■『 おしゃべり数学 : 思わず話したくなる20の話題
金風舎 , 2024.5
■ ISBN  978-4910491172

■ 請求記号 410//2379
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 森元勘治(知能情報学部)著

<自著紹介>
 本書は、高校の先生と男女の生徒の3人が、おしゃべりを通して、様々な数学の話題を展開するというストーリーです。話題は20話あり、数当てクイズや双六、積み木、折り紙、和算や利息、出会いの確率、円周率、高速道路の曲がり具合、方程式、ひもの結び等々、楽しい話題が満載です。やさしいところから始まり、少し理論的なところまで、知らず知らずのうちに、楽しい数学の世界に引き込まれていることでしょう。キャラクターも登場し、挿絵も豊富で、是非楽しんでください。

田野大輔(文学部)『愛と欲望のナチズム』

■『 愛と欲望のナチズム
講談社 , 2024.10
■ ISBN  978-4-06-537409-2

■ 請求記号 S081.6/2838/81
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 田野大輔(文学部)著

<自著紹介>
 ナチスはこれまで人間の欲望、とりわけ性的欲望を厳しく抑圧したと考えられてきました。ところがヒトラーらナチ党の幹部の発言や当時の様々な書籍・雑誌の内容を調べてみると、実際には子供への性教育を推奨したり、ヌード写真の流通を容認したり、男女の婚前・婚外交渉を奨励したりと、性欲やエロスに対してかなり寛容な政策をとっていたことがわかります。これは国民の生殖を促進して健康な子孫を増やすためだけでなく、男性に快楽や喜びを与えて国家の目的に奉仕させるためでもありました。本書はそうしたナチスによる「欲望の動員」のメカニズムを、性教育、同性愛、裸体文化、婚外交渉、売買春などのテーマごとに明らかにしています。本来私的な事柄であるはずの性愛や生殖の問題に国家が介入するとどういうことが起こるか、その恐ろしさを知っていただければと思います。

櫻井智章(法学部)『判例で読む憲法 第3版』

■『判例で読む憲法 第3版
北樹出版 , 2024.10
■ ISBN  978-4-7793-0761-4

■ 請求記号 323.14//2691
■ 配架場所 図書館 .1Fシラバス
■ 編著者 櫻井智章(法学部)著

<自著紹介>
 甲南大学法学部の授業をもとに誕生したのが本書である。幸いにして多くの読者に恵まれ、法改正や新たな判例などの情報を補うことを目的として版を改めることとなった。
 本書は、重要な憲法判例を読むことを通じて憲法の基礎的な知識や基本的な考え方を身に付けることを目指している。本書に掲載した憲法判例はどれも重要・有名なものばかりなので、是非ともじっくりと読んでいただきたい。

岩井学(文学部)『D.H. Lawrence and ambivalence in the age of modernity』

■『 D.H. Lawrence and ambivalence in the age of modernity : rereading midlands novels and wartime writings in social and political contexts
Routledge , 2024.5
■ ISBN  978-1-0326-7566-4

■ 請求記号 930.278//4018
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 岩井学(文学部)著

<自著紹介>
 D・H・ロレンスは今から約100年前のイギリスの作家です。西洋文明に対する痛烈な批判や過激な性描写で知られ、発禁処分も受けました。しかし一見ラディカルに見える彼のテクストにも、実は当時の保守的な言説が刻み込まれています。本書は、同時代の様々なテクストを参照しながら、ロレンスの作品が、反体制的な言説と反動的な言説がせめぎ合う、ダイナミックで“ambivalent”なテクストであることを論じました。

平井健介(経済学部)『日本統治下の台湾 : 開発・植民地主義・主体性 』

■『 日本統治下の台湾 : 開発・植民地主義・主体性  
名古屋大学出版会, 2024.6
■ ISBN  978 -4-8158-1158-7

■ 請求記号 332.224//2012

■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 平井健介(経済学部)著

<自著紹介>
 本書は、「日本植民地の経済成長は「日本のおかげ」であったのか」を問題関心として研究してきた私が、日本統治時代の台湾経済を概説した通史です。日本統治時代の台湾を概説する書籍は、これまでに何冊も刊行されていますが、それらは主に政治の視点から叙述されていました。しかし、植民地統治の最大の目的は、その資源を開発し利用することにありますから、経済の視点からも叙述される必要があります。1895~1945年の51年間、総督府はどのような動機から台湾を開発し、それは台湾社会にどのような影響をもたらしたのでしょうか。台湾の人びとは開発にどのように関わったのでしょうか。台湾の開発は日本以外の地域、特にアジアの経済とどのような関係にあったのでしょうか。本書はこうした問いに答えるために書かれた、経済面から叙述したものとしては初の概説書です。

【図書館より】
第37回 和辻哲郎文化賞を受賞されました! おめでとうございます。
以下、 姫路文学館 に掲載されている詳細を是非ご覧ください。
http://www.himejibungakukan.jp/watuji/jyusyoushiki/ 

以下は紀伊国屋書店がBook Web Proで本書の刊行記念フェア を行った際に作成されたパンフレットです。
https://www.unp.or.jp/shared/img/1158_pamphlet.pdf
平井先生によるさらに詳しい本書の紹介と、「 日本統治下の台湾 」の理解度を高めるための本、台湾や経済史に関連する入門書など、さらに深く学べる本が紹介されています。
是非合わせてご確認ください。