語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 837/O/2
Title: Chocolate
Author: Janet Hardy-Gould
Series: Oxford Bookworms Library Factfiles ; Stage2
ままっ、チョコレートでも一杯飲んでってよ!
チョコレートっていうのはね、そもそも飲みものだったんだよ。
世界で一番チョコレート好きの国はどこか知ってる?
チョコレートをヨーロッパに広めた歴史上の人物って誰かわかる?
日本の女の子は、バレンタイン・デーに抹茶チョコレートを手作りするって?
抹茶風味はないだろー!
チョコレート・ミュージアムってどんなところだと思う?
チケットがチョコレートだったりして…ウソ?ホント?
チョコレートのことならなんでもきいてよ。歴史も文化も製法も種類も、あんなことからこんなことまで、ぜぇ~んぶ知ってるから。案外面白いよ。
ついでにさ、あの“スヌーピー”の作者シュルツさんが大好きだったチョコチップクッキーの作り方も覚えてってね。
月別アーカイブ: 2012年3月
『World wonders』Barnaby Newbolt
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 837/O/2
Title: World wonders
Author: Barnaby Newbolt
Series: Oxford Bookworms Library ; Stage2
世界で一番高い山は?? 答えはエベレスト。
世界最古の木造建築は?? 答えは法隆寺金堂&五重塔。
こんな質問の答えは一つです。でも、世界で一番美しい建物は?すばらしい場所は??答えは人によりさまざまです。
ここで紹介するのは、World wonders厳選11か所!Petra, Angkor Wat, The Grand Canyon, The lights of the aurora, Kyoto, The Great Barrier Reef 等などです。人により造られた信じられない建物、自然が織りなす驚異、あなたの一番を見つけてください!!
『The Pit and the Pendulum』Edgar Allan Poe
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 837/O/2
Title: The Pit and the Pendulum
Author: Edgar Allan Poe(Retold by John Escott)
Series: Oxford Bookworms Library ; Stage2
短編作家、詩人として名高いエドガー・アラン・ポーの短編集。
宗教裁判で死の宣告を受けた主人公が目覚めると、そこは床に大きな穴のあいた暗い地下牢だった。そして再び目覚めると、台の上に縛りつけられ、先が鎌の形になった大きな振り子が彼の上にゆっくりゆっくり降りてくるのだった・・・。
追い詰められた主人公が取った行動とは?
表題作の「The Pit and the Pendulum」をはじめ、全身硬直症という珍しい病気を患っているため、生きたまま埋葬されるのではないかという妄想に取り付かれた男の話「The Premature Burial」、主人公が森の廃屋で見つけた奇妙な肖像画「The Oval Portrait」など、5編の短編を収録しています。
『The Graveyard Book』Neil Gaiman
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル5】 830/G/5
Title: The Graveyard Book
Author: Neil Gaiman
ある夜、一家殺害から一人生き残った赤ん坊が墓地に迷い込んだ。
墓場の<死者>たちと<生と死の境界にいる>サイラスは、この赤ん坊を育てることに決め、“Nobody (通称Bod)”と名づける。
死者たちの愛情と教育、(体を見えなくしたり、夢にでたりする方法など・・)を受けて育ったBodは、次第にヒトの世界に惹かれていく。そして、その先には、両親を殺した犯人との宿命が待っていた。
ゲインマン独特の文章にでてくる少し難しい言葉と、“古い”死者たちの言葉遣いがちょっと難しいですが、ニューベリー賞、カーネギー賞など名だたる賞を獲得した太鼓判つきの作品です。
『Unbroken』Laura Hillenbrand
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/H/6
Title: Unbroken
Author: Laura Hillenbrand
陸上選手だったLouis Zamperini氏。2011年現在、93歳でご健在だそうですが、この方の体験を描いたノンフィクションです。
Zamperini氏はオリンピックに出場するほどの選手であったが、第二次世界大戦によってのために東京オリンピックが中止になると、アメリカ空軍に入隊する。けれど乗っていた飛行機が撃墜され、太平洋上で47日間漂流した後、日本軍に捕らえられる。
多くの仲間が処刑される中、オリンピックに出場したことで命拾いをして捕虜となった。日本の大船にある捕虜収容所に移送されたが、1945年の終戦まで、ひどい虐待を受ける。
1人のアメリカ軍捕虜の体験から見た戦争。
その体験記が今ベストセラーになっている現実。
虐待された捕虜の口から語られる「原爆投下の正当性」。
避けて通らずに真っ向からぶつかってみませんか。
『The Help』Kathryn Stockett
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/ST/6
Title: The Help
Author: Kathryn Stockett
アメリカでベストセラーの小説が、日本ではあまり評価されない。実はよくあることなのです。
この“The Help”は、アメリカで実に2年間、ベストセラーの上位にありました。
この小説が、なぜ日本人に受けないのか。答えは「あまりにアメリカだから」です。
時は1960年代、時の大統領はケネディです。この時代のアメリカは冷戦の反動から、“アメリカン“な文化が流行しました。プレスリーの音楽が流れる中、アメ車が走り回っている時代です。今でも多くのアメリカ人は、この時代が最もアメリカらしいと、特別な感情を持っています。
しかし、この時代にはまだ、厳しい人種差別が残っていました。
特に南部では根強く、上流階級の女性たちは「ヘルプ」と呼ばれる黒人女性に家事も育児もまかせっきりでした。そんな南部の上流階級の家に育ったスキータが大学から戻り、地元の新聞社に就職したところから物語は始まります。
外の世界から戻ったスキータは、地元の抱える社会矛盾がリアルに見えるようになっていることに気づきます。いままで「友人」だと思っていた同年代の女性たちと、自分を育ててくれた「ヘルプ」たち。スキータにとってはどちらが本当の友なのか。スキータは「ヘルプ」たちの本音をききだそうと、インタビューを試みます。けれど、「ヘルプ」たちにとって、インタビューに応えることは死活問題。だれも応じてはくれません。その時、トイレに関するある事件が起きます・・・。