1.おしらせ」カテゴリーアーカイブ

ブックカバーデザイン発表!

 図書館で募集していたブックカバーデザインに3名の応募があり、2022年度は応募者の作品すべて提供することといたしました。

 作品をご紹介いたします。メッセージは応募者によるものです。

① 日本語日本文学科 1年次生 南谷真有さん

(メッセージ)

「本を読むときに欠かせない「灯り」をテーマとしてデザインしました。暖かい灯り、ヒンヤリとした灯り…ランプはそれぞれの「灯り」を作り出し、読書に寄り添う象徴として表現しました。本の世界にあなただけの「灯り」を感じてみませんか?」

② 文学部歴史文化学科 4年次生 中越悠斗さん

(メッセージ)

「本だけでなく、図書館の利用も増やして頂けたらと考え、図書館の絵も描きました。
多くの方が、このブックカバーを見て、本を読むきっかけとなってほしいです。」

③ 文学部人間科学科 3年次生 加藤江利子さん

(メッセージ)

「甲南大学生はお洒落な方が多いイメージがあるので、「おしゃれな学生」をテーマにしました。
そして、どちらが表紙になっても良いようなデザインにし、本を開いた時にも男性と女性が背中合わせになるようにし、思わずこのブックカバーをつけて、本を開きたくなるようなデザインにしました。」

 製作者それぞれの思いがこめられて作製された、ブックカバー。
  2022年4月より、甲南大学図書館にて提供予定です。
 ブックカバーをかけて、読書時間を楽しんでみませんか。

※上記ブックカバー印刷用データは以下よりダウンロードできます。
     

多読チャレンジ 25冊達成者がでました!

25冊多読チャレンジ 達成者インタビュー
澁谷 知子(しぶたに ともこ) さん
文学部人間科学科 3年次生

 2021年12月23日に『多読チャレンジ』25冊を達成されました。
  2021年12月21日から開始し、3日間での達成です!!

 『多読チャレンジ』へのきっかけは、就活での英語の試験対策を考えていたときに、エントランスに掲示されている達成者の表彰状を見かけたことです。挑戦するなら楽しく!と、授業終わりに図書館へ通い、イメージしやすい絵本を中心に読み進めて1日10冊、最長5時間読んだ日もあったようです。

 レビュー棚に置かれていた“Little King December”(LV.4)がとても気に入り、この本をスラスラと読めるようになりたい!とおっしゃっていました。
 高校生のときから韓国語にも興味があり、本格的に勉強をしておられるそうです。

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。

Q.『多読チャレンジ』達成の感想を教えてください。または、『多読チャレンジ』達成の為に工夫した事を教えてください。

A.少し読んでみて面白くないと思った本はすぐ読むのをやめました。ほとんど絵本だったのですが、絵があると分からない単語でも意味を推測できたため、読み続けることができました。レベル0の本は単語数も少なく、内容も分かりやすかったので読むのが楽しかったのですが、単語数が多い本になると推測も難しくなり、内容が分からないのが悔しいという気持ちのほうが大きかったです。何度も出てくる単語はさすがに気になってしまったので、調べました。しかし、ほとんど調べず読んだため、効果があるのか疑問に思いました。

Q.『多読チャレンジ』を終えて実感した効果を教えてください。

A.少しですが最初に比べ読むのが速くなったように感じました。最初はできるだけ文字数が少ない本を選んでいましたが、途中から文字数が多くても面白そうだから読んでみようと思うようになり、時間は気にしなくなりました。

Q.現在チャレンジ中の『多読チャレンジャー』へメッセージをお願いします。

A. 単語が分からなくても辞書は引かないで良いというのを最後まで忘れずに続けてみてほしいです。英語が苦手な人でもとりあえず簡単なものから読んでみることをおすすめします。

「開くと飛び出す!ポップアップカード」を開催しました!

 2021年12月16日(金)にイベント「開くと飛び出す!ポップアップカード」を開催しました。
 ポップアップカードとは、開くと立体的に飛び出すような仕掛けを使ったカードです。
 参加者は定員人数の3名に加え、途中参加1名(見学のみ)の計4名となりました。

 仕掛け絵本の紹介と仕掛け絵本の歴史の説明後、クリスマスのポップアップカードを作成しました。
 参加者同士でデザインを見せ合う場面も見られて、和やかな雰囲気で進みました。

 参加者からは、「飾りつけをするのが楽しい」、「普段から興味はあるがなかなか取り組めないので、イベントがあれば嬉しい」などの声がありました。
 それぞれ工夫をされていて、素敵なカードができました!

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図書館では、英語多読学習にチャレンジする多読チャレンジャーを募集しています。
今年度のチャレンジ期間は3/31までとなっています。エントリーは図書館1階カウンターまたはメール( toshokan-itaku@adm.konan-u.ac.jp )で受け付けていますので、ぜひチャレンジしてください!

50冊多読チャレンジ 達成者インタビュー

50冊多読チャレンジ 達成者インタビュー
畑田亜美(はただ あみ)さん
文学部歴史文化学科 3年次生

 2021年11月18日に『多読チャレンジ』50冊を達成されました。
 1・2年生次に引き続き、今回で3度目の達成となります!

 就職活動の試験に英語の長文読解問題があるため英文速読に慣れておこうと思い、3度目の『多読チャレンジ』に挑戦されました。

 ファンタジーの物語を中心に読まれたそうです。また、図書館の新着図書コーナーにも、表紙を見て興味が湧いた本があるそうです。

 『多読チャレンジ』に挑戦中は、就寝前に二時間程度読書の時間を設けて、一日一冊のペースで読んでいたとお話しされていました。

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。


○『多読チャレンジ』達成の感想を教えてください。または、『多読チャレンジ』達成の為に工夫した事を教えてください。

―― シリーズ本を読むこと。
   手軽なものも混じえること。

○『多読チャレンジ』を終えて実感した効果を教えてください。

―― 英文を読む速度低下を緩める。
   問題として取り組むときの抵抗の減少。

○チャレンジする図書はどのように選びましたか?

―― シリーズを読んでいる時はその続き、シリーズを読み終わったらBook Reviewから借りたり、背表紙で気になったものを手に取ったりした。

○現在チャレンジ中の『多読チャレンジャー』へメッセージをお願いします。

―― 段々と今年度の締切が近付いてきているので、時間が足りなくなってきたら本棚の下の方にある絵本を選ぶと進めやすいと思います。


 甲南大学図書館では、多読チャレンジャーを随時募集中です。
 英語多読学習に興味のある方は図書館1階カウンターでエントリーしてみてください!
 達成すればKONANライブラリサーティフィケイトの2級以上の要件にも適用されます!

甲南大学図書館所蔵の哲学者・九鬼周造による直筆の未公表書簡が朝日新聞と神戸新聞に取り上げられました!

甲南大学図書館には、著書『「いき」の構造』で世界的に知られる哲学者・九鬼周造のコレクションがあります。九鬼周造の旧蔵書のほか、多数の原稿やメモ類、業務書類、写真、新聞の切り抜きなどが保存されていますが、その中にこのたび新たな未公開資料が発見され、その内容を取り上げた記事が朝日新聞の2021年11月13日夕刊https://digital.asahi.com/articles/ASPCF36FFPC1PIHB02F.html?_requesturl=articles%2FASPCF36FFPC1PIHB02F.html&pn=3に掲載されました。

図書館では九鬼文庫の主要資料を公開するためにデジタル化作業を進めていましたが、その過程で調査を依頼した神戸市外国語大学 名誉教授の小浜善信先生と文学部の川口茂雄先生により、多数の未公開書簡が含まれていることが明らかになりました。

九鬼宛ての書簡には西田幾多郎、田辺元、カール・レーヴィットら同時代の哲学者からのものだけでなく、文学者・林芙美子や山口誓子、画家・児島喜久雄、出版人・岩波茂雄など著名な文化人からのものも含まれています。とりわけ、田辺とレーヴィットからの書簡は、これまで実物の所在が不明とされていた極めて貴重な資料であるとのことです。

朝日新聞の13日付の記事には、「比較的著作が少ない九鬼だが、書簡で言葉遣いや考え方に触れることで、九鬼の哲学への理解が深まるかもしれない」という川口先生のコメントが紹介されています。

川口先生の研究グループは今後さらに調査を進め、プライバシーの観点など慎重に考慮しつつ、段階的な公開や出版を検討していく予定です。

左・川口茂雄先生(文学部) 右・小浜善信先生(神戸市外国語大学名誉教授)

<追記>
神戸新聞にも掲載されました。
2021年11月23日付神戸新聞朝刊(転載許諾済)

(KONANライブラリサーティフィケイト学生企画)『新たな学問への招待状』

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの1級学生企画
『新たな学問への招待状』ーアンケートへのご協力のお願いー 

皆さん、こんにちは!知能情報学部4年生の団野和貴と申します!
今回の企画タイトルは「新たな学問への招待状」です。
 
甲南大学は「ミディアムサイズの総合大学」で、自分以外の学部の人とも関わる機会が多いよね。
色々な学部があるから、図書館に行くと自分が知らない分野の本が置いてあるよね。
だから、新しい分野を自分で勉強することもできる!

でも、新しいことを勉強しようと決心しても、「難しい!」
「どの本を読んだらいいかわからない」ってなって、結局勉強できないって経験はないかな?
僕は何回もあります!皆もきっと感じていると思う。

この企画では、新しい分野に挑戦したいけれど、どの本から読むかわからない人にピッタリの企画です!
 
以下のアンケートフォームから、皆さんに「ある分野を始めるときに分かりやすかった・読みやすかった、みんなに勧めたい本」を聞きます。
分野というと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、何でもいいです!
ピアノを始めるための本、料理を始めるための本、投資を始める本など…
もちろん、経済学、経営学、心理学など自分の学部に関する本でも!
「ある授業の教科書でとてもわかりやすかった!」という本でもいいです。

とにかく、何かを始めるきっかけとなるような本を教えてください!
この企画で提案いただいた本は、リストを公開して共有し、また図書館に所蔵があるものは図書館内にブースを作って展示する予定です。
 
そして、団野と甲南大学の図書館に行って、一緒に「入門書を探す作業をしてもいい」という方がいれば、ぜひ以下の連絡先へ連絡ください!
例えば、僕は知能情報学部なので、プログラミングや数学がわかりやすく書いてある本はわかるけれど、世界史やマーケティングについて書いてある本はどの本がわかりやすいか全くわかりません!
だから、その分野に詳しい人がいれば、団野と一緒に図書館を探索してその分野の本を探そうということです!
「話聞きたいだけ」という人も気軽に連絡してください。
 
この企画について、質問がある方は遠慮なく連絡してください!
大学生は時間がたくさんあるから、色々な本を読んでみよう。
そして、この企画を通じて図書館を有効活用しよう!

 ⇒ アンケートフォームはこちら!

期 間 :2021年 11月9日(火)~2021年 12月20日(月)

対象者:誰でもOK(学外の人も可)

企画者:知能情報学部4年 団野 和貴

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(以下、図書館よりのご案内)

企画者の団野さんは、図書館の企画にもいろいろ積極的に参加してくれるチャレンジ精神旺盛な方です。
何かにチャレンジできる入門書を教え合うことで、専門以外の学問や趣味にも興味を広げる機会を作ろう、という企画です。

皆さんから紹介された本は、後日図書館にも展示します。ご参加よろしくお願いいたします。

皆さんの人生が豊かになりますように!