案内ロボット「KoRo(コロ)」をご紹介します。

センサーのついたお鼻と、愛嬌のある口元

はな

表情がくるくる変わるつぶらな瞳

目

その正体は・・・。

甲南大学知能情報学部 案内ロボット「KoRo(コロ)」です
KORO1

田中雅博先生と和田昌浩先生、田中研究室メンバーが開発中。
図書館の入り口で、図書館案内や図書館クイズをしてくれるそう。
計算問題もお得意だそうです!

大きさ比較に図書館課長(かなり大柄)と、田中研の方と並んでみました。

KORO2

10月25日(日)のオープンキャンパスでデビューします!
みなさん、図書館に会いに来てくださいね。

渡辺佑基著『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』

書名: ペンギンが教えてくれた物理のはなし
著者: 渡辺佑基
出版者: 河出書房新社  出版年: 2014年
配置場所: 1階開架一般  請求記号: 481.7//2009

この数十年で飛躍的に進化したセンサーやカメラなどの情報機器。
それを動物にくっつけて、生態を記録しよう!
というのが、「バイオロギング」です。

たとえば、肺呼吸をするアザラシが、息を止めたままで深海まで潜れるのは”なぜ”でしょうか。
海の中での彼らの行動を調べてみたら、「きっとなにかすごい秘密がわかるに違いない」
と、期待に胸を膨らませ、アザラシを捕まえ、一定時間が経過したら外れる仕掛けをした機器を取り付け、どきどきしながら数日間待った後、人工衛星から届く発信器の電波を頼りに機器を回収します。
そこには、期待通りだったり、予想外だったりするアザラシの行動に関するバイオロギング・データが記録されています。

ただ、期待通りでも、予想外でも、データそのものは、彼らが何メートルまで潜ったか、といった事実の記録であって、”なぜ”潜ったのか、”なぜ”潜れるのか、といった疑問には答えてくれません。

どうすれば、その謎を解く「データ分析」ができるのか。そこが研究者の腕の見せ所です。
(アザラシやクジラを捕えるにも、かなりの腕前が必要かと思いますが・・。)
この本の著者である渡辺先生が使ったのは、基本的な物理の法則=「ペンギン物理学」でした。
説明されると「あぁ、分かってたはずなのに」と、思うのですが、これまでいろいろな”仮説”を事実として学んでいたと知らされました。情報機器の発達は、新しい実験によって裏打ちされた新しい事実の発見にも貢献しているのです。

環境問題の先駆者として知られる生物学者のレイチェル・カーソンは、自然の神秘さや不思議さに目を見はる感性を『センス・オブ・ワンダー』と表現しました。
情報機器という新しい感覚=センスを手に入れた我々は、新たなワンダーを体感することができるようになったのかもしれません。

一般向けの本なので、文系でも大丈夫です。
新しいわくわくをちょっと体験できる本でした。

(konno)

マイケル・ブース『英国一家、日本を食べる』

<ライブラリ・サーティフィケイト 読書記録の見本です>

書名: 英国一家、日本を食べる
著者: マイケル・ブース
出版者: 亜紀書房  出版年: 2013年
配置場所: 2階中山文庫一般  請求記号: 383/B

【レビュー】 評価:★★★★☆
 2013年和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、注目されるようになった。この本は、英国人である著者が飽くなき食(伝統的な和食や庶民的な和食)への興味を抱き、外国人ならではの受けたカルチャーショックと和食の含蓄が書かれていて、興味深い。クスッと笑えることもあったり、そういう見方もあるのかと思ったり。楽しく読める本だった。ただ、大阪(庶民的)や京都(和食そのもの)の食については、書かれていたが、神戸については書かれていないのが残念。まあ、確かに神戸は伝統的な和食やたこ焼きなどの庶民的な食というイメージは無いでしょうね。

【心に残った言葉、キーワード】
「…だしと塩加減と火加減を修得していただきたい…」(p.83-p.89)
「何にもまして謙虚さを身につけるべきではないか」(p.268)

笠井 献一『科学者の卵たちに贈る言葉』

<ライブラリ・サーティフィケイト 読書記録の見本です>

書名: 科学者の卵たちに贈る言葉 (岩波科学ライブラリー ; 210)
著者: 笠井 献一
出版者: 岩波書店  出版年: 2013年
配置場所: 1階開架一般  請求記号: 407//2161

【レビュー】 評価:★★★★☆
 少し前の新聞でこの本が紹介されていて、普段知ることができない理系の世界をのぞいてみたいと思い、手に取った。
 この本は生化学の研究者であり、著者の指導教員であった江上不二夫氏が、学生にかけた言葉やそれにまつわるエピソードについて書かれている。
 理系に関する様々なエピソードが書かれていて、本を読み進むにつれてその光景が目に浮かび、思わず笑ってしまう。
 「理系のゼミでは、卒業論文のテーマを選ぶ時に、先生が用意したテーマの中から選ぶ」という話を読んで、文系では、卒業論文のテーマなどは自分で決めることが多いため、その違いに驚いた。

【心に残った言葉、キーワード】
「実験が失敗したら大喜びしなさい」…予想とは違う結果が出たら、そこにはまだも知らない何かが隠れている。
「初めから重要だった研究はない」…今、重要だと思われている研究だって、みんな誰かが重要なものにしたのだ。

高井尚之『カフェと日本人』

<ライブラリ・サーティフィケイト 読書記録の見本です>

書名: カフェと日本人 (講談社現代新書2287)
著者: 高井尚之
出版者: 講談社  出版年: 2014年
配置場所: 1階開架小型  請求記号: S081.6/2287/23

【レビュー】 評価:★★★☆☆
 日本でのカフェ(喫茶店)の歴史から、独自の進化、著名人が訪れた名店、うちカフェ市場まで、名古屋生まれの著者が語る。珈琲の起源、カフェラテとカプチーノとカフェオレの違い、名古屋人が喫茶好きな理由など、知っているようで知らない話が満載だった。中でも、『日本初の喫茶店はわずか4年で幕を下し、経営者である鄭永慶氏(日本人)は失意のうちに渡米し、シアトルで客死する。そのシアトルで誕生したスターバックスが現在の日本でトップの売り上げを誇っている』という因縁めいたエピソードが印象に残った。
 明治~昭和の喫茶店から現在流行りのカフェまで紹介されており、甲南大学出身の猿渡弘太氏が経営する「猿カフェ」(名古屋を中心に展開)の情報も掲載されているが、全体的に東京・名古屋の情報が中心で、関西のカフェ事情についてはほとんど書かれてないのが少し残念に思った。

【心に残った言葉、キーワード】
21世紀の日本で暮らす生活者にとってもはやカフェは「人と場所の代名詞」なのだ

第3回『多読チャレンジの会』を開催しました。

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7月30日(木)、語学学習室において『第3回多読チャレンジの会』を開催しました。

今回は、本日より始まった「夏休み期間特別貸出」に併せて、スタッフが書いたレビューや選書カタログを参考にしながら、学生が参加者と一緒に図書を選びました。また、スタッフおススメ本も案内しました。参加学生は「この機会を利用して、夏休みに多読を読み進めていきたいです」と仰っていました。

夏休み期間中(7月30日(木)~9月11日(金)の期間)は、語学学習室内の資料が10冊借りられます。この機会に、是非ご利用ください。

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今後も「多読チャレンジの会」を開催する予定です。
まだ多読チャレンジに参加されていない方も大歓迎です!お友達をお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。