<教員自著紹介>
子どもが何か問題を起こすと、決まって「母親は何をしていた?」と厳しい目が世間から向けられます。女性活躍社会と言えど、女性が仕事を持ち子どもと離れて過ごすことには、とりわけ非許容的なのがわが国の現状でしょう。本書は、働いているからこそとれる親子のほどよい距離を活かし、お互いが自立して豊かに生きられるヒントを体験談や心理学・社会学を通して探る、未来のママやパパにも必見の一冊です。
(本学文学部の中里英樹先生もご執筆されています)
■『働くママと子どもの「ほどよい距離」のとり方 』
■高石恭子 [編著] 柘植書房新社 2016年7月
■請求記号 367.3//2164
■配架場所 図書館1F開架一般
■著者所属 文学部 教授
■高石先生からのお薦め本
『臨床心理士の子育て相談』 高石恭子著 (人文書院)
請求記号 599//2020
配架場所 図書館1F一般開架
ある企業が開設したネット上の子育て相談室で、3年半にわたりアドバイザーを担当した経験から上梓した、子育てのQ&A集。これから、カウンセラー、教師、ケースワーカーなど、対人援助の仕事に就こうと思う人にもお薦めです。
『子別れのための子育て』 高石恭子編 (平凡社)
請求記号 367.3//2113
配架場所 図書館1F一般開架
自著紹介の本と同じテーマで、本学の人間科学研究所において行われた共同研究プロジェクトの成果を収めた論文集。もっと専門的に、子育て支援や親子関係の勉強をしてみたい人は、ぜひ読破してください。