投稿者「図書館」のアーカイブ

【第3回 甲南大学書評対決】 諸橋 轍次 著『中国古典名言事典』

10月14日(木)に開催された第3回 甲南大学書評対決(主催:甲南大学生活協同組合)で紹介された本です。

共通教育センター/スポーツ・健康科学教育センター 山崎俊輔 先生からのおすすめ本です。

書名 : 中国古典名言事典
著者 : 諸橋 轍次 著
出版社: 講談社
出版年:1979年

25年ぐらい前から座右に置いて、1年に1、2度目を通している本 (辞典)です。 「論語読みの論語知らず」という言葉がありますが、ぴったりと私に当てはまると思っています。

名言名句を覚えるというのは難しいですが、 しかし気持ちを込 めて愛読している本です。厖大な中国の古典のなかから4800余の名言を精選、 簡潔にして分かりやすく解説しています。 どの章句にも古典の英知 ・ 達人の知恵・人間のドラマが宿っており、 人生を生きる指針に満ちています。

私にも読む度ごとに必ず何かを教えてくれたり、気づかせてくれたり、また励まされたり、 時には反省を促してくれます。

激動の時代を生きる現代人に、逞しく生き抜く知恵とエネルギーを与えてくれるよ うに思います。

【第3回 甲南大学書評対決】池井戸潤 著 『オレたちバブル入行組』

10月14日(木)に開催された第3回 甲南大学書評対決(主催:甲南大学生活協同組合)で紹介された本です。

学生・経済学会チーム 高橋さんからのおすすめ本です。

書名 : オレたちバブル入行組
著者 : 池井戸潤 著
出版社:文藝春秋
出版年:2004年

皆さんの中に、既にドラマ『半沢直樹』を見たことがある!という人もいるのではないでしょうか??その『半沢直樹』の基になった本です。

皆さんもバブルの時代は、とても良くて、その時代に生きてみたかったと思う学生の方や、いい時代だったと懐かしむ教職員の方がおられると思います。確かにいい時代だったかもしれませんが、自分をよくするために私利私欲に溺れる人も多く、その一人がこの本でもある銀行員です。

自分の為に行動する人に向かって、皆さんモノ申す勇気ありますか?私はすべてに対して言うことはできないと思っていました。ですが、この本に出合って、正しいことは正しい、間違っていることに対しては間違っているということの重要性を知ることができました。今、何かに悩んでいる学生の方がいたら、ぜひこの本を読んで、様々なことに対して勇気をもって挑んでもらいたいです。

これから待ち受けている試練に立ち向かうためのきっかけ作りに、ぜひ一読してください。

 

(KONANライブラリサーティフィケイト学生企画)『40冊の中から、気になる本見つけてみよう』

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画
『40冊の中から、気になる本見つけてみよう』

初めまして、甲南大学マネジメント創造学部4回生の小栗です。

今回、ライブラリ・サーティフィケイト1級の企画として、ジャンル別で私がお勧めと思った作品をこのサイトを通して紹介していきます。

紹介する本は、甲南大学の図書館・メディアセンターにあるものです‼

読みたいと思った本があれば、図書館・メディアセンターに足を運ぶか、甲南大学図書館のサイトで取り寄せてはいかがでしょうか??紹介文の後に、甲南大学図書館のURLを載せておきますので、是非!!

 ⇒ STARTはここから!

少しでも興味のある本でしたら、是非読んでみてください!!

 

——
(以下、図書館よりのご案内)
直感的に好みの選択肢を選ぶと、おすすめの本が提示されます。と、ここまでは普通のQ&Aなのですが、提示される本の中から読んでみたいと思った本を選択すると、明るい読書家の小栗さんが、おすすめポイントを紹介してくれるという企画です。

本をよく読む人も、読まない人も、学生も、社会人も、皆さん楽しめますよ!

おすすめされる本は、全て甲南大学の図書館かCUBEメディアセンターに所蔵がある本です。最後に蔵書検索システムの検索結果へのリンクもありますので、気になったらぜひ読んでみてください。📚

期 間    :2021年 10月5日(火)~2022年 3月31日(木)
企画者:マネジメント創造学部4年  小栗 珠実

 

 

2階カウンター前で貴重資料を展示しています。

2階カウンター前に、展示ケースを設置しました。
写真で場所、分かりますか?

担当司書が、気まぐれに資料の入れ替えをしていますので、ご来館時に覗いてみてください。

今は、「引札(ひきふだ)」を展示しています。

引き札とは、江戸、明治、大正時代にかけて、商店などが宣伝のために作らせた広告のことです。


これは自転車の広告です。
江戸東京博物館に、明治時代のダルマ型自転車がありますが、それは2輪なので、3輪はめずらしいかもしれません。

カレンダーや時刻表が付いたものもあります。
色鮮やかな宝船の図柄で、めでたさと便利さと商売繁盛を兼ね備えた、1石3鳥の広告です。

ぜひ、現物を見にお立ち寄りください。

※学内者限定です。一般には公開しておりません。

池上 彰著 『なぜ僕らは働くのか』

 

文学部 4年生  中越 悠斗さんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

書名 :  なぜ僕らは働くのか
著者 :  池上 彰
出版社:学研プラス
出版年:2020年

この本は、これから就職活動する方だけでなく、社会人となられる方、今社会の第一線で働かれている方、または中学生・高校生などにも、勉強になり、人生で生かされる本だと思います。

働くって当たり前だと思われがちですが、その働くことの意義ややりがいなどを考えると、社会には様々な仕事があり、様々な人のつながりがあることが分かります。まだ、私は社会人ではありせんが「あー明日も仕事でしんどいなー」、「つらい、やめたい」と思ってしまう事が、あるかもしれません。

でも、ふと立ち止まって、自分の役割や自分が作ったものでどんなところ、どんな風に人の役に立っているのか、考えてみることができるのではないでしょうか。少し頭をひねらせて、考え方を変えると毎日が幸せになるんだと気づかせてくれました。特に、共感できた言葉は、「人と比べない、人からどう見られるかを気にしすぎない、いま自分ができることを精いっぱいやる。」という言葉です。私は、先々のことばかり考えてしまい、冷静になれず慌ててしまうことや、このままの自分でいいのかなと、考え込んでしまうタイプです。そして、人の評価ばかり気にして、本来の自分を表現できないことが多々あります。でも、これから社会人になる私にとって、10年後、20年後の目標などは設定しますが、まずは目先の目標を立ててコツコツ取り組もうと思えた言葉でした。

さらに、もう一つこの本をオススメするポイントがあります。それは、実際に働く人の声がたくさん掲載されています。人生の先輩の声を聴くことも、働くことの楽しさを感じ取れるかもしれません。きっと、私の書評を読んでいただいている方にも、同じタイプの方もいるのではないでしょうか。この本からあなたの心に響く言葉や人生の軸が見つかるかもしれません。すでに見つかっている人は、再確認できるかもしれません。ぜひ、この本を読んで新たな一歩を踏み出してください。

Letter from the language study room

Hi. I’m the Bear of the Language Study Room(語学学習室) in Konan University Library.
How’s your summer vacation?
Am I? I renewed!

It was so exciting to be washed in a big washing machine!
woo—oooop!

Then, my nose replaced.
It hurt a little.

And, Look, look!
My tie is new!
It’s KOBE Tartan, you know! Isn’t this cool?

I’ll be waiting you in the Language Study Room.
You can borrow up to 10 books in the Language Study Room during summer vacation. Of course, you can request mailing service.


Also check out e-books.
https://www.konan-u.ac.jp/lib/?page_id=10510

See you! 🙂