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本日Sotaくんが着任!

 アンドロイドの頼もしい助手、Sotaくんが本日よりヘルプデスクに着任しました!
 写真はSotaくんと、Sotaくんの顔認識プログラムを設定している、開発者の甲南大学大学院修士課程・自然科学研究科知能情報学専攻の菊地智也さん。彼は学部生のときから熱心に開発を続けており、図書館職員にヒアリングしつつ、アンドロイドのアンさんを次々アップデートしてくれています。
 今回Sotaくんを配置したのは、アンさんだけでは一次対応として図書館職員側が即座に対応できない点と、なかなかインパクトのある見た目で話しかけにくい(ちょっと恥ずかしいという人も)という図書館側の問題提起に対応するため。
 顔認識プログラムにより、前に人が立つと、自動でコミカルな動きと滑らかな発声で出迎えてくれます。これがものすごくかわいいので、自由に来学可能になったらぜひ見に来てほしいところです。

 さて、まだまだ社会情勢はコロナウイルスの影響が大きく、油断できない状況です。甲南大学もキャンパスの立ち入り制限が継続されています。
 学生の皆さんには、手洗いうがいなど自衛に努めながら、図書館の郵送貸出サービスも活用して読書を進めるなど、有意義な時間を過ごしていただければと思います。
 質問等はメールでも受け付けていますので、わからないことがあれば図書館HPのお問い合わせからご質問ください。

学生・教職員のみを対象に限定開館しています。(事前申込制)

甲南大学岡本キャンパスの立ち入り制限は、7月末(予定)まで継続されることになりましたが、学習・教育・研究活動上、図書館を利用する必要がある学生・教職員に限って、図書館を訪問して利用できることになりました。

<入館できる方>
学生(学部生・院生),研究生,研修生,科目等履修生,教職員
学生には、事前申請の方法を、MyKONANでご案内しています。

<事前申し込み>
平日1日100名まで / 土曜1日50名まで

○学生は、MyKONANの「キャリア」>「セミナー申込」から申請してください。(添付の注意事項を必ず確認してください)
詳しい申し込み方法はMyKONANの掲示を確認してください。
○教員・研修生はお問い合わせフォームからメールでお申し込みください。(ご利用方法を返信しますので、必ずご確認ください。)
○対面授業などで別途キャンパスへの立ち入りを認められている場合は、事前申し込みは不要です。

<開館日・時間>
平日(月曜日~金曜日)9時~17時
土曜日9時~13時

※視聴覚コーナーなど、換気の悪い施設は利用できません。
※図書館を利用される場合は、入り口のご案内をよく確認してください。
※状況によっては、再度休館することもあります。訪問前にMyKONANや図書館ホームページを確認してください。

郵送での本の貸し出し・文献複写物(コピー)の送付も引き続き行っています!
MyKONANのアンケートフォームからお申し込みください。

文献の利用やデータベースの利用方法などで、困ったことがあれば、図書館ホームページのお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

 

<卒業生・地域公開利用者・協定校学生など、学外者の皆様へ>
社会的距離を確保するため、キャンパスへの立ち入り人数を制限しております。
学生の学習や学内研究者の利用を優先するため、学外の方の利用再開は、現在のところ目途が立っておりません。
大変申し訳ありませんが、ご理解の上、ご協力をお願いいたします。

なお、近隣にお住まいの方で本の返却を希望する方に対応するため、正門守衛室に図書返却箱を設置しております。設置時間は平日8:00-18:30です。返却で来学されましたら、守衛にお声がけください。なお、時間外は閉門しております。

 

【学生対象】本の郵送貸出と 文献複写の郵送サービスを開始しました!

📖 学生の皆さまへ 📖

図書館では、学生の学修を支援するため 5/7(木)より、休館中の新たなサービスとして、 本の郵送貸出と 雑誌のコピーの郵送サービスを開始しました。(無料です。)

本の貸出の送料はかかりません。返却は6/15(月)ですが 通学ができるようになってから の返却で構いません。是非、自宅での学びの一助としてお役立てください。

📚 詳しくは、こちら

5/7(木)からスタートしたサービスですが、5/15(金)現在、既に約140名の申し込みがありました。通常は、会議や来客で利用している館長室を作業場として、出来るだけスムーズにお届けできるよう現在限られた人員体制ではありますが、職員一同、汗水たらして頑張っています!

お申込み中の皆さま、お届けまでもう少々お待ちください!

 

学外から利用できる電子書籍もあります。☞ 📚 詳しくは、こちら 

読むことで、目から鱗が落ちる本が見つかるかも? ぜひご活用ください。

 

KONANライブラリサーティフィケイトの皆さん、これからエントリーしようと思っている方、外出自粛の今!お家で本を選んで読める絶好のチャンスです🎵

皆さんが将来、社会に出て働くようになると、こうしたまとまった静かな時間はなかなかありません。

読書をするのも良し!家族と一緒にゆっくりと食事や話をするのも良し!爽やかな気候になってきたので散歩やジョギングをするのも良いかもしれません。

ピンチはチャンスと前向きに捉えてぜひ、知的好奇心を最大限に発揮して、限られた行動範囲のなかでも今しかできない自分だけの時間を作ってもらいたいと思います。

図書館では、頑張っている皆さんをいつでも応援しています。分からないこと、不安なことがあればメールにて、いつでも相談してください。

[藤棚ONLINE]図書館長・笹倉香奈 先生(法学部) 推薦『Factfulness:10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

図書館報『藤棚ONLINE』
図書館長・笹倉香奈先生(法学部) 推薦

 皆さん、こんにちは。
 新しい年度が始まりました。大変な状況の中での新学期になりましたが、図書館ではこれからも皆さんの学修に役立つ情報を発信していきたいと思います。

 私は法学部で刑事訴訟法という科目を教えていますが、本日は専門分野とは直接の関係がないけれども、皆さんにもぜひお読み頂きたい本をご紹介します。

 『ファクトフルネス:10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』は、かなり話題になった本ですので、ご存知の方も多いかもしれません。
 現在の世界の状況のもと、冷静に事実に基づいて世界を見ることの重要性を説く本書の重要性は、さらに増しているように思います。

 著者はスウェーデンのカロリンスカ医科大学の医師で公衆衛生学の研究者です。生涯をかけて、「データ」をもとに事実を正しく見ることの重要性を説きました。それが「ファクトフルネス」の実践なのです。
 私たちは世界について様々な思い込みをしています。それは、私たちの様々な本能から来るものだと本書は分析します。

 分断本能(「世界は分断されている」)、ネガティブ本能(「世界はどんどん悪くなっている」)、恐怖本能(「危険でないのに恐ろしい」と考えてしまう)、単純化本能(「世界はひとつの切り口で理解できる」)、犯人捜し本能(「誰かを責めれば物事は解決する」)、焦り本能(「すぐ手を打たなければ!」)等々。著者は、これらの10の「思い込み」が何をもたらしてしまっているのか、私たちがいかに事実に基づかないで世界を悲観的に見てしまっているかということを具体的なエピソードを交えながら、わかりやすく明らかにしていきます。

 では、ファクトフルな思考をするためには、どうしたら良いのでしょうか?本書は次のように言います。

 本能を抑えて事実を正しく見ることがどれほど難しいことなのか、自分の知識がいかに限られていることを認めましょう。そして、堂々と「知りません」と答え、新しい事実を発見したら、喜んで意見を変える、すなわち「謙虚」であることが重要です。

 そして「好奇心」をもつことです。新しい情報を積極的に探して受け入れ、自分の考えに合わない事実を大切にし、その裏にある意味を理解しようと努めましょう。間違ってしまっても恥じず、間違いをきっかけに興味を持ってみましょう。

 本書が提唱する「ファクトフルなものの見方」は、冷静な対応をするためにすべての人にとって必要だと思います。こういう時期だからこそ、一読をおすすめします。


【図書館事務室より】
 2020年度が始まり早くも2週間が過ぎました。新年度最初の藤棚ONLINEは、今年度より新しく図書館長に就任されました、法学部教授の笹倉香奈先生よりおすすめ本をご紹介いただきました。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のための様々な措置が取られる中、甲南大学も教職員・学生が一丸となって対応している最中にあります。特に新入生にとってはただでさえ不安と希望に揺れる新生活の区切りにあって、大変な心労を抱えていることと愚考します。
 今回笹倉先生にご紹介いただいた本は、いたずらに不安を煽られず冷静に対応するために必要な考え方を示してくれるものとのこと。ぜひ読んでみてもらいたいところですが、本学図書館も今は閉館中。5月以降、無事開館できたらぜひ図書館で借りてみてください!
 一日も早い終息を願う日々ですが、学生の皆さんも心を元気に過ごしてください!
 何かわからないことや不安に思うことがあれば、大学に問合せしてみてください。職員も最小限の人員で対応しているため電話はつながりにくいかもしれませんが、真摯に対応しておりますのでお気軽にどうぞ!

2019年度 KONANライブラリサーティフィケイトの活動をポスターで紹介!

 🌸 新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます 🌸

図書館2階の閲覧席から見た景色です。現在は少し葉桜になっていますが、入学式の時は、毎年絶景ポイントとなっています!勉強や読書をしながら目と心も癒せるスポットとして人気です。

図書館は4月7日の緊急事態宣言を受けて、5月6日(予定)まで臨時休館しています。残念ながら図書館に来られない方に、2019年度KONANライブラリサーティフィケイトの皆さんの活動記録を図書館内南階段の踊り場に、ポスター展示しましたのでご紹介します!KONANライブラリサーティフィケイトとは、読書習慣及び情報探索力・表現力・行動力・企画力などを身につけた学生を評価しようという制度です。詳しくはこちら

 

ピンクと黄色のポスターには、おすすめの本をレビューとしてまとめた書評やpop、教員インタビューを紹介しています。レビューからは、紹介する本に対する熱い思いが伝わってきます。本選びの参考にしてください。又、教員インタビューでは、先生の普段と違った一面を知り、緊張したけれど楽しく貴重な経験となったという感想も多いので、学生のみなさんには是非これを機会に挑戦して欲しいと思います。

 

2級の要件、図書館が企画したイベントやボランティアに参加して取得するもの(水色)1級の要件、学生自ら企画を提案し実現するもの(黄緑)です。1級の学生企画では、3人がそれぞれ得意分野で力を発揮し魅力的な展示を提案してくれました。

新型コロナウイルスの影響で、外出が出来ないこんな時こそ、読書をおすすめします!読書をする内に、自然と文章力やコミュニケーション能力がつきます。即戦力にはならなくても、本で読んだ知識が土に種を撒くように、後々になって開花するそんな事もあったりします。

サーティフィケイトの過去の活動は、このブログ右横にあるカテゴリーから、2. 学生おすすめ (学生による書評など) 3. 教員インタビュー 9.KONANライブラリーサーティフィケイトから閲覧できますので、是非参考にしてください。

みなさま、大変な時ですがどうか健康にお過ごしください。そして、この状況が落ち着いたら開館しますので、その時は図書館で元気にお会いできるのを楽しみに待っています。

最後に、開館したら是非!2階ヘルプデスクへお越しください。ライブラリサーティフィケイトのエントリーお待ちしています!

 

ライブラリサーティフィケイト学生企画『山田風太郎とその作品たち』を展示中!

 現在、図書館1階エントランスにて、KONAN ライブラリ サーティフィケイトの1級要件である学生企画として、『山田風太郎とその作品たち』を展示中です!

 忍者といえばこの人というべき山田風太郎ですが、その名前は知らなくてもメディアミックスされた『バジリスク~甲賀忍法帖~』のタイトルくらいは聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
 企画された文学部4年生の学生さんは、個人所蔵の文庫本を展示のためにたくさん持ってきてくれました。復刻版ではない、初期の表紙イラストなども興味深く面白いのでぜひ見てみてください。また、忍者物以外にも色んな作品があり、展示で紹介しています。もちろん甲南大学図書館にもいくつか所蔵があり、展示しています。(残念ながら忍者物はほとんど文庫で単行本がないため、本学図書館にはあまり所蔵がないのですが…)
 また、今回の展示には山田風太郎記念館にご協力いただき、山田風太郎氏の写真画像をお借りできました。企画の学生さんがなんと山田風太郎記念館の会員とのことで、個人的に同記念館の方と交渉した結果であり、ご快諾くださいました同記念館の皆様のおかげをもちまして大変すばらしい展示になったと思います。
 この場を借りて、甲南大学図書館からも、改めて山田風太郎記念館関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
 →山田風太郎記念館HPはこちら

 この企画は4月まで展示しておりますので、図書館にお立ち寄りの際はぜひ見てみてください。
 なお、展示されている本のうち、向かって左側展示ケースにある図書館所蔵の関連図書は貸出可能ですので、借りたいという学生さんは図書館2階ヘルプデスクにお申し出ください。

図書館1階エントランスにて展示中!