5-2.教員インタビュー」カテゴリーアーカイブ

マネジメント創造学部 Ryan Richardson先生へのインタビュー

マネジメント創造学部 西田遥葵さんが、マネジメント創造学部 Ryan Richardson先生に
インタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q1: What kind of books do you like to read?

A1: That’s really difficult. Because I enjoy reading mystery novels but my favourite book is not a mystery and mostly I don’t read mystery. Mostly I read history, I really enjoy history also but I think one I enjoy the most is mystery novels. So my favourite style of book is mystery novels but I don’t read them often. I usually read history books and other kinds of non-fiction books. I rarely read fiction but my favourite book is fiction.

Q2:What kind of books did you read when you were university student?

A2. Mostly I read textbooks. I did six majors so mostly I was reading any kind of textbooks. Classes I didn’t take I would buy used books for. During a holiday I read textbooks on other subjects that I wasn’t studying like sociology. I didn’t have time to take so many sociology classes so I would get a textbook for a class but I wouldn’t take the class I just read a books during summer holiday and winter holiday.When I was a university student, I mostly read history, philosophy, sociology sometimes psychology textbooks.
Also I always tried to read at least one classic novel of literature. So I would read other classic stories, French authors Russian authors and Shakespeare or something like that. That was my free time reading. I  was try to read at least one classic book and few textbooks every holiday. During a school year, I didn’t read anything outside of class. Because I was doing my history and philosophy majors had a lot of reading. I usually didn’t read for a pleasure during a school year. Usually at that time I read some kind of modern fiction but also good literature. For discussion of modern books so I tried to read those on holiday because my feeling is always that many students and teachers have better range of reading than I did. So I always thought that if I just read a lot of good materials then I would catch up to other students. Little bit disadvantage for me when I was doing 6 majors all the time. Some students doing only one major and they had a lot of time to read one major, they were studying only that so their knowledge is wider than mine I felt. So I was always trying to keep up with that. By the time I finished university, I was pretty good at discussing important literature, subjects specific literature and modern literature because I worked very hard.

Q3: Do you have any recommend book for students?

A3: My idea is that students should read what they are interested in but the best of what they are interested in. I think every student should probably read good history. Because history helps with everything. If you study business you need to really understand business history. It helps you to make a better decision about business. If you are interested in any subjects, psychology, sociology, economics…is really helpful to have a basic understanding of the history of your interest. Even if you are interested in just sports, the history of it is really interesting and exciting sometimes, baseball history or boxing history is really really interesting for me anyway. Any kind of history as long as good history. The good history has to look at good points and bad points of a story. If they don’t tell what happened and tell what they wished happen then that’s not a good history. Only tell the one side is not a good history, that’s twisted history a little bit. You need to tell good and bad. That’s better history.The answers are probably somewhere in the middle, good history needs to tell the middle point also I think. Understanding history is really important to understanding the future. We can’t understand the future without understanding the  past. So I think I would advise to student to read history.
Impression
I often lost my way to find good history books because there are so many contradictions and confusing. But through this interview, I realize that it is important to read good points and bad points. And I think his advise is meaningful to all students who like reading and not. History sounds difficult but history is more familiar to us like sports history. I want them to read this interview and read history for life.

 

(インタビュアー:マネジメント創造学部 西田遥葵)

マネジメント創造学部 小嶋健太先生へのインタビュー

-先生のオススメの本はなんですか

 CUBE生、1回生に向けてなら、『市場を創る』をオススメしますね。経済学入門で初級レベルのミクロ経済学を学習した後に読むと、目から鱗ですよ。

-なぜこの本をオススメするのですか

 初級レベルのミクロ経済学では、市場は効率的な資源配分を実現するが、万能ではないことを学んだはずです。しかし、「市場はつかみどころがなく、抽象的で、現実に役立たない」と思っている人も少なくないでしょう。
 そのような思い込みを良い意味で裏切ってくれるのが本書です。「とにかく市場に任せておけば大丈夫」とか「市場経済は格差を生むからケシカラン」といった乱暴な議論とは一線を画します。市場がうまく機能するためには、市場を支えるルールや制度をうまく「設計」することが重要であるということを、古今東西のさまざまな市場を例として具体的に説明しています。しかも数式やグラフはまったく登場しません。一般的なミクロ経済書ではスルーされることが明快に書かれていますので、この本を読めば市場という概念がぐっと身近なものに思えるはずです。

-このようにオススメの本を探すには何が必要だと思いますか

 経済・経営系の本には、経済学・経営学の知見に裏打ちされたものもあれば、著者のみに基づくものもあり、学部1回生ではなかなか判断が難しいと思います。そこで、10年以上前に出版された本でも、名著と言われる本をいくつか読んで(今回紹介した本も名著です!!)、経済学・経営学の思考回路に触れることが先決だと思います。どの本が名著と評判なのかは、大学の先生方が最もよく知っています。次に、そういった本の最後に書かれている参考文献とかリーディング・ガイドに載っている本にあたると、芋づる式に良い本に巡り合えるはずです。

<小嶋健太先生おすすめの本> ジョン・マクミラン著 ; 瀧澤弘和, 木村友二訳 『市場を創る : バザールからネット取引まで 』 NTT出版,2007年

文学部 高田実先生へのインタビュー

文学部 4年生 金澤舞奈さんが、文学部 高田実先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

―学生時代、どのような本を読んでいましたか。

基本的に何でも読みました。例えば、松本清張や堀田善衛ら社会派の小説。井上ひさしであれば、『吉里吉里人』などです。海外の作品であれば、シェイクスピアなどの古典的なものを読みました。

―好きな作家は誰ですか。

松本清張、堀田善衛、井上ひさしの三人です。とくに堀田善衛が最も好きです。

―学生のとき、影響を受けたのはやはり社会派の本ですか。

そうだね。『昭和史発掘』など松本清張は皆が読んでいました。

―電子書籍で本を読みますか。

はい、読みます。最近の流行本はKindleで購入することがあります。けれども、再読する本は紙の方を選びます。

―本は好きですか。

読むのは嫌いです。僕はスポーツ人だったので、どうすればヒットが打てるかなどを知るために、ハウツー本ばかり読んでいました。そのときは、読書よりも運動する方が楽しく感じていました。本を読むのが楽しく感じられるようになったのは、大学生になった後です。

―学生に伝えたいことはありますか。

本は集団で読んでください。一人で読書すると、自分の視点しか入りません。読んで、その本の感想を誰かと話した方が良いです。僕は学生のとき、皆で同じ本を読み、ディスカッションをしました。知は集団的なものです。誰かとコミュニケーションを取り、対話のなかで読むことを学生にしてほしいです。

―インタビューを終えて

インタビューのなかで、高田先生が「人生に読んだ本の九割は学生時代に読んでいる」と話していたことが大変印象に残っています。働き始めると時間を取りにくくなります。まだ時間がある学生の間に、もっと本を読もうと感じました。

―電子書籍で本を読みますか。 はい、読みます。最近の流行本はKindleで購入することがあります。けれども、再読する本は紙の方を選びます。

―本は好きですか。

読むのは嫌いです。僕はスポーツ人だったので、どうすればヒットが打てるかなどを知るために、ハウツー本ばかり読んでいました。そのときは、読書よりも運動する方が楽しく感じていました。本を読むのが楽しく感じられるようになったのは、大学生になった後です。

―学生に伝えたいことはありますか。

本は集団で読んでください。一人で読書すると、自分の視点しか入りません。読んで、その本の感想を誰かと話した方が良いです。僕は学生のとき、皆で同じ本を読み、ディスカッションをしました。知は集団的なものです。誰かとコミュニケーションを取り、対話のなかで読むことを学生にしてほしいです。

―インタビューを終えて

インタビューのなかで、高田先生が「人生に読んだ本の九割は学生時代に読んでいる」と話していたことが大変印象に残っています。働き始めると時間を取りにくくなります。まだ時間がある学生の間に、もっと本を読もうと感じました。

文学部 中辻享先生へのインタビュー

文学部 4年生 中尾健人さんが、文学部 中辻享先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

―本はよく読まれますか。

よく読みますが、最近は学術書や論文を読むことの方が多いです。新書とかだと一日で読み終わることもあり、2~3日あれば一冊は読み終われます。しかし、現在は仕事の都合で全然読めない時もあります。

―本を探す場合、どのような方法で探されますか。

「Google Scholar」で、自分の調べたい論文をよく調べています。CiNiiでもいいのですが、日本語以外の論文も調べるには、「Google Scholar」の方が役立つのでオススメです。
また、論文を調べる際には図書館のレファレンスサービスをよく利用しています。
その一方で、最近では本屋さんに行くことはほとんどありません。古本屋を巡ることもしません。

―授業などで学生に物事を教える際、何か工夫していることは何かありますか。

事例をできるだけ含めて、教えるようにしています。そのためにも、映像を使うことは大切だと思います。
初めて授業をした際、ほとんど話せなかった経験から、授業に使う本は何回も読み直します。しかし、それでも実際に自分の目で見たものでないと、自信をもって教えることは難しいです。また、その反対に知りすぎている知識だと、細かいことを話しすぎたり、話に熱が入りすぎてしまったりします。

―先生のご専門は地理ですが、地理に興味をもたれたきっかけを、教えてください。

梅棹忠雄の『モゴール族探検記』が、文化地理に興味を持ったきっかけではなかったかと思います。
また、これも梅棹忠雄著になる、『知的生産の技術』という本で研究のやり方を学びました。やはり、梅棹忠雄の影響は大きかったです。
他には、ゼミで教科書として利用したこともある、川喜田二郎『発想法』や、桑原武夫『文学入門』からも影響を受けました。

―学生におすすめの本があれば教えてください。

太宰治の『津軽』をおすすめします。太宰治には、大学4回生の頃にハマって、電車の中や卒論の休憩の合間によく読みました。太宰の作品は、一般的に破滅的なイメージが多いのですが、実はユーモアのある作風で、そういうところが好きです。この『津軽』では、津軽半島のことについて詳しく記されており、地理的にも関心が深かったです。基本的に、風景描写がきれいな作品が好みです。
他には、ジャン=ジャック・ルソーの『告白録』も面白いと思いました。また、トルストイの『アンナ・カレーナ』もおすすめで、何度も読み直しました。
地理の分野で学生の方に薦めたい本は、村井吉敬『エビと日本人』です。また、宮本常一『忘れられた日本人』『民族学の旅』は民俗学の本ですが、地理を学ぶきっかけにはなると思います。

【まとめ・感想】

教員の方にインタビューを行うというのは初めての体験であり、緊張しました。しかし、自分の知らなかった多くの本や、知識を教わることができて、非常によい経験となりました。
インタビューの時間は、当初は20~30分ほどを予定していたのですが、結果的には40分以上も行わせていただきました。こんなに真剣に答えていただけるとは思っていなかったので、とてもありがたかったです。
太宰治の『津軽』や、桑原武夫の『文学入門』はぜひ読んでみようと思います。

 <中辻享先生おすすめの本>
太宰治著  『津軽』 新潮社,2004年

 

(インタビュアー:文学部 4年 中尾健人)

共通教育センター 岡村こず恵先生へのインタビュー

文学部 4年生 金澤舞奈さんが、共通教育センター 岡村こず恵先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

―オススメの本は何ですか。

オススメの本は『嫌われる勇気』です。この本はアドラー心理学をベースとしており、対話形式で進みます。現状に不満をもち、どうしても自分を好きになれない青年が、世界はどこまでもシンプルで今からでも幸せになれると説く哲学者を尋ねるという設定です。

―オススメの理由は何ですか。

学生時代の自分自身に薦めたい図書だからです。私は学生時代、人間関係や進路に思い悩んで、殻に閉じこもっていた時期があります。もしあのときにこの本に出合えていたら、少しは救われたのではないかと感じます。

―どういう経緯でその本を知りましたか。

転職を迷っていたとき、友人から薦められました。転職は、私にとって人生を変える大きな決断でした。この本はそんなときに私の背中を押してくれました。

―専門としている分野は何ですか。

市民参加や、NPOやボランティアなどの非営利活動が専門です。

―その分野について研究しようと思ったきっかけは何ですか。

きっかけは、大学3年生のときに講演を聞いたことです。人々が世の中の問題にかかわり、新しい社会的価値を創り出そうとしているあり方に、大変驚きました。まさに、目から鱗でした。
市民参加や非営利活動というテーマに、私は救われました。冒頭にお話したように、学生時代に苦しんでいたときは、自分の殻にこもり、世の中のことに関心が持てませんでした。けれども、このテーマと向き合うことで少しずつ変化しました。他者の幸せを考えることが、実は自分の幸せに通じていることに気づいたのです。

―読書する大学生が減少している現在、学生に伝えたいことはありますか。

読書は、とても「得」をします。読むほどに知識が増え、他者の人生を追体験できます。人はたった一つの自分の人生しか生きられません。読書を通じて他のたくさんの人の機微を知ることは、人間の深い理解につながるでしょう。

―インタビューを終えて

このインタビューのテーマは、「本から人を知る」でした。オススメの本を通して、先生の人生の一部を知ることができました。そのなかで、知らなかった一面を見ることができました。先生とは関わるきっかけが少ないので、このインタビューは貴重な経験です。私もやがて人生に悩む時期が来るでしょう。そのとき、『嫌われる勇気』を思い出したいと思います。

 <岡村こず恵先生おすすめの本>
岸見一郎, 古賀史健著  『嫌われる勇気 : 自己啓発の源流「アドラー」の教え
ダイヤモンド社,2013年

 

(インタビュアー:文学部 4年 金澤舞奈)

文学部 塚本章子先生へのインタビュー

文学部 3年生 髙橋梨華子さんが、文学部 塚本章子先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

・図書館は利用しますか。

はい。よく利用します。本を探しに行くのはもちろん、学校の図書館は文献複写でもよく利用しますし、地域の図書館には雑誌や料理、手芸の本を見に行くこともあります。国立国会図書館関西支部や府立図書館のような大きな図書館は研究にも役立てています。

・学生時代にやってよかったことはなんですか。

日本文学の読書のほかに外国文学をたくさん読んだことです。特に、ドストエフスキーやトルストイといった、まとまった時間がないと読めない長編作品を読んでおいてよかったですね。

・学生時代にやっておけばよかったと思っていることはありますか。

もっと英語の勉強をして、海外に行ったり留学したりすればよかったなと。国境を越えて世界の人たちと交流し、刺激を受ける、そんな経験がしたかったです。

・読み続けられている小説の条件はなんだと思いますか。

独特の美意識みたいなものと、空白があることだと思います。書きすぎずに読者が自分でいろいろに解釈しながらそこを埋めたくなるようなところがないと、全部書かれてあって隙間がなければ、それだけで終わってしまうのではと思います。謎が残るとか、そのあとどうなるのかだとか、空白があることは魅力の一つで残っていくのではないかと思いますね。

・文学の一番の魅力とはなんだと思いますか。

難しい質問で、考えるべき問いですね。年代によって、何か考えては徐々に変わってきましたが、今は、現実の世界を離れて違う世界を生きていけるというところかなと思いますね。今この社会の中で生きているけれど、それとは別の世界でも生きられる。その世界の中には自由なものがあって、自分の価値観を追及したり、とても刺激的なものがあったり、現実ではだめなことが許されていたり、そういった現実を打ち破っていけるような世界が広がっている。そこを半分の自分が生きていける。それが文学のいいところだと思います。

 <塚本章子先生おすすめの本>
村田沙耶香著  『コンビニ人間』 文藝春秋,2016年

川上未映子著  『乳と卵』 文藝春秋,2008年

 

(インタビュアー:文学部 3年 髙橋梨華子)