月別アーカイブ: 2023年11月

「キッチン」(KONANライブラリサーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』)

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』で、企画者のSさんが紹介した本です。

 

吉本ばなな著「キッチン
東京 : 福武書店 , 1988.1

 

人はみんな、道がたくさんあって、自分で選ぶことができると思っている。選ぶ瞬間を夢見ていると言った方が近いのかもしれない。(略)決して運命論的な意味ではなくて、道はいつも決まっている。毎日の呼吸が、まなざしが、くりかえす日々が自然と決めつけてしまうのだ。

「私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。」から始まり、食欲の秋に似合うと思いました。

紅茶やお菓子と一緒に描写の世界観に浸ってみてください。

「18歳からの自炊塾 : 九州大学生き方が変わる3か月」(KONANライブラリサーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』)

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』で、企画者のSさんが紹介した本です。

 

比良松道一著「18歳からの自炊塾 : 九州大学生き方が変わる3か月
東京 : 家の光協会 , 2020.11

 

「包丁を使って料理を作る。料理を美しく皿に盛りつけて配膳する。毎日食べられることに感謝を抱く。」

九州大学には、「自炊塾」と呼ばれる人気授業があります。期間中に40回以上の自炊をこなすなど、「履修条件が厳しい」と言われているにも関わらず、毎年25人の定員の枠に3~5倍の学生が殺到します。

食欲の秋として、これから自分で料理をしてみたい!と思う人のモチベーションが上がる1冊です。

「本を読む人だけが手にするもの 」(KONANライブラリサーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』)

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』で、企画者のSさんが紹介した本です。

 

藤原和博著「本を読む人だけが手にするもの
東京 : 筑摩書房 , 2020.5

 

本嫌いの人でも読書習慣が身につく方法。結論。なんのことはない、数が勝負なのだ

本文には「量は質に転化する。300冊を超えたあたりから自分の中から言葉があふれ出すようになった。」とあったように、量を積み重ねることで、自然と言葉が出てくるとありました。大学の授業でも教授が、まず書くのが上手くなりたければ、読むことが大事とおしゃっており、読む力は書く力と相関すると、言っていたことに似ていると感じました。

「ものの見方が変わるシン・読書術 」(KONANライブラリサーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』)

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『〇〇の秋で本に出会おう!』で、企画者のSさんが紹介した本です。

 

渡邊康弘著「ものの見方が変わるシン・読書術 」
東京 : サンマーク出版 , 2021.6

 

「朝に見た情報によって、その1日の大半が決まってしまう」

『朝起きたら、本を1冊たった3分でいいから、読んでみることだ。
「今日1日をいい日にしたいので、そのヒントをください」と言い、パカッと開く。』

朝に3分だけでも本を読んでみようと思えたフレーズです。読書を始めてみたい方におすすめです。

トライやる・ウィーク活動報告

 11/6(月)~11/10(金)の5日間、神戸市立本山南中学校2年生2名による職場体験が図書館にて実施されました。

 カウンターでの貸出・返却、ブックカバーやレビューの作成、語学学習室展示、目録、受入、還流・除籍などの作業や各所施設見学を通して、普段知り得なかった様々な業務を体験し、業務の多様さに戸惑いながらも、興味をもって取り組んでいました。
 生徒達自身も各々の課題や良く出来た点などに気づきがあり、日々の活動の中で活かす事が出来た5日間となりました。

 中学生が作成したブックカバー、レビューは1階カウンター前にて、また語学学習室内ではPOPと本を展示しています。
 それぞれ展示と配布は11月30日まで行っています。
 ブックカバーは配布していますので、ぜひ手に取ってみてください。
 語学学習室の本は貸出も可能ですのでどうぞご覧下さい。

青木慶(マネジメント創造学部)『スキルシェアのすすめ : なぜ知の共有がウェルビーイングを向上させるのか 』

 

 

<教員自著紹介>

「スキルシェア」とは、個人が持ち合わせる知識や経験を、他の人に共有することをいいます。例えば、レゴ®️を好きな人たちは、SNSなどを通じて、積極的に自分の作品を他の人に披露します。お互いにフィードバックしあうことで、さらにスキルを向上させ、さらにはその人自身のウェルビーイング(幸福度)を向上させていることが、本書の調査結果からわかりました。

皆さんも、「好き」をシェアすることから始めてみませんか?

スキルシェアのすすめ : なぜ知の共有がウェルビーイングを向上させるのか 』
■ 青木慶著, 東京 : 千倉書房 , 2023.9

■ 請求記号 673.9//2220
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属  青木慶(マネジメント創造学部)