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50冊多読チャレンジ 達成者インタビュー

匿名希望

 2022年2月7日に『多読チャレンジ』50冊を達成されました。 

 前回25冊コースに挑戦した際、あと少しのところで達成できなかったため、今回再チャレンジされ、見事50冊を読破されました!

 多読は中学生・高校生の頃に授業でしたことがあったそうです。その際に文法・単語の力をつけて、今回チャレンジされたようです。

 相撲について紹介している“Sumo”J.A.Sargeant  (LV.4)がとても気に入られたそうです。裏表紙に書かれたコメントが帯に掲載されているような文章で面白いと思い、手に取ったと話されていました。

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。


○『多読チャレンジ』達成の感想を教えてください。または、『多読チャレンジ』達成の為に工夫した事を教えてください。

―― 「どのレベルの本も最低5冊読む」というルールを追加してみる、ということを致しました。

○『多読チャレンジ』を終えて実感した効果を教えてください。

―― 最近改めて英文の聴き流しをしたところ、1単元あたり100~150単語くらいしか拾えていなかった所が200~280単語に微増するようになりました。

○チャレンジする図書はどのように選びましたか?

―― Book Reviewも参考にしつつ、同系統もしくは同出版社の本を選ぶようにしました。
  また、いつか原文で読んでみたいと思っていたものをこの機会に読むことができました。

○現在チャレンジ中の『多読チャレンジャー』へメッセージをお願いします。

―― レベル6を読み切れた時の喜びはきっととてつもないものの部類に入ると思われます。


 甲南大学図書館では、多読チャレンジャーを随時募集中です。
 英語多読学習に興味のある方は図書館1階カウンターでエントリーしてみてください!
 達成すればKONANライブラリサーティフィケイトの2級以上の要件にも適用されます!

ブックカバーデザイン発表!

 図書館で募集していたブックカバーデザインに3名の応募があり、2022年度は応募者の作品すべて提供することといたしました。

 作品をご紹介いたします。メッセージは応募者によるものです。

① 日本語日本文学科 1年次生 南谷真有さん

(メッセージ)

「本を読むときに欠かせない「灯り」をテーマとしてデザインしました。暖かい灯り、ヒンヤリとした灯り…ランプはそれぞれの「灯り」を作り出し、読書に寄り添う象徴として表現しました。本の世界にあなただけの「灯り」を感じてみませんか?」

② 文学部歴史文化学科 4年次生 中越悠斗さん

(メッセージ)

「本だけでなく、図書館の利用も増やして頂けたらと考え、図書館の絵も描きました。
多くの方が、このブックカバーを見て、本を読むきっかけとなってほしいです。」

③ 文学部人間科学科 3年次生 加藤江利子さん

(メッセージ)

「甲南大学生はお洒落な方が多いイメージがあるので、「おしゃれな学生」をテーマにしました。
そして、どちらが表紙になっても良いようなデザインにし、本を開いた時にも男性と女性が背中合わせになるようにし、思わずこのブックカバーをつけて、本を開きたくなるようなデザインにしました。」

 製作者それぞれの思いがこめられて作製された、ブックカバー。
  2022年4月より、甲南大学図書館にて提供予定です。
 ブックカバーをかけて、読書時間を楽しんでみませんか。

※上記ブックカバー印刷用データは以下よりダウンロードできます。
     

多読チャレンジ 25冊達成者がでました!

25冊多読チャレンジ 達成者インタビュー
澁谷 知子(しぶたに ともこ) さん
文学部人間科学科 3年次生

 2021年12月23日に『多読チャレンジ』25冊を達成されました。
  2021年12月21日から開始し、3日間での達成です!!

 『多読チャレンジ』へのきっかけは、就活での英語の試験対策を考えていたときに、エントランスに掲示されている達成者の表彰状を見かけたことです。挑戦するなら楽しく!と、授業終わりに図書館へ通い、イメージしやすい絵本を中心に読み進めて1日10冊、最長5時間読んだ日もあったようです。

 レビュー棚に置かれていた“Little King December”(LV.4)がとても気に入り、この本をスラスラと読めるようになりたい!とおっしゃっていました。
 高校生のときから韓国語にも興味があり、本格的に勉強をしておられるそうです。

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。

Q.『多読チャレンジ』達成の感想を教えてください。または、『多読チャレンジ』達成の為に工夫した事を教えてください。

A.少し読んでみて面白くないと思った本はすぐ読むのをやめました。ほとんど絵本だったのですが、絵があると分からない単語でも意味を推測できたため、読み続けることができました。レベル0の本は単語数も少なく、内容も分かりやすかったので読むのが楽しかったのですが、単語数が多い本になると推測も難しくなり、内容が分からないのが悔しいという気持ちのほうが大きかったです。何度も出てくる単語はさすがに気になってしまったので、調べました。しかし、ほとんど調べず読んだため、効果があるのか疑問に思いました。

Q.『多読チャレンジ』を終えて実感した効果を教えてください。

A.少しですが最初に比べ読むのが速くなったように感じました。最初はできるだけ文字数が少ない本を選んでいましたが、途中から文字数が多くても面白そうだから読んでみようと思うようになり、時間は気にしなくなりました。

Q.現在チャレンジ中の『多読チャレンジャー』へメッセージをお願いします。

A. 単語が分からなくても辞書は引かないで良いというのを最後まで忘れずに続けてみてほしいです。英語が苦手な人でもとりあえず簡単なものから読んでみることをおすすめします。

「開くと飛び出す!ポップアップカード」を開催しました!

 2021年12月16日(金)にイベント「開くと飛び出す!ポップアップカード」を開催しました。
 ポップアップカードとは、開くと立体的に飛び出すような仕掛けを使ったカードです。
 参加者は定員人数の3名に加え、途中参加1名(見学のみ)の計4名となりました。

 仕掛け絵本の紹介と仕掛け絵本の歴史の説明後、クリスマスのポップアップカードを作成しました。
 参加者同士でデザインを見せ合う場面も見られて、和やかな雰囲気で進みました。

 参加者からは、「飾りつけをするのが楽しい」、「普段から興味はあるがなかなか取り組めないので、イベントがあれば嬉しい」などの声がありました。
 それぞれ工夫をされていて、素敵なカードができました!

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図書館では、英語多読学習にチャレンジする多読チャレンジャーを募集しています。
今年度のチャレンジ期間は3/31までとなっています。エントリーは図書館1階カウンターまたはメール( toshokan-itaku@adm.konan-u.ac.jp )で受け付けていますので、ぜひチャレンジしてください!

50冊多読チャレンジ 達成者インタビュー

50冊多読チャレンジ 達成者インタビュー
畑田亜美(はただ あみ)さん
文学部歴史文化学科 3年次生

 2021年11月18日に『多読チャレンジ』50冊を達成されました。
 1・2年生次に引き続き、今回で3度目の達成となります!

 就職活動の試験に英語の長文読解問題があるため英文速読に慣れておこうと思い、3度目の『多読チャレンジ』に挑戦されました。

 ファンタジーの物語を中心に読まれたそうです。また、図書館の新着図書コーナーにも、表紙を見て興味が湧いた本があるそうです。

 『多読チャレンジ』に挑戦中は、就寝前に二時間程度読書の時間を設けて、一日一冊のペースで読んでいたとお話しされていました。

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。


○『多読チャレンジ』達成の感想を教えてください。または、『多読チャレンジ』達成の為に工夫した事を教えてください。

―― シリーズ本を読むこと。
   手軽なものも混じえること。

○『多読チャレンジ』を終えて実感した効果を教えてください。

―― 英文を読む速度低下を緩める。
   問題として取り組むときの抵抗の減少。

○チャレンジする図書はどのように選びましたか?

―― シリーズを読んでいる時はその続き、シリーズを読み終わったらBook Reviewから借りたり、背表紙で気になったものを手に取ったりした。

○現在チャレンジ中の『多読チャレンジャー』へメッセージをお願いします。

―― 段々と今年度の締切が近付いてきているので、時間が足りなくなってきたら本棚の下の方にある絵本を選ぶと進めやすいと思います。


 甲南大学図書館では、多読チャレンジャーを随時募集中です。
 英語多読学習に興味のある方は図書館1階カウンターでエントリーしてみてください!
 達成すればKONANライブラリサーティフィケイトの2級以上の要件にも適用されます!

甲南大学図書館所蔵の哲学者・九鬼周造による直筆の未公表書簡が朝日新聞と神戸新聞に取り上げられました!

甲南大学図書館には、著書『「いき」の構造』で世界的に知られる哲学者・九鬼周造のコレクションがあります。九鬼周造の旧蔵書のほか、多数の原稿やメモ類、業務書類、写真、新聞の切り抜きなどが保存されていますが、その中にこのたび新たな未公開資料が発見され、その内容を取り上げた記事が朝日新聞の2021年11月13日夕刊https://digital.asahi.com/articles/ASPCF36FFPC1PIHB02F.html?_requesturl=articles%2FASPCF36FFPC1PIHB02F.html&pn=3に掲載されました。

図書館では九鬼文庫の主要資料を公開するためにデジタル化作業を進めていましたが、その過程で調査を依頼した神戸市外国語大学 名誉教授の小浜善信先生と文学部の川口茂雄先生により、多数の未公開書簡が含まれていることが明らかになりました。

九鬼宛ての書簡には西田幾多郎、田辺元、カール・レーヴィットら同時代の哲学者からのものだけでなく、文学者・林芙美子や山口誓子、画家・児島喜久雄、出版人・岩波茂雄など著名な文化人からのものも含まれています。とりわけ、田辺とレーヴィットからの書簡は、これまで実物の所在が不明とされていた極めて貴重な資料であるとのことです。

朝日新聞の13日付の記事には、「比較的著作が少ない九鬼だが、書簡で言葉遣いや考え方に触れることで、九鬼の哲学への理解が深まるかもしれない」という川口先生のコメントが紹介されています。

川口先生の研究グループは今後さらに調査を進め、プライバシーの観点など慎重に考慮しつつ、段階的な公開や出版を検討していく予定です。

左・川口茂雄先生(文学部) 右・小浜善信先生(神戸市外国語大学名誉教授)

<追記>
神戸新聞にも掲載されました。
2021年11月23日付神戸新聞朝刊(転載許諾済)