文学部 英語英米文学科の 秋元孝文先生 に、『書評』の書き方を教えていただきました。
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書評とは本についての紹介、論評のための文章です。もちろん対象に対して厳密に「評価」を下すような書評もありますが、学生の皆さんが書く場合はむしろ、書評を読んだ人にその本を「読んでみたい!」という興味を引き起こすことを目指すのがよいでしょう。
具体的な書き方の例を説明します。まずは多少広い話題から導入しつつ対象の本の内容へと話題を絞っていき、紹介します。小説であれば簡単なあらすじ、ノンフィクションや実用書であれば具体的な話題を上げていきます。ただし説明をし過ぎると冗長になってしまうので気をつけましょう。また、ミステリーのように結末が面白さの大きな部分を担うジャンルではネタバレは厳禁です。
次に自分なりにポイントだと思う事柄を指摘してみましょう。ここが腕の見せ所です。その本のどこが読みどころか、どこがおもしろい点なのか、できれば自分にしか見つけられないようなオリジナリティを追求してみてください。
最後に全体をまとめます。あるいは文芸的に書くならば、多少余韻を残すような書き方をしてもいいかもしれません。それではがんばって!
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実際の書評例は、教員おすすめ、職員おすすめ、学生おすすめの各カテゴリーを参照してください。
「KONANライブラリ サーティフケイト」の書評として提出する時は、指定用紙に800字前後まとめて、メールで図書館に提出してください。
>書評用紙はこちらからダウンロードできます。
秋元孝文先生のご専門は、アメリカ文学です。プロの書評家でもあり、翻訳家でもあります。先生の書評は新聞に掲載されているので、新聞記事データベース等で探してみてください。
秋元先生はブログでも本をご紹介されています。本選びの参考に、訪れてみてはいかがでしょうか。
http://akkitom-ontheroadtonowhere.blogspot.jp/