6月20日(火)の朝日新聞朝刊「まなビバ!」欄に、KONAN ライブラリ サーティフィケイトに参加されている、文学部4年生・中西聖也さんのインタビュー記事が掲載されました。
朝日新聞様から取材申し込みがあった際、マイペースに頑張っている方を紹介させて頂きたいと思い、中西さんにオファーさせて頂きました。中西さん、就活中にも関わらず、ご快諾いただき、ありがとうございました。
中西さんが、日本語日本文学科で現代小説を専攻されていることをお話しされると、記者さんは、現代小説が大学での研究対象になっていることに、驚いておられました。『文学部』というと、古典文学が対象との先入観があったそうです。それから、好きな本についてや、KONAN ライブラリ サーティフィケイトを始めようと思ったきっかけ、昨年度出場されたビブリオバトルについてなど、1時間程話をされていました。
新聞記事は、図書館2階へ上がる階段に掲示しています。是非ご一読ください。
「5-0.KONAN ライブラリ サーティフィケイト」カテゴリーアーカイブ
2017年度 第1回店頭選書を行いました。
2017年6月2日(金)、ジュンク堂書店大阪本店において、学生と図書館職員が店頭選書を行いました。当日は、図書館に置きたい本を書棚から選んで、 ハンディーターミナルを使って裏表紙に記載されたISBN(バーコード)をスキャンしていきました。
ご協力いただいた学生の方、ありがとうございました。 図書館では年1~2回、店頭選書を実施しています。 興味を持った人は是非次回参加してみてください。
選書した本は、近日中に図書館1階、新着コーナーの左隣に並べる予定です。 (一定期間を過ぎると通常書架に並びます。)
店頭選書参加学生の感想
**文学部歴史文化学科 金澤舞奈さん**
私は六月二日に行われた選書ツアーに参加しました。一言でいうと、非常に面白かったです。 参加した理由は、甲南ライブラリーサーティフィケイトの取得要件に入っていたのが一つ。あと、昨年から興味があったというのがもう一つ。参加するのには少しばかりの勇気がいりました。参加するといった連絡をするまでの過程であれこれ悩み、ただ連絡をするだけで緊張しました。ツアーはジュンク堂大阪本店で行われました。ここはとても広く、本の数も種類も多くありました。本を選んでも選んでも、気になる本が現れました。次はこの本が読みたいとかあの本を買いたいとか、気になる本を見つける度に思いました。まったくキリがありませんでした。夢中になって本を選んだので、自分が疲れ切っていることに気がつきませんでした。私は休息をとることを重視しなかったので、帰宅したころにはもうクタクタ。休憩をはさめばよかったと後悔しました。ツアーに参加して、私はまだまだ何も知らないのだと思いました。というのも、他の参加者が知らない本や作者について話していたのです。もっと読書をしなければいけない。もっと読書して、様々なことについて学ばなければいけない。そう、考えさせられました。
*************************************
**文学部日本語日本文学科 冨依佳央さん**
私が選書ボランティアをするのは二回目の事となります。前回初めて参加した時は当日少し緊張する事もありましたが、今回に至っては終始リラックスして選書をすることが出来たと思います。
この選書ボランティアを通して得ることが出来るものには、二つの大きな要素があると私は思っています。まず一つは自分自身の読んだことのないジャンルの本に触れ合えるという点です。書店を使う時は自分の興味のあるジャンルを主に見る人がほとんどだと思います。しかし、この場を通じて普段目を通すことのない学術書や自身の興味外のジャンルにも目を通す事で自分自身の視野を広げる好機にもなります。元々本を読む人にとってはこれまで以上に本に接する機会を増やせるものだとも思います。
もう一つは、普段本を読んでいる自分以外の視点で本に接する事が出来るということです。この選書ボランティアの目的は図書館の利用者を増やす事や、貸出冊数を増やす事にも目的を置いています。そのため、自分自身が読みたいと感じた本を選ぶという事もするのですが、どのような本が読まれるのかという事。どのような本を置けば利用者が増えるのかという事も考えながら選書をしたりしています。そのため、図書館司書の講義を受けている人にとってはより現場に近い場所を知る機会にもなり得ます。
これら二つが私自身が選書ボランティアを経験して感じた特に大きなものとなりますが、これら以外にも普段図書館で働かれている方々と図書館外でお話をさせていただくことによって、公私を含めてたくさんの本を読まれてきた方の意見を聞くことができたりします。これまで、あまり本を読む機会の無かった人でも本をより好きになれる機会なので、普段本を読む人読まない人に拘らず本をこれまで以上に好きになれる良い場であると私は思います。
2016KONAN ライブラリ サーティフィケイト授与式!
3月23日、2016年度のKONAN ライブラリ サーティフィケイトの2級・3級取得者を対象とした授与式を実施しました。今年は2級3名、3級9名で昨年より若干増加。今後も1級取得目指して継続的に頑張ってほしいところです。

そして!2016年度は初めての1級取得者が出ました!
3月25日の卒業式で、学長から認定書が手渡されました。

写真は1級取得者、2016年度文学部卒業生の水口さん。いい笑顔です。

KONAN ライブラリ サーティフィケイトはエントリー者を随時募集中!4月以降も順調にエントリーが増えてきております。読書好きな学生さんはぜひ図書館2階ヘルプデスクでお申込みください!
文学部S先生へのインタビュー
文学部 3年生 Yさんが、文学部のS先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)
-本はよく読まれますか
読む時期と読まない時期がある。研究や仕事が一段落したときに研究に関係ない小説をよく読む。
-漢文学に興味を持たれたきっかけとは
中国への興味のきっかけは、堺正章の主演したドラマ『西遊記』。中国ってすごいところだと思った。中学校の授業で学んだ、李白の「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る」という漢詩がすごく印象的で、やっぱり中国やりたいと感じた。これが決定打。今は『論語』を授業していますが、本当は漢詩が専門。
-学生時代読まれていた本について
『完訳三国志演義』・・・予備校生の頃に。
『中国の名句・名言』(講談社現代新書)・・・大学生の頃に。
-漢文学の入門書・専門書としておすすめの本について
『漢詩入門』(岩波ジュニア新書)とっても分かりやすい。ジュニア新書なので、中学生からでも読めるのでおすすめ。ちょっと上の世代におすすめなのは、『唐詩概説』。
-これまで読まれてきた本の中で心に残っている本、お気に入りの本について
夢枕獏の『陰陽師』シリーズ、結構好き。ミヒャエル・エンデの『果てしない物語』もお気に入り。こども用の『西遊記』もよく読んでいた。『完訳三国志演義』は、かなり面白かった。
『一海知義の漢詩道場』も面白かった。お気に入り。『続一海知義の漢詩道場』も合わせておすすめ。
-本を探す方法について
何か読みたいときは本屋さんへ。うろうろして、パッと目に留まったものを買う。読みたい本が決まっているときは、ネットで調べて購入。Amazonとか。読みたいときに読めるので嬉しい。
-本を選ばれる基準について
帯を見たり、目についたりしたものを。自分が気になるジャンルがありそうなところへ行って。
-好きな作家さんについて
一海知義先生は、漢文関係の面白い解説と訳を付けてくれるのでおすすめ。ピンとこないのも、先生の訳見るとなるほど!となる興膳 宏先生の訳もかなり面白いです。『杜甫のユーモア ずっこけ孔子 』とか。この二人は先輩後輩の間柄なので、掛け合いも面白い。
【まとめ】
すごく緊張しましたが、無事にインタビューを終えられて良かったです。質問意図や内容を分かりやすく簡潔に伝えることが今後の課題です。先生の中国への興味のルーツを知れて良かったです。一海先生や興膳 先生の訳を見比べて、漢文の世界を味わいたいと思います。お忙しい中、ご協力頂き、ありがとうございました。
<S先生おすすめの本>
興膳 宏著 『杜甫のユーモア ずっこけ孔子 』 岩波書店,2014年
(インタビュアー:文学部 3年)
文学部 A先生へのインタビュー
文学部 3年生 Yさんが、文学部のA先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)
-大学図書館で働かれていた際の印象的だったこと
在職中に新館ができてレファレンスカウンターへ異動になったこと。それまではずっと目録作業をしていた。不安だったが嬉しかった。図書館員はサービスを行ってこそということ、利用者と接する大切さを実感できたし、面白かった。新図書館建設の時期にめぐり合えて良かった。図書館にいて辛いとかやめようとか思ったことは1度もなかった。
-図書館員を目指されたきっかけ
高校生のときに決意。当時よく本を読んでいた。将来の職業の選択肢の1つに図書館員があった。インスピレーションのようなものかもしれない。
-図書館員を目指す人へのおすすめ本
前川恒雄先生の『われらの図書館』。公共図書館のことが分かりやすく書いてあっておすすめ。
-学生時代読まれていた本
高校生の頃は、外国文学全集を順番に。キャサリン・マンスフィールドとか。日本の小説は辻邦生や北杜夫の『どくとるマンボウ航海記』、遠藤周作とか。彼らのものは、社会人になってからも読んでいる。社会人になってからは、日本の小説ばっかり。歌舞伎戯曲全集とか。
-好きな本
茨城のり子さんの詩集。社会人になってから、職場の先輩の影響で好きになった。分かりやすくて、シャキッとして凛としているので、女子学生にも男子学生にもおすすめ。
-お気に入りの本
森鷗外の『山椒大夫』。どこで読んでも、涙が出そうになる。ラストの母親の苦労が心にぐっとくる。
-本を選ばれる基準
おもしろいものを。自分の興味関連のものを特定の本屋で。自分の知らない分野で興味持ちそうなものをとりあえず買って面白そうなところを読んでみることも。内田樹さんの論とか、椎名誠さんの本も好き。旅行記も好き。旅行行かないけど見るのは好き。アジアとか。
まとめ:
お忙しい中、優しく丁寧に応対して下さいました。たくさんの本をおすすめして頂いて、先生と本との関わりの深さを実感できました。レファレンスや図書館サービスの大切さも身にしみて感じました。前川恒雄先生の本や『山椒大夫』や茨城のり子さんの詩集を読んで、自分の知識を深めていきたいと思います。
<A先生おすすめの本>
前川恒雄著 『われらの図書館』 筑摩書房,1987年
(インタビュアー:文学部 3年)
文学部 田中貴子先生へのインタビュー
文学部 3年生 Yさんが、文学部日本語日本文学科の田中貴子先生にインタビューを行いました。
-本はよく読まれますか
本がなければ生きていけない。仕事でも私生活でも必要不可欠なものであって、本は生活そのものです。
-最近読まれた本について
(趣味の本)宮内悠介の『スペース金融道』を読みました。彼の本は全部読んでいます。SFで若い人で、センスがいい。現在の閉塞的な世の中をよく捉えています。SFとミステリーは楽しみの読書です。
-先生が怪しいものに興味を持たれたきっかけ
・子供の頃にお母さんが寝る前に語って下さった
・ゲゲゲの鬼太郎のアニメ世代。第一回の放送も見ました。水木しげるの影響。
・生まれ育った京都には不思議なもので溢れていたので、馴染んだ
・元々不思議な話が好きだった。
-学生時代に影響を受けた本
中上健次の本で中世文学に行き着きました。熊野についての小説が自分の研究方向を決めるきっかけに。当時の現代思想の本をたくさん読んでいました。クロード・レヴィ =ストロース『野生の思考』など。1990年代には構造主義が学生にも馴染みやすかった。みすず書房の本を積極的に読んでいました。
-古典文学を学ぶ人におすすめの本
百目鬼恭三郎の『奇談の時代』を高校生の時に読んでいました。古典文学の入門書としておすすめです。馬場あき子の『鬼の研究』が批判されていたのが印象的でした。批判する面白さや原文読む大切さを知りました。
-本を選ばれる基準について
新聞の書評やネットの新刊書などをチェックして、面白そうなものを読みます。幅を狭めないように、自分の専門とは違うもので面白そうなものやとっつきやすそうなものを読むようにしています。『世界で一番美しいイカとタコの図鑑』など、生き物関係の本は好きで、図鑑もよく見ます。理系の本も。本は情報だと考えています。リアル本屋に行って、ボーと本棚を眺めて買うことも多いです。お金を出して本を買って付箋を貼ったり書き込みをしたりして自分の本にするのが好きです。
【まとめ】
初めてのインタビューですごく緊張しました。先生の本に対する思いや考え、中世文学の研究に行き着かれたルーツなど、とても貴重なお話を丁寧に教えて下さいました。おすすめして下さった本を読んで、視野を広げるとともにこれからも、読書に励み、様々なことを吸収していきたいと思います。お忙しい中、インタビューにお時間を割いて下さり、ありがとうございました。
<田中貴子先生おすすめの本>
百目鬼恭三郎著 『奇談の時代』 朝日新聞社,1978年
(インタビュアー:文学部 3年)


