A.Who HQシリーズの本。 物語の本は名詞など知らない単語が多く出てきたり、キャラクターを整理しながら読むのが大変だったりと個人的には苦手です。 Who HQシリーズは、人物などの説明が中心なので、勉強時に読んで、慣れている英語で比較的読みやすく、また知らなかったことを知ることができるのでオススメです。本が薄く、イラストが豊富な点でも、読みやすいと思います。
さらに驚くべきは、先ほどのフランス革命のテーマが2024年ノーベル経済学賞を受賞した3名の教授(Daron Acemoglu & Simon Johnson* (Massachusetts Institute of Technology) James A. Robinson (University of Chicago))による執筆であり、インドのテーマが2019年ノーベル経済学賞を受賞した3名の教授のうちのひとり(Abhijit Banerjee (Massachusetts Institute of Technology))であることです。授賞理由は、国家の繁栄に影響を与える制度の役割(2024年)やフィールド実験を用いた途上国における貧困解消に向けた効果的な政策(2019年)を検証したことにあります。いずれも開発経済学の主要テーマであり、「人々の選択こそが世の中を変える」ことを示しています。