11月10日(金)に、文学部の秋元孝文先生により、“村田沙耶香さん来学文芸イベント「外側に紡ぐ物語」事前授業-村田沙耶香を読む-”が行われました。
授業当日は、5限目にもかかわらず、いろんな学部の学生さんやリカレントの方など様々な年齢層の方が集まり、とても熱心に聴講されていました。
ゼミ形式で机を囲み、村田沙耶香さんのインタビュー動画を見てディスカッションしたり、『コンビニ人間』の前後の村田さんの作品の紹介を通して、作風の違いや主題の変遷を追いました。
『殺人出産』、『地球星人』、『タダイマトビラ』・・・見えていたけど、見ていなかった社会の常識や社会通念の外側にいる人を描く村田さんの作品の数々。
「固定観念や常識の「外側」を描いて、読者の価値観をガタガタと振るわせて崩していく。だからしんどい。ときに辛い」という秋元先生の感想に、とても共感しました。
村田さんの小説を読むのは覚悟がいる。でも、また読みたくなる。
こんな作品を生み出す村田さんのインタビューを聞くのが、さらに楽しみになりました。
12/9【KONANプレミア・プロジェクト「文学、あります」外側に紡ぐ物語 ― 村田沙耶香さんに聞く小説の世界 村田沙耶香さん公開インタビュー
いよいよ間近に迫ってまいりました。まだまだ受け付けております!
お申込み・イベントの詳細は、下記リンクよりどうぞ。
12/9【文芸イベント】外側に紡ぐ物語 ― 村田沙耶香さんに聞く小説の世界