1.おしらせ」カテゴリーアーカイブ

セレクト文庫、大充実中!

「KONAN未来サポーターズ募金」にお寄せいただいた資金で、セレクト文庫コーナーが大充実しました!

一生に一度は読んでおきたい名作や、題名だけはふわっとしっている傑作。
いつかの誰かの寂しさへ、そっと優しく寄り添うような、いっそ景気よく破壊するような。
とにもかくにも個性豊かに、色んなジャンルから、幅広くお出ましです。

これらの名作作品、もちろんこれまでも所蔵していたのですが、「もっといろいろ読んでみたいのに、図書館の本は物理的に重い……」というお声がありました。
文庫本なら一挙に解決!です。

図書館職員が総出で、はりきって、おすすめの文庫本を選びました。
ご寄付を受けた本の目印は、表紙できらんきらん✨に輝くシールです。

気になってはいたけれど、ちょっと敬遠してしまっていた作品も、自動貸出機でさっと貸し出し、学生デザインのブックカバーに包んで、カバンにさらりと滑りこませ、通学の際は優雅に取り出して読むのも素敵です。

一気に棚が潤い、図書館としては嬉しさもひとしおです。
どれほどの精鋭揃いであるか、少しご紹介いたします。
豪華絢爛な顔ぶれを、ぜひご覧になってください。

こちらが、棚の一部です。ざっくり。ほんの一部!
全体像はぜひ、ご自身の目でお確かめくださいね。
ご存知の本やご存知でない本が見当たるでしょうか?
名高いレンガ本も、文庫本のおかげでレンガ🧱になっていません。

名探偵の中の名探偵🔍も、シリーズ全巻でお目見えです。
先月ちょうどNHKの「100分de名著」で取り上げられていましたね。
多数ある訳から、延原訳の新潮社版が選ばれました。表紙もおしゃれですよ!
初めての方はもちろん、シャーロッキアンの方も、再読にいかがでしょう。

国内外で人気の、芥川賞作家である村田沙耶香さんの作品も、たくさん入りました。
イギリスではBBCの「The best books of the year so far 2020」にも選出されるほどです。
そして12月9日には甲南大学へご来校され、公開インタビューが開催されます!🎊
読むことで、予習・復習に備えてもよさそうです。イベントの詳細は下記リンクへどうぞ。
12/9【文芸イベント】外側に紡ぐ物語 ― 村田沙耶香さんに聞く小説の世界

繰り返しになりますが、今回ご照会したのは、ほんの一部です。
どんな本が並んでいるのか、確認するにはやはり、直接に棚を見るのが一番です!
実はご夫婦である作家さんたちの作品が、あちらとこちらに置いてあるとか。
きちんと並んだ文庫本たちの中に、頭一つ抜け出た、背の高いものがちらほらあるとか。
そうした情報は端末の検索結果では伝わらず、実際お越しにならなければ、分かりません。

「セレクト文庫のセレクトに異議あり!」という方は、ぜひおすすめを教えてくださいね。
図書館では学生の皆さんからの購入希望を受付けています。リクエスト方法はこちら
皆さん渾身のおすすめ本で、どんどん図書館の蔵書を豊かに!

深まる秋のお散歩気分で、本棚へのちょっとした探検に、図書館へどうぞおいでください。
まだ黄葉には遠いですけれど、金色のちひさき本が、きらきら🌟お待ちしています。

ポートアイランドキャンパス図書室にて図書委員がPOP展示を行っています

〔フロンティアサイエンス学部〕
ポートアイランドキャンパスにあるフロンティアサイエンス学部(FIRST)では、学生が「図書」「キャリア」「生協」「レクリエーション」「広報」の各委員会を作ってさまざまな活動をしています。
今回、そのなかの図書委員さんがPOPを作って図書の紹介をしてくれました。
写真はポートアイランドキャンパスの図書室で展示しているPOPです。


(写真左の列を上から)『楽園の烏』(阿部智里)、『君は月夜に光り輝く』(佐野徹夜)、『アリス殺し』(小林泰三)
(写真中央の列を上から)『あるかしら書店』(ヨシタケシンスケ)、『オルタネート』(加藤シゲアキ)
(写真右の列を上から)『研究室で役立つ 有機化学反応の実験テクニック』(J. Leonard、 G. Procter、B. Lygo)、『独学大全』(読書猿)
POPは手書きあり、パソコン打ちあり、イラストあり、思わず本を手に取ってしまうぐらいPOPの文章も上手で、「えっ、みんな本屋さんでバイトしたことあるん?」と思うぐらいすばらしいPOPが集まりました。理系学部らしく理科ど真ん中の本もあれば小説もあり、選書のバランスもすごくよい。美術が大の苦手で文系出身の身からすると、イラストが描けて理系の知識もあって文章が上手とは、なんと頼もしい学生さんだろう!と誇りに思いました。
フロンティアサイエンス学部の図書室は、事務室の開室時間内(平日9~18時、土曜日9~13時)であれば学外の方にもご案内できますので、ぜひ一度ポートアイランドキャンパスに足をお運びいただき、学生さんの力作をご覧ください。
(ポートアイランドキャンパス事務室 山本 樹)

=========
遠隔地キャンパスへの訪問には、必ず学生証を持って行ってくださいね!
本は取り寄せもできます。

エントランス展示「灘五郷」

 10月4日から、図書館エントランスにて「灘五郷」をテーマに展示中です。
 灘五郷酒造組合様にもご協力もいただき、HPに掲載されている「灘五郷絵図」も大きく展示させていただきました。
 11月末頃まで 展示する予定です。ご高覧ください。

 灘五郷は、神戸市東部から西宮市にかけた5つの地域、西郷、御影郷、魚崎郷(以上神戸市)、西宮郷、今津郷(以上西宮市)からなる日本一の清酒生産地域です。

 展示している本や和古書は、甲南大学図書館が所蔵しているコレクション「金正宗文庫」のものです。
 「金正宗文庫」 は、魚崎郷の酒蔵・松尾仁兵衛商店(まつおにへえしょうてん)から、甲南大学に寄贈された和書・和古書のコレクションです。文庫名「金正宗」は、松尾仁兵衛商店が製造していた清酒の銘柄から採りました。当時の”松尾仁兵衛 “さんが、本学のご卒業生というご縁でお譲りいただきました。
 松尾家の遠祖は、お酒の神様を祭る京都の松尾大社の社人・松尾重尊とされ、戦乱を避けて魚崎に縁づいたと伝わっています。魚崎の松尾家も神道に篤く、魚崎郷の氏神「魚崎八幡宮神社」は、松尾仁兵衛商店が土地を寄進し、蔵に隣接して建立されました。「金正宗文庫」にも、神道や国学に関するものが多く収蔵されています。

「マーブリングをやってみよう!」を開催しました!

 2023年8月8日(火)、図書館企画「マーブリングをやってみよう!」を開催しました。
 マーブリングとは、水の上に色を浮かべて模様をつくり、その模様を紙や布に写しとる染めの技法ことです。「マーブル」とは「大理石」のこと。模様の様子から名付けられました。

 参加学生は3名。始めに、マーブル染めが施された洋書や和紙を用いながら歴史について説明し、実際に絵葉書、和紙(A5)、メモ帳の三方染(天、地、小口)を行いました。

 ひとつとして同じ模様は作り出せないので、参加者それぞれオリジナリティーあふれた作品が完成しました。「忙しい日常生活を忘れて、楽しいひと時を過ごせた」という意見等が寄せられました。

 図書館では、12月頃「新聞エコバックを作ろう!」の企画開催を予定しています。
詳細が決まり次第、追ってお知らせいたします。奮ってご参加くださいね。

50冊多読チャレンジ 達成者インタビュー

桐野 由都(きりの よしと)さん  法学部1年次生

2023年7月21日に『多読チャレンジ』50冊を達成されました!

 空き時間に語学学習室に通い、チャレンジ開始から1か月ほどの短期間で、50冊を読破されました。今後は留学も視野に入れられているというお話も聞くことが出来ました!

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。


Q.『多読チャレンジ』に挑戦しようと思ったきっかけは何ですか?

A.大学に入って何かに挑戦してみようと思ったから。

Q.『多読チャレンジ』達成の感想や達成のために工夫したことを教えてください。また、現在チャレンジ中の「多読チャレンジャー」の方へのメッセージがありましたらお書きください。

A.難しい物を読んだら、簡単なものを読んだりする。

Q.『多読チャレンジ』を終えて実感した効果を教えてください。

A.街を歩く人々のTシャツの英語を読むことができる。

Q.チャレンジする図書は、どのように選びましたか?

A.インスピレーションで選びました。その中でも英語だけだと読みづらさがあるので絵があるものを選んだりしました。


 甲南大学図書館では、多読チャレンジャーを随時募集中です。
 英語多読学習に興味のある方は図書館1階カウンターでエントリーしてみてください!
 25冊以上達成すればKONANライブラリサーティフィケイトの2級以上の要件にも適用されます!

「甲南大学図書館を体験しよう」イベントを実施しました!

8月1日(火)に「甲南大学図書館を体験しよう」イベントを実施しました!

本山第二小学校の5・6年生のみなさんを対象に、甲南大学図書館はどんなところかを見学してもらい、目で見て触れていただく夏のイベントとなっています。

 

まずは図書館にはどんな本があるのかを見てもらうため、図書館ツアーを行いました。初めての大学図書館に、みんなとっても興味津々でした!たくさんの本があるからびっくりしますよね。

図書館2階の広い雑誌コーナーでは、初めて見る学術雑誌におもわず「へぇ~!」という言葉が聞こえてきました。

ヘルプデスク前にいるそーたくんにも興味津々です!

みんなで楽しくそーたくんとお話してくれました。そーたくんも頑張っておすすめの本を探してくれました!
今は事務室にいるアンドロイドのアンさんとも会いました。(ちょっとリアルな作りなので驚いている子もたくさんいました)

 

書庫もご案内したのですが、暗くておばけが出てきそうな雰囲気に悲鳴が上がっていました…
普段はお目にかかれない貴重書にもびっくりした様子でした。

 

甲南大学図書館には本だけじゃなく、たくさんのコンテンツがあることを知ってもらえたのではないでしょうか?
図書館ってすごいんだな!と思ってもらえたらうれしいです✨

 

図書館の見学が終わってからは、児童福祉研究会のみなさんにバトンタッチ。
考えてきてくれたゲームでレクリエーションを行いました!

 

紙の上で目をつぶって足ふみをし、はみ出さないようにするゲーム

みんなでジェスチャーゲーム

謎解き(私は頭が固いのでめちゃくちゃ難しかったです)

大いに盛り上がり、小学生のみんなも児童福祉研究会のみなさんも、とても楽しそうでした!

 

最後は児童福祉研究会のみなさんが甲南大学で何を学んでいるかを小学生のみんなにプレゼンしてもらいました。
初めて聞くような単語もたくさんあったかと思いますが、児童福祉研究会のみなさんがわかりやすく伝えてくれたおかげで大学での学びに真剣に耳を傾けていました。

 

館長の杉本先生も駆けつけてくださり、甲南大学、甲南大学図書館の良さを伝えてくださいました。
小学生のみんなにはまたいつか、甲南大学生として図書館でお会いできることを願っています😊🌟

 

とても楽しいイベントになりました!
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!