1.おしらせ」カテゴリーアーカイブ

エントランス展示「知って備える大震災」

 1995年1月17日(火)午前5時46分。未曾有の被害をもたらした「阪神・淡路大震災」の発生時刻です。震源地は淡路島北部、深さ約16kmの直下型地震で、日本において近代で初めて大都市を襲った地震とも言われています。
 2025年の今年、その阪神・淡路大震災から30年が経過したことになります。甲南大学生の皆さんは震災後に生まれ、聞いたことはある、という程度で実感として震災を意識される方は少ないでしょう。南海トラフへの警戒も叫ばれるなか、地震を過度に恐れるのではなく、できるだけ正確な情報を知り、備えることが大事になります。

 30年という節目を迎えるにあたり、図書館エントランスの展示を「知って備える大震災」と題して更新しました。阪神・淡路大震災のことだけではなく、他の大震災との比較、地震というもののメカニズムについて展示しています。
 地震への理解を深め、将来の被災に備えるための端緒としていただければと思います。図書館にお寄りの際は、 ぜひ エントランス展示もご覧ください。

 また、甲南学園が所蔵している大震災の記録をデジタル化のうえ甲南大学デジタルアーカイブに掲載、あわせて震災30年記念サイト「学園が震えた日」の公開を開始しました。本学園の被災状況も凄まじいもので、復興にあたっては長い年月と多くの人々の尽力、そして多岐にわたる支援を必要としました。
 過去の記録を確認し、未来に備える。石碑に刻まれた「常ニ備ヘヨ」の言葉を、あらためて見つめてください。

100冊多読チャレンジ 達成者インタビュー

2024年11月27日に『多読チャレンジ』100冊を達成されました!

伊場田 扶弥(いばた ふみ)さん 文学部 歴史文化学科 3年次生

 年内に100冊という目標を達成されました!色々な工夫をしながら多読を楽しんでおられ、スタッフ一同、嬉しい限りです!次の目標に向けて、このままの調子で、気負わず楽しく続けていってほしいと思います。

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。


Q.『多読チャレンジ』達成のために意識していたことはありますか。

A.無理をしないこと。難しいと感じたらすぐに本を変える、またはレベルを落とすこと。

Q.『多読チャレンジ』を続けていて実感した効果はありますか?

A.英語の授業を受けていなくても英語を身近に感じ、怖くなくなった。楽しみながら英語を読むことが出来るようになった。

Q.これまで読んだ中で、新たにお気に入りの本がありましたら教えてください。

A.レベル3の洋販ラダーシリーズが読みやすかったです。特に「Emma and the Boy Next Door」や「Andersen’s Fairy Tales」がお気に入りです。
 あらすじが日本語なのでそれを読んでから本の中身に入ると理解しやすいし、使用した単語の意味一覧もあるので、気になればサッと確かめることもできます。

Q.現在、チャレンジ中の「多読チャレンジャー」に向けてアドバイスがありましたらお願いします。

A.知らない話だと読み進めにくいかもしれません。ももたろうなどの昔話や、知っている話の英語版を読んでみるとスルスル読めて良いかもしれないです。

Q.『多読チャレンジ』についての感想やご要望など、ご自由にお書きください。

A.ひとまず年内に100冊読めたので満足です。卒業までに200冊完走したいと思っています。
 レベル4以上にもいつか手を出したいです。頑張ります。


 甲南大学図書館では、多読チャレンジャーを随時募集中です。
 英語多読学習に興味のある方は図書館1階カウンターでエントリーしてみてください!
 25冊以上達成すればKONANライブラリサーティフィケイトの2級以上の要件にも適用されます!

☆2024年度から、継続しやすい新ルールになりました!
 いつからでも参加できますので、ぜひチャレンジしてみてください!

KONANプレミア・プロジェクト「文学、あります」第2回「怖いものは美しい——藤野可織さん公開インタビュー」を開催

KONANプレミア・プロジェクト「文学、あります」第2回「怖いものは美しい——藤野可織さん公開インタビュー」を開催

 2024年11月22日(金)に作家の藤野可織さんをお招きして、「怖いものは美しい——藤野可織さん公開インタビュー」を開催しました。本イベントは、甲南大学の教員と甲南中学・高校の教員有志からなるチーム「文学、あります」と甲南大学図書館職員スタッフの教職協働によるKONANプレミア・プロジェクトの一環で、文学の場で活躍している方を毎年お招きしてイベントを開催し、大学や学問の中に囲い込まれがちな「文学」を、学生や一般の方たちに開き、共有していこうという文化貢献を目的としています。

 第2回となる今回登壇いただいた藤野可織さんは、2006年にデビュー作「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞、2013年「爪と目」で第149回芥川賞、2014年『おはなしして子ちゃん』で第2回フラウ文芸大賞を受賞されています。2023年7月には『爪と目』の英訳版Nails and Eyesも出版されました。

左:岩井学教授 右:藤野可織さん

 今年のイベントには本学の学部生、大学院生、さらに藤野作品のファンや文学好きの一般の方、高校生など、多くの方にご参加いただきました。イベントの第1部では、本学文学部教授・岩井学をコーディネーターとし、参加者からの質問に藤野さんに答えていただきました。京都での生い立ちに関する質問に始まり、「爪と目」や『ピエタとトランジ』など個々の作品についての質問、また創作方法に関するものなど、質問は多岐にわたりました。参加者たちからの熱心な質問一つ一つに、藤野さんが丁寧に答えてくださいました。さらに「爪と目」の結末部や来年刊行予定の作品の一部などを藤野さんが朗読してくださいました。

 第2部はサイン会ということで、参加者のほとんどの方が列に並び、藤野さんと言葉を交わし、イラスト付きのサインをいただいていました。

 イベント後のアンケートでは、「まさかお会いできると思っていなかったので嬉しかった」、「朗読していただけるとは思っておらず、感動しました。素晴らしい時間でした」、「藤野可織さんの魅力と“クセ”が分かって作品理解が深まりそうです」、また「怖い人かと思っていたらそんなことなかった」といったものまであり、予定の時間を超えて、皆が藤野ワールドを堪能しました。今回のイベントを通し、読者それぞれにお気に入りの作品があり、また同じ作品でも読者によって様々な解釈やアプローチがあることが分かり、藤野作品の奥深さを改めて知ることができました。

 「文学、あります」チームでは、読むべき作品をこの世に送り出している作家の方々を今後もお招きし、イベントを開催していく予定です。来年以降も乞う御期待ください。(今回のイベントの第1部は2025年3月末までYoutubeで配信されています[動画はこちら]。)

(文: 文学部英語英米文学科教授 岩井ガク)

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『みんなで育てる言葉の木』

KONAN ライブラリ サーティフィケイト 学生企画
『みんなで育てる言葉の木』

展示期間 :2024年 9月20日(火)~ 2025年5月頃まで

 

 

現在、図書館ではみなさんが本を読んで心に残った言葉を募集しています。

心に残っている言葉が、だれかの新しい本との出会いを繋げてくれるかもしれません。

言葉の募集期間は2025年1月10日(金)までです。

みなさまからのご応募お待ちしています!ご応募はこちらから

 

また、図書館の返却日が押してあるしおりが変わっているのはご存知でしょうか?
集まった言葉はしおりにして配布しています。
すでにたくさんの言葉が集まっていますので、貸出をするたびに色んな言葉のしおりが巡ってくると思います。今日はどんな言葉が書いてあるのか、本の貸出も楽しみになりますね!

 

 

 

 

さらに、タイトルのとおり、みなさんから寄せられた言葉で大きな言葉の木を作ります。
みなさんからの言葉がたくさんになればなるほど大きな木になります。

展示は2025年1月頃を予定しています。どんな木になるのか、今から楽しみにしていてください!

 

 

 

企画者: 文学部4年生  K

【結果発表】第9回 甲南大学書評対決、生協書籍部で実施中!

 

11月22日までの本の売上を競う第9回 甲南大学書評対決(甲南学園および甲南大学の教職員と学生団体がそれぞれ”おすすめの3冊”の書評を執筆・発表し、BOOKCAFE(iCommons4階)、Books&Support(学友会館北館)、The CUBE SHOP(西宮キャンパス)、FIRST SHOP(ポートアイランドキャンパス)で展示販売し、その売上冊数によって勝敗を競う企画)が行われていましたが、11月27日に結果が発表されました!

それぞれのおすすめの3冊はこちらから!→ 第9回 甲南大学書評対決、生協書籍部で実施中!

 

今回はなんと・・・8冊 対 8冊で両者優勝です!!🎉🎉🎉
(詳しくは甲南大学生協のⅩ(Twitter)をチェック!)

 

売り上げ第1位に輝いたのはグローバル教養学環STAGEチームの20代にしておきたい17のことが6冊でした。
第2位は竹内先生の刑の重さは何で決まるのかが5冊でした。

STAGEチームも竹内先生も、みなさんの読んでみたい気持ちを掻き立てる本の紹介をしてくださいました。

 

甲南大学書評対決は年2回開催予定です。
次回は来年2025年になりますので、どんな本が紹介されるのか、その日まで楽しみにしていてください✨

100冊多読チャレンジ 達成者インタビュー

2024年10月22日に『多読チャレンジ』100冊を達成されました!

島村 大地(しまむら だいち)さん フロンティアサイエンス学部 生命化学科 3年次生

 多読は楽しみながら、たくさんの英語に触れていく学習法ですが、長く続けていくと、しんどくなりそうな時もあるようです。そんな時は、簡単なレベルの本に戻って、スラスラ読める楽しさを取り戻していると教えてくれました!

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。


Q.『多読チャレンジ』達成のために意識していたことはありますか。

A.読める本をまずは読んでいこうと心がけていた。
 もっと読みたい日はレベルを上げて読んでいった。

Q.『多読チャレンジ』を続けていて実感した効果はありますか?

A.新しい単語が出やすい本を読んでいたことから、知らないことを知れるということが多く、
 終盤では知っている単語がほとんどになっていたこと。

Q.これまで読んだ中で、新たにお気に入りの本がありましたら教えてください。

A.「Cheese –Rolling Races」
 大会自体は聞いたことがあったが、人が転がるようなシーンがとても面白いと感じた。

Q.現在、チャレンジ中の「多読チャレンジャー」に向けてアドバイスがありましたらお願いします。

A.レベル0の簡単な本であれば、最初は本を読むことに抵抗があるところを取り払うことができ
るかもしれないため、読める本から読んでいく方が良い。


 甲南大学図書館では、多読チャレンジャーを随時募集中です。
 英語多読学習に興味のある方は図書館1階カウンターでエントリーしてみてください!
 25冊以上達成すればKONANライブラリサーティフィケイトの2級以上の要件にも適用されます!

☆2024年度から、継続しやすい新ルールになりました!
 いつからでも参加できますので、ぜひチャレンジしてみてください!