投稿者「図書館」のアーカイブ

『文豪おもしろ豆事典』

経済学部4年 硝子戸の中の猫さんからのおすすめ本

著者: 塩澤実信
タイトル: 文豪おもしろ豆事典
出版者: 北辰堂出版
出版年: 2009.4
配置場所: 図書館 2階中山文庫一般
請求記号: 910/SH

明治の大文豪夏目漱石、弱冠を前に芥川賞を受賞した綿矢りさ、『罪と罰』等で著名なドフトエフスキー他、多彩な作家の素顔や作品の舞台裏を収録した一冊。
誰もが知っている、読んだ事あるあの文豪のあの作品にはこんな思いが込められていた……
活字中毒のあなたは勿論、普段本を読まないというあなたでも、この本を読めば原作を手に取ってみたくなる事でしょう。

『コラージュ・ブック』

文学部1年 生駒祐樹さんからのおすすめ本

タイトル: コラージュ・ブック : 身近なものを切って貼って
出版者: ビー・エヌ・エヌ新社
出版年: 2009.3
配置場所: 図書館 2階中山文庫一般
請求記号: 726/KO

「コラージュ」に対するイメージを聞くと、「切り貼り」とか「子供っぽい」という
答えがよく返ってくる。そういう自分だって同じようなイメージを抱いていた。
この本を読むまでは。
わずか100ページ程の小さな本だが、そこに綴られた作品の1つ1つに込められた、
私達が遠くに置き忘れてきたモノがそこにある。
決して贅沢では無いけど、かけがえの無い存在。
~柔らかな温もりをあなたに~

『Library Lion』Michelle Knudsen

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル0】 830/KN/0
Title: Library Lion
Author: Michelle Knudsen

「ある日、図書館にライオンが入ってきました。」で始まる、図書館を舞台にした絵本です。
storyの中に、目録カードや新着図書コーナーも出てきます。
著者の「Michelle Knudsen」は、図書館での勤務経験もあります。
ちなみに、本学図書館は、目録カードの一部は中山文庫コーナーに、新着図書コーナーは入館ゲートを入って右側にあります。
絵本に登場したコーナーを、実際に歩いてみるのも一興です。
なお、本学図書館ではライオンの入館はお断りしていますので、あしからず。

『THE JOLLY POSTMAN or Other People's Letters』Janet and Allan Ahlberg

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル1】 830/A/1
Title: THE JOLLY POSTMAN or Other People’s Letters
Author: Janet and Allan

むかしむかしあるところに、自転車に乗ったゆかいな郵便屋さんがいました。
ある日のこと、丘を越えて三匹のくまに手紙を届けに行き・・・。
三匹のくま、ジャックと豆の木、赤ずきんちゃん、シンデレラなど、おとぎ話に登場する人物に手紙を配達します。
さて手紙の中身は?
絵本のページが封筒になっていて、その中に手紙やカード、更に小さな絵本まで入っています。
絵も可愛くて、子供心に戻って楽しめますよ。

『The Quiltmaker's Gift』Jeff Brumbeau

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 830/B/2
Title: The Quiltmaker’s Gift
Author: Jeff Brumbeau

貪欲で、どんなに贈り物をもらっても満足できない王様がいました。
素晴らしいキルトを作るおばあさんの存在を知り、彼女のキルトを手に入れようとしますが、断られてしまいます。強硬手段に出る王様ですが・・・彼女が王様に言った言葉とは・・・
そして、彼女からの本当の贈り物とは何だったのでしょう?
本当に充実した幸せな人生は、他人任せや簡単に手に入るものでは得られないというメッセージを感じました。
シンプルながら、読み終わった後に深い余韻を残す作品だと思います。
繊細で美しい挿絵も魅力です。

『The Tiny Seed』 Eric Carle

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル0】 830/C/0
Title: The Tiny Seed
Author: Eric Carle

秋、強い風が吹きました。小さな花の種たちは風に運ばれ飛んでいきました。
彼らの行く手には数々の困難が待ち構えています。
一体どこへ向かっていくのでしょう...
そして春には見事に花を咲かせることができるのでしょうか...
エリック・カールさんの本は子供の頃、絵本で読まれた方も多いと思います。
英語が苦手な方も読み親しんだ本から始めると、どんどん読み進んでいけるのではないでしょうか。