5-2.教員インタビュー」カテゴリーアーカイブ

マネジメント創造学部 牧野 泰典先生へのインタビュー

マネジメント創造学部 3年生  西山 叶子さんが、マネジメント創造学部  牧野 泰典先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.普段はどのような本を読むことが多いですか?

A.娯楽関係の本を除けば、労働社会学や労働経済学などの経済・経営関係の本です。

 

Q.本を買う時に重視しているポイントは何ですか?

A.“本当に興味のある本を吟味し、何回でも読めるような内容の濃いと思う本であるか”です。卒論やその後でも読める本を3~4冊購入して読み込めば、他の分野の内容も理解できるようになります。学生の場合、先生の教科書を買う必要があるかもしれませんが、それ以外ではそれほど買う必要はないと思います。これだと思った本を3~4冊買ってみたり、図書館で関連の文献を読み、一部コピーしたり、Amazonなどのネットサイトでカスタマーレビューを参照しながら興味のある本を探すなどの作業をすると良いと思います。

 

Q.どのくらいの頻度で本屋や図書館を利用しますか?

A.月に一度くらいになりました。仕事帰りに本屋に立ち寄りますが、最近は、閉店してしまった書店が増加していることや、大手の書店でもDVDコーナーなどが増え、研究書を扱う場所が減ったことが問題だと思います。

 

Q.現在の分野を専攻するきっかけとなった本はありますか?

A.トヨタの生産システムや日本企業における小集団活動を研究したいと思い、読み始めたのは、小山陽一編『巨大企業体制と労働者』 、職業・生活研究会編『企業社会と人間』、野原光・藤田栄史編『自動車産業と労働者』などの研究書です。個人の先生が書かれたものでは、仁田道夫『日本の労働者参加』 、熊沢誠『日本的経営の明暗』です。

 

Q.最近読んだ本で気に入っているものは何ですか?

A.まだ熟読できていませんが、熊沢誠『過労死・過労自殺の現代史』、熊沢誠『若者が働くとき』などです。

 

Q.大学生におすすめの本はありますか?また、その理由は何ですか?

A.特に本学の学生で労働問題に興味のある学生なら、熊沢誠先生の上記の『過労死・過労自殺の現代史』、 『若者が働くとき』『日本的経営の明暗』がおすすめです。 『日本的経営の明暗』では、仁田道夫先生の「鉄鋼業の「自主管理活動」」の論文を引用する形で熊沢先生が小集団活動(QCサークル)の問題点について「QC活動の明暗(上)(下)」という論文をお書きになっています。その時に、T社(トヨタと思われる)の研修帰りの社員が、ある会社で改善活動を提案したために、その会社の労働密度や負担が増加したことがあり、熊沢先生は「まことに他人迷惑なT社の研修帰りがいたものである!この社員は会社に残されたわずかに牧歌的な環境をなくすことに何の思いもないのだろうか」という批判と疑問を投げかけます。この文章の印象が忘れられず、日本の小集団活動の問題点について研究テーマにしたという経緯があります。熊沢先生については、甲南大学の先生だから紹介したということではありません。労働問題について、全国的に有名な熊沢先生が甲南大学名誉教授としていらっしゃるということです。本学は熊沢先生以外にも研究水準の高い先生がおられます。学生はぜひ、積極的に先生方に質問をしてください。もともと本を読むのが好きでなかった私が、熊沢先生をはじめとする労働問題の本について初めて面白いと思って夢中で読んだことを覚えています。興味のない本はどうしても面白くない。でも自分にとって面白いものは夢中になる。そのような本を見つけてください。

 

感想 :インタビューを通し、様々なお話を聞かせていただいたため、全ての内容を記載することは出来ませんでしたが、非常に有意義な時間になりました。牧野教授が熊沢誠先生の本に夢中になったように、私も、夢中になれるような本に出会いたいと思いました。

 

<牧野 泰典先生おすすめの本>

熊沢 誠 著 『過労死・過労自殺の現代史』 岩波書店,  2018年

熊沢 誠 著 『若者が働くとき』 ミネルヴァ書房,  2006年

熊沢 誠 著 『日本的経営の明暗』  筑摩書房 , 1998年

(インタビュアー:マネジメント創造学部 3年  西山 叶子 )

マネジメント創造学部 金坂 成通先生へのインタビュー

マネジメント創造学部 2年生 Aさんが、マネジメント創造学部 金坂 成通先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.普段読書はされますか?

A.仕事に関する本は毎日読みます。しかし、趣味としての読書は子どもの世話のため時間がなく、最近はあまりできていません。

 

Q.趣味として読むときにはどのようなジャンルの本を読みますか?

A.ノンフィクションやエッセイが好きです。特に、秋田犬「わさお」の名付け親であるメレ山メレ子さんの『メメントモリ・ジャーニー』が好きです。

 

Q.今までに読んだことのないジャンルはありますか?

A.ほとんど読んだことがあります。大学で仕事を得る前にPHP研究所の出版部門で数年間ですが編集者をしていたため、仕事の関係上いろいろな本を読みました。

 

Q.本を買うときや借りるとき、何が決め手でその本を手に取りますか?

A.著者で選びます。興味がある人や好きな人の本を読むことが多いです。

 

Q.最近読んで面白かった、感動した本はありますか?

A.『一億人の英文法』と『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう』です。後者は子どものために選んだ絵本なのですが、前から読むと行きの話、後ろから読むと帰りの話になり2度楽しめます。

 

Q.大学生にお勧めの本はありますか?

A.①『バッタを倒しにアフリカへ』私と同世代のバッタ研究者の新書ですが、研究生活の楽しさが溢れています。同世代の著者にはサインを書いてもらいました。

 ②『メメントモリ・ジャーニー』著者が素敵な人でその思考も面白いため、本の内容も面白いです。エッセイなのですが「沖縄でカニに求婚される」「アフリカに自分の棺桶を作りに行く」など日常ではありえませんよね。陳腐な表現になりますが、世界には色々な人がいて、それが素晴らしいということを改めて感じさせてくれます。

 

Q.本を読むことで何か得たことはありますか?

A.3人組が知恵を出し合ってお金儲けをする話の「ズッコケ三人組」シリーズ『うわさのズッコケ株式会社』からは、楽しみながら多くのことを学びました。小学5年生の時に図書室で借りて読んだのですが、お金儲けや株式投資、出資の勉強になりました。また、社会や経済に興味を持つきっかけにもなり、今の職業につながっているのではないかと思います。少し古いですが、経済学や経営学を初めて学ぶ大学1年生が読んでみるのも面白いかもしれません。

 

<感想>インタビュー中は金坂先生ご自身の過去のお話なども踏まえて、とても明るく楽しくお話をしてくださり、あっという間に時間が過ぎました。かつてPHP研究所の編集者だったということにとても驚きました。私の周りに編集者の仕事をしている方がいないため、とても貴重なお話でした。

 

< 金坂 成通先生おすすめの本>

前野 ウルド 浩太郎 著 『バッタを倒しにアフリカへ』 光文社 ,  2017年

メレ山 メレ子 著 『メメントモリ・ジャーニー 』 亜紀書房 , 2016年

(インタビュアー:マネジメント創造学部 2年 A  )

経済学部 ・マネジメント創造学部 三上 亮先生へのインタビュー

マネジメント創造学部 4年生 小栗 珠実さんが、経済学部 ・マネジメント創造学部三上 亮先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.どのくらいの頻度で本を読みますか?

A.参考書や教材は週に2冊。一般的な書籍(小説等)は2か月に1冊です。

 

Q.普段どのような本を読みますか?

A.大抵は専門書をよく読みます。今抱えて居る問題を解決するための本を結構よく読むことが多いです。例えば、パソコン操作や分析の方法を詳しく知りたい時に、それを知れる本を探して読みます。研究者になってから、専門書を読む時間が多くなり、それ以外の本を読む時間が減ったので、大学生の時に、色々な本を読んだ方がいいと思います。

 

Q.書店や図書館で本を買う、借りる時、どのように本を探して読んでいますか?

A.現状の問題を解決したい時に買いに行きます。書店や図書館に行くときは、自分の抱えている問題に関する分野に足を運び、本を探します。大学生の時は、ふらっと訪れて当てもなく本を探していました。

 

Q.大学生にお勧めしたい本は何ですか?お勧めの理由は何ですか?

A.2冊あります。1冊目は、内田樹さんの『寝ながら学べる構造主義』です。構造主義という哲学の考えを、とてもわかりやすく書かれている本です。例えば、経済学の父アダム・スミスについてどのような考え方だったのか、どのような流れでその考えにたどり着いたのかを分かりやすく教えてくれます。昔と今の考え方の違いや、登場人物がなぜ歴史的に重要な人になったのかを、素人にもわかりやすく書かれており、刺激的で好奇心をそそられる内容となっています。

2冊目は、『出社が楽しい経済学(NHK)』です。経済学が何かを全く知らない初学者でも、この本を読めばなんとなく理解ができるようになっています。

 

Q.最近読んだ本で面白かった本などありますか?

A.福永武彦さんの『古事記物語』です。海外の人と話した時、日本の歴史わかってなかったなぁと思ったのが読むきっかけでした。読んでいくと、日本の地名の由来や風土等、知らなかったことを学べて、楽しんで読んでいます。

 

Q.どういった時に本を読みますか?

A.小説などは、時間に余裕がある時、心に余裕がある時、アイデアに行き詰った時に、頭をリフレッシュさせるのに、読むことが多いです。

 

Q.専門書を読むとき、どの部分に注意して読むとかありますか?

A.全部を理解しようとするよりも、大事なところが何かを意識して読むことが重要だと思います。自分が知りたいところは何か、今分からないところがどこかを確認しながら読めば、理解できる部分に対して集中して読むことができるようになります。

 

感想 :質問に対し丁寧にお答えいただき、またインタビュー内容以外で面白かった本について、本の趣味など楽しいインタビューになり、とても楽しかったです。先生が紹介した本はどれも自分自身とても好奇心を刺激させる内容であり、本を借りて読んでみようと思いました。哲学の本から、経済や古典など幅広く読まれているので、私も様々な分野の本を読んでいこうと思いました。インタビューさせていただき、ありがとうございました。

 

<三上 亮先生おすすめの本>

内田 樹 著 『寝ながら学べる構造主義』 文藝春秋 ,  2002年

吉本 佳生 著, NHK「出社が楽しい経済学」制作班編 『出社が楽しい経済学 』 日本放送出版協会 , 2009年

(インタビュアー:マネジメント創造学部 4年 小栗 珠実  )

マネジメント創造学部 上村 一樹先生へのインタビュー

マネジメント創造学部 4年生 小栗 珠実さんが、マネジメント創造学部 上村 一樹先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.どのくらいの頻度で本を読みますか?

A.仕事に関係する本は、月に20日以上読みます。仕事に関連がない本は、月に数日程度です。

 

Q.普段どのような本を読みますか?

A.専門書をよく読みます。趣味で読む本は、ノンフィクションが主です。社会・経済全体を統計・研究等で俯瞰するような本を好んで読みます。

 

Q.書店や図書館で本を買う、借りる時、どのように本を探して読んでいますか?

A.読んでいる本が引用している文献から探します。引用文献の中から、読んでいて大事な所や興味のあること、知りたいことについて書かれている文献をピックアップして、読みます。

 

Q.大学生にお勧めしたい本は何ですか?

A.デール・カーネギー「人を動かす」です。改訂を重ねた現代版より、古いほうをお勧めします。

 

Q.その本のお勧めの理由、ポイントなどを教えてください。

A.古いほうをお勧めした理由は、改訂が少ない方が、著者が伝えたいことのニュアンスが伝わりやすいと考えたからです。本書には、どんな人生にも関連する、普遍的なことが書かれており、物事を建設的に考えることを教えてくれるのでお勧めします。物事や出来事を、少し踏み込んで、深く考えることを教えてくれます。また、私自身大学生の時に読んで一番印象に残っていたこともあり、お勧めしたいと思いました。

 

Q.最近読んだ本で面白かった本などありますか?

A.マイケル・サンデル「それをお金で買いますかー市場主義の限界」です。タイトル通り、全てをお金で取引することに疑問を投げかける本で、社会についての見方が深まります。

 

Q.どういった時に本を読みますか?

A.仕事関係の本は、授業や論文などに使用する時、興味のある時に一気に読みます。仕事以外の本は、体力・時間・気力がある時に読みます。

 

Q. 専門書を読むとき、どの部分に注意して読むとかありますか?

A.既に知っていることは、文字を見た瞬間に、何言っているか分かるため、流し読みで済ませ、知らないことや理解できていないことを、時間をかけて精読します。重要な事、印象的な事などは本に付箋を貼ったりします。

 

感想 : 質問に対し丁寧にお答えいただき、またインタビュー内容以外にも趣味の本の話や、本の内容など話すことが出来、とても楽しかったです。インタビューを通してお勧めしたい本の「人を動かす」は、先生の考え方に大きな影響を与えているのだと感じ、私も読んでみようと思いました。インタビューさせていただき、ありがとうございました。

 

<上村 一樹 先生おすすめの本>

デール・カーネギー著  山口博訳 『人を動かす』 創元社 , 1999年

(インタビュアー:マネジメント創造学部 4年 小栗 珠実  )

共通教育センター 長谷川 雄彦先生へのインタビュー

文学部 3年生 畑田 亜美さんが、共通教育センター 長谷川 雄彦 先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.普段どのくらい本を読まれますか。

A.最近は減ってしまい月に1冊読めるかどうか。図書館に入った頃は知らないといけないと思い週に2冊程読んでいたが、読みたい本は限られているので1年ちょっとで諦めた。中身をちらっと見るのは週に何十冊としていたが、ゆっくり読むのは図書館に入ってから逆にできない。速読は苦手。草津にいた時、平野啓一郎さんのスローリーディングに関する講演があった。丁寧に行間から主人公の感情の機微を読み取る、そういう読み方もある。こちらの方が合っている。量は関係ない。如何に自分が感じるように読むか、それが本との向き合い方。速読のすすめのような本は沢山あるのでチャレンジしてみたが合わなかった。合う人は本当に早くなる。開き直って今は読みたい本だけ。最近は図書館に関する本が多い。

 

Q. 甲南大学の図書館で1番好きなところはどこですか。

A. 今の図書館は私が大学生の頃とはだいぶ違う。データベースはあるがOPACはなかった。現在の2階の雑誌スペースの間の机のところはすべて目録カードで、それを引くのが好きだった。今の図書館はあまり使っていないが、昔のイメージでいうと友達と話せた2階のロビー上のスペースが好き。よくあそこで集まって駄弁っていた。図書館は本当に勉強する場所も大事だけれど、人と出会う場所として使っていた。そのような図書館も構わないと思う。その方がたくさん使ってもらえる。ちょっと寄って本と出合う、そんな図書館がいい。

 

Q. 公立図書館でおすすめの場所はありますか。

A. サービスでいうと浦安の図書館。有名になってから大分経った2000年頃に行った。その頃からサービスがよく、蔵書が沢山あった。開架書庫、書庫であるが利用者が自由に入っていい方式を採用。

 

Q. 最近の若者の読書離れについてどのように考えていますか。

A. 読書離れというが昔から若者は本を読まない。特に中高生は忙し過ぎ、年代別に見たら明らかに公共図書館に来ない。本を読む時間もない。最近はもっと他に興味を引く物がたくさんあるということもある。

 

Q. 大学生に薦めたい本は何ですか。

A. やはり専門なので図書館に関するもので竹内悊の『生きるための図書館:一人ひとりのために』。新書なので読みやすい。図書館に興味を持って、困った時に図書館を思い出してほしい。

 

感想: 質問内容以外にも神戸市の図書館について様々なことを教えて頂きました。書庫の構造や歴史など知らないことが多かったので、興味深かったです。図書館学の授業での少しは学びましたが、個人的に話を伺う方が面白いです。そして、研究室にある図書館関連の本に気になるものがたくさんあったので今度借りようと思います。

 また、本を読む速度に関しては今まであまり気にしたことがありませんでしたが、少し考えてみようかと思いました。特に速読にチャレンジしてみたくなりました。

 

<長谷川 雄彦 先生おすすめの本>

竹内 悊著 『生きるための図書館:一人ひとりのために』 岩波書店 , 2019年

(インタビュアー:文学部  3年  畑田 亜美  )

文学部 佐藤 泰弘先生へのインタビュー

文学部 3年生 畑田 亜美さんが、文学部  佐藤 泰弘 先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.どれくらいの頻度で本を読まれますか。

A.少し前までは週一冊くらいは読んでいました。今は月に一冊くらいです。

 

Q. 図書館にはよく行きますか。

A. 基本的に行きません。本は図書館で借りるのではなく、買うようにしています。現在は読むのに時間がかかるので、買った本が結構溜まっています。学生時代は読み始めて面白くなかったとしても最後まで読みましたが、今は読むのをやめるようになりました。

 

Q. 書店にはどのくらいの頻度で行きますか。

A. 学生時代は毎日行っていましたが、現在は週に3回くらいです。閉店してしまいましたが、京都の銀林堂という書店が好きでした。現在はくまざわ書店の四条烏丸店や大垣書店の本店の選書が好きです。作家買いしていることが多いです。

 

Q. 最近読んだ本で気に入っているものは何ですか。

A. 森見登美彦や小松左京の『果てしなき流れの果てに』です。

 

Q. 大学生時代にはどのような本を読んでいましたか。

A. 何でも読んでいました。中でも多かったのはSFや長編小説です。作家では神林長平や村上春樹、翻訳ではアーサー・クラークが好きでした。『文藝』の新人賞を受賞した作家はたいてい読んでいましたが、現在はそうでもないです。川西蘭はデビュー作から買っていましたが、作風が変わってからは読まなくなりました。

 

Q.現在の分野を専攻するきっかけとなった本はありますか。

A.戸田芳実『日本領主制成立史の研究』です。その他では保立道久や黒田日出男です。これらのイメージの豊かな書きぶりに惹かれました。

 

Q.研究室にはどれくらいの本がありますか。

A.16700冊以上の蔵書の3分の1ほどがあります。コアな専門領域の本は自宅にあります。研究室移動時に整理したので、どこに何があるかは把握しています。本は基本的に一度しか読まないので、どんどん溜まっていきます。

 

Q. 大学生におすすめしたい本は何ですか。

A.最近多い系統であやかしなら西條奈加の『千年鬼』、食べ物系なら瀬尾まいこの『戸村飯店 青春100連発』です。

 

感想:自身のゼミの先生であり、本も似たようなジャンルに興味があるのではないかと予想していたので全体的に意外な点が多くありました。

特に専門書は借りないということと、漫画も読まれるということに驚きました。やはり本の好みは聞いてみないとわからないのだと感じました。

 

< 佐藤 泰弘 先生おすすめの本>

つか こうへい 著 『広島に原爆を落とす日』 光文社 , 1998年

(インタビュアー:文学部  3年  畑田 亜美  )