1.おしらせ」カテゴリーアーカイブ

50冊チャレンジ達成者がでました!

<語学学習室からのお知らせです>
2011年度の50冊チャレンジの達成者がでましたexclamation
No.1 小野寺くん (なんと3度目!)
No.2 岡川くん
おめでとうございますぴかぴか(新しい)
お二人へのインタビューはこちらから見ることができます。
学生インタビュー
http://www.adm.konan-u.ac.jp/lib/service/cosmos/interview/index.htm

Rosa × Rosa (『Rosa』Nikki Giovanni,『The surrender tree』Margarita Engle)

語学学習室からのBookReviewです☆
語学学習室では、入口横の展示台にて『自由への闘争』と題して、人種差別や奴隷状態から自由を得るために戦った人々の伝記や物語を特集しています。(2010年6月~)
今回は、展示されている本の中から、二人の“ローザ”をご紹介します。
一人目は ローザ・バークス
【レベル1】 830/G/1
Title: Rosa
Author: Nikki Giovanni

1955年のアメリカ南部モンゴメリーの市営バスは、白人用の座席と黒人用の座席に分けられていました。けれど、白人が黒人に命令すれば、黒人は席を譲らなくてはならないというルールがありました。
ある日、ローザが仕事帰りでとても疲れていた日、バスの席を譲るように指示されます。それまで逆らう人がだれもいなかった理不尽なルールに、この日、ローザは毅然と反抗します。このローザが行ったたった一人の反抗が、大きな運動となり、伝説的な指導者を生むきっかけとなりました。
もう一人は、植民地からの独立戦争で傷ついた人々を治療し続けた“魔女”ローザ
【レベル3】 830/E/3
Title: The surrender tree : poems of Cuba’s struggle for freedom
Author: Margarita Engle

1492年コロンブスによって「発見」されたキューバは、以来スペインの植民地となります。
砂糖産業と奴隷産業、スペインと中南米の中継地として発展する反面、抑圧されたキューバの人々はスペインからの独立を望むようになります。
1868年に始まったキューバの独立闘争は、以後30年間続くことになりました。
この本は、実在したRosa la Bayamesa(バヤーモの女ロサ)をモデルに書かれた物語詩です。
敵味方の区別なく治療にあたるローザと治療を受ける人々が交互に語るため、それぞれの立場からキューバの独立を思う人々が映し出されます。

ビブリオバトルに参加しました。

2011年5月21日(土)に、紀伊國屋書店梅田本店の特設会場にて開催された、ビブリオバトルに甲南大学図書館員が参加しました。
以下、参戦レポートです。
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biblio.JPG

私は、午後5時開始の第2ゲームに出場しました。
ビブリオバトルとは、数名が出場者となり、自分が読んでおもしろいと思った本について、5分間でその魅力を紹介し、2~3分間のディスカッションをし、どの本を一番読みたくなったかを投票し「チャンプ本」を決定するというものです。
私が紹介した本は、『命もいらず 名もいらず』(著者:山本兼一)です。
幕末・明治の時代を生きた、山岡鉄舟という人物を描いた伝記小説です。
彼の純粋で直向きな生き方をもっと多くの人に知ってほしいと思ったのが一番の理由です。
ゆで卵を100個食べて、あまりの苦しさに2、3日苦しんだり、江戸にいて、成田山まで下駄で歩いていこうと誘われ、言い出した本人が大雨だから止めておきましょうと言っているのに、1人で実行して、夜遅くにその人の所へ報告しに行ったそうです。
これほどまでに、物事を徹底的にやりとおした人はあまりいないと思います。
江戸無血開城については、勝海舟と西郷隆盛によって成し遂げられたと言われています。
しかし、実際には、一番最初に、幕府側の人間として、西郷に会いに行ったのは、鉄舟だったのです。一般的に、武士が最も大切にした名前を残すこと、そのことに執着しないで、名前も名誉も残さなくても、自分の心に恥じることがなければいい、人の評価は気にしない、というところに、彼の魅力があると思います。
岐阜県高山(幼少期を過ごした場所)や静岡県清水(鉄舟寺など)にある彼に関する史跡を訪問し、彼の足跡を自分の目で見て、彼への理解を深めていきたいと考えています。
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パワーポイントなどの道具は使わず、言葉と熱意だけで行うプレゼンテーションバトルでした。
テクニックだけでは勝利することができない奥深さがあります。
ビブリオバトルは、あちこちで開かれています。皆さんも参加してみませんか。
もちろん、仲間を集めて自分たちでやるのも楽しそうです。
ビブリオバトル公式ホームページ http://www.bibliobattle.jp/
田中修図書館長「『ビブリオバトル』の勧め」『甲南大学図書館報 藤棚』Vol.28, 2011

『The Drinking Gourd : a Story of the Underground Railroad』F.N. Monjo ほか、"Underground Railroad"関連本

語学学習室からのBookReviewです☆
“Underground Railroad”を知っていますか?
直訳をすれば「地下鉄道」ですが、「地下鉄」のことではありません。
19世紀のアメリカ(南北戦争時代)に、奴隷たちが奴隷制度のない北部の州やカナダへ逃亡するために組織されたルートのことです。
逃亡奴隷たちは“Follow the Drinking Gourd”、つまり 『Drinking Gourd(ひしゃく)の形の星座=北斗七星を目印に北を目指せ』という暗号歌を頼りに、夜間闇にまぎれて北へと旅をしました。
“Follow the Drinking Gourd”をYouTubeで聞く(解説付き)
http://www.youtube.com/watch?v=YCEy34DSTn8
彼らの逃避行を支援した人々で、隠れ家などを提供した人たちは“Station(駅)”、道案内をした人は“Conductors(車掌)”など、鉄道関係の暗号で呼ばれていました。
(ちなみに、甲南学園歌に引用されているフレーズ“Hitch Your Wagon to the Star(わが車 星につなぐ)”の言葉を遺した哲学者エマソンも支援者の一人です。)
語学学習室には、この出来事を題材にした児童向けの絵本が何冊かあります。
アメリカの子どもたちが歴史や人権について自然に学ぶために作られた絵本なので、当時の事情をやさしく学ぶことができます。
【レベル2】 837/I/2
Title: The Drinking Gourd : a Story of the Underground Railroad
Author: F.N. Monjo
Series: An I Can Read Book ; Level 3

“Station(駅)”として、逃亡ルートの拠点となった家の少年と、逃亡してきた少年の物語
【レベル1】 830/W/1
Title: Moses : when Harriet Tubman led her people to freedom
Author: Carole Boston Weatherford

古代エジプトで奴隷として働いていたヘブライ人を独立国家へと導いたモーゼの話は、聖書の逸話の中でも最も有名な物語です。
そのモーゼのように、“Conductors(車掌)”として多くの仲間を北へ導いた女性Harrietの物語。
【レベル1】 830/L/1
Title: Henry’s freedom box
Author: Ellen Levine

箱詰めされた貨物として、自由への旅を敢行したHenryの物語。
※語学学習室では、入口横の展示台にて『自由への闘争』と題して、人種差別や奴隷状態から自由を得るために戦った人々の伝記や物語を特集しています。(2010年6月~)

『Inspector Logan』 Richard Macandrew

語学学習室からのBookReviewです☆
『名探偵』紹介シリーズ第3弾は、エジンバラの女性警部ジェニー・ローガンをご紹介します。
Cambridge English ReadersのLevel1からLevel4まで1冊ずつあり、英語のレベルを上げるとと事件のレベルも上がる人気ミステリーです。
それぞれ単冊で読むこともできますが、レベル1から順に読むと、気になるローガンの恋の行方も含め、登場人物たちの心理変化も楽しむこともできます。
【レベル1】 837/C/1
Title: Inspector Logan
Author: Richard Macandrew
Series: Cambridge English Readers ; Level1

ローガンが若干26歳でInspectorに就任した最初の事件
【レベル2】 837/C/2
Title: Logan’s Choice
Series: Cambridge English Readers ; Level2

寒い冬の日の事件。浮かび上がる複数の容疑者・・・
【レベル3】 837/C/3
Title: A Puzzle for Logan
Series: Cambridge English Readers ; Level3

殺人事件の犯人が脱獄した。直後に殺された目撃者・・・
登場人物も増え、伏線も複雑になり、本格的な推理小説になってきます。
【レベル3】 837/C/4
Title: The University Murders
Series: Cambridge English Readers ; Level4

若い研究生の他殺体が発見された。けれど彼女が殺される理由が見つからない・・・
事件のレベルもシリーズ中最も難解な事件です。

『Encyclopedia Brown』Donald J. Sobol 

語学学習室からのBookReviewです☆
『名探偵』紹介シリーズ第2弾。
レベル4から、「少年探偵ブラウン」をご紹介します
【レベル4】 830/SO/4
Title: Encyclopedia Brown (少年探偵ブラウン)
Author: Donald J. Sobol

 抜群の記憶力と洞察力で、“Encyclopedia=百科事典”とあだ名されるリロイ・ブラウンは、アイダビルという小さな町に住んでいる。
小学5年生ながら、警察官である父親を助けて何度も難事件を解決し、「アイダビルには連邦で最も賢い刑事がいる」とうわさされるほど。
ある日、母親に「探偵の素質がある」と言われたリロイは自宅のガレージに探偵事務所を開設する。
 ブラウン探偵事務所に持ち込まれた少年同士の小さなトラブルから、強盗や恐喝といった大人の犯罪まで、ブラウンは持ち前の知恵で解決します。
1冊に短い事件が10話程収録されています。
1話が1問の問題形式になっていて、読者はブラウンと一緒に事件の「糸口」を探り出し、解決しなくてはなりません。
つまり、レベル4の英語としては易しいほうなのですが、正確に読み取れていないと問題をとくことができないのです。(逆に、正確に読み解くことができれば、解決も遠くはない??)
英語を読み取る力がついているか確かめてみたい人は、ぜひ1冊チャレンジしてください。
それぞれの物語が1話完結です。どの本のどの話から読んでも楽しめますよ。