1.おしらせ」カテゴリーアーカイブ

トライやる・ウィーク活動報告

 11/6(月)~11/10(金)の5日間、神戸市立本山南中学校2年生2名による職場体験が図書館にて実施されました。

 カウンターでの貸出・返却、ブックカバーやレビューの作成、語学学習室展示、目録、受入、還流・除籍などの作業や各所施設見学を通して、普段知り得なかった様々な業務を体験し、業務の多様さに戸惑いながらも、興味をもって取り組んでいました。
 生徒達自身も各々の課題や良く出来た点などに気づきがあり、日々の活動の中で活かす事が出来た5日間となりました。

 中学生が作成したブックカバー、レビューは1階カウンター前にて、また語学学習室内ではPOPと本を展示しています。
 それぞれ展示と配布は11月30日まで行っています。
 ブックカバーは配布していますので、ぜひ手に取ってみてください。
 語学学習室の本は貸出も可能ですのでどうぞご覧下さい。

第7回 甲南大学書評対決、生協書籍部で実施中!

甲南大学生協の書籍部にて、第7回 甲南大学書評対決  実施中です。

書評対決とは・・・甲南学園および甲南大学の教職員と学生団体がそれぞれ”おすすめの3冊”の書評を執筆・発表し、BOOKCAFE(iCommons4階)、Books&Support(学友会館北館)、The CUBE SHOP(西宮キャンパス)、FIRST SHOP(ポートアイランドキャンパス)で展示販売し、その売上冊数によって勝敗を競う企画です

今回は、甲南大学書道部甲墨会の文学部1年 中田優月さん、文学部2年 田中杏佳さん、経営学部1年 大脇悠史さんと、マネジメント創造学部教授の木成勇介先生の対決です!

 

 

 

10月26日(木)に、各チームによる本のプレゼンが行われました!会場はたくさんの人で賑わっており大盛況でした✨

 

入り口には発表する本がきれいに並べられていました。さすが生協さん!

 

発表前には応援ビデオや、選書した本の出版社の方からの応援メッセージもあり、みなさんびっくりしていましたが、とても喜んでおられました。

 

時間もありませんので、早速プレゼンスタートです!

 

書道部甲墨会チームのみなさん

VS

マネジメント創造学部教授 木成勇介先生

 

甲墨会チーム一人目は中田優月さん。一生懸命頑張りますとのことでした!少し緊張してる面持ちでしたが、始まったらハキハキと発表してくれて、時に笑いも入れながら楽しそうにしていたのが印象的でした。
【第7回 甲南大学書評対決】 菅広文著 『京大中年』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

続いては木成先生。手加減せずぶちのめします!との気合いたっぷりのコメントでした!
みなさんは授業出てますか?という問いから始まり、なんで授業出てるの?という強烈なインパクトの切り口で発表されていました!先生のご専門の分野の本を選ばれました。
【第7回 甲南大学書評対決】 大竹文雄著 『行動経済学の処方箋 : 働き方から日常生活の悩みまで』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

甲墨会チーム二人目は大脇悠史さん。先生には負けません!とのコメントをいただきました!ライトノベルを選ばれましたが、ダークファンタジーの難しい設定のところを分かりやすく、うまく説明してくれました。
【第7回 甲南大学書評対決】 十文字青著 『いのちの食べ方』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

続きまして木成先生のターン。大学の先生ってよくわからなくない?とこれまた面白い切り口で発表が始まりました!それが何故か、またそんな先生とどう接すればいいかを先生ならではの立場でご説明されました。
【第7回 甲南大学書評対決】 吉森保著 『Life science : 長生きせざるをえない時代の生命科学講義』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

甲墨会チーム最後は田中杏佳さん。緊張しているが頑張りますとのことでしたが、とてもよく考えてきてくれたのだなと思う発表で、難しいあらすじをわかりやすく説明してくれました。設定のおもしろさが伝わってきました!
【第7回 甲南大学書評対決】 有川浩著 『空の中』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

木成先生のラストターン。ヤフーニュースでおすすめされて買われたというマンガを紹介されました。先生にもご経験がある内容とのことで、勉強で躓いている人にはぜひ読んでみてほしいです、とのことでした!
【第7回 甲南大学書評対決】 絹田村子著 『数字であそぼ。 (1) ~(10)続刊』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

以上のプレゼン対決では、甲墨会チームの学生3名が勝利しました!
🎊おめでとうございます🎊

 

甲墨会チームはエッセイ、小説、ライトノベルと様々な本を選んでくれましたのでどれもおもしろく聞きごたえがありました。3人とも上手にまとめてくれていて、時間もぴったりだったので事前にたくさん練習してくれたんだろうな、頑張ってくれたんだな、と思いながら聞いていました。

木成先生は、切り口がどれも面白く、引き込まれる発表でした。事前準備をしていないとのことでしたが、疑ってしまうほど説明がお上手で、先生の授業はきっと面白いんだろうな、と思います。いつも先生方は学術書を選ばれることが多いのですが、マンガを選ばれたりとすごく新鮮でした!

 

本当にレベルの高い戦いで、とっても面白かったです!

 

※プレゼンされた本の紹介は下にも続きます!ぜひスクロールしてご覧ください!

 

そして、今回で長らく書評対決の司会を務めてくださった、巽香蓮さんが最後とのことで、生協さんよりお花とみせかけてなんと孔雀の羽(!)の贈呈がありました💐✨
完全にサプライズだったそうで、とても驚かれていましたが、会場は温かい拍手で包まれました。

巽さん、長い間ありがとうございました!&お疲れさまでした!

 

 紹介された本は、10/26~11/24の売り上げで勝敗が決まります!結果は11/30に発表されます。ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか?

 書評対決は今後も年2回開催予定です。「おもしろい本」を探しにぜひチェックしてみてください!

セレクト文庫、大充実中!

「KONAN未来サポーターズ募金」にお寄せいただいた資金で、セレクト文庫コーナーが大充実しました!

一生に一度は読んでおきたい名作や、題名だけはふわっとしっている傑作。
いつかの誰かの寂しさへ、そっと優しく寄り添うような、いっそ景気よく破壊するような。
とにもかくにも個性豊かに、色んなジャンルから、幅広くお出ましです。

これらの名作作品、もちろんこれまでも所蔵していたのですが、「もっといろいろ読んでみたいのに、図書館の本は物理的に重い……」というお声がありました。
文庫本なら一挙に解決!です。

図書館職員が総出で、はりきって、おすすめの文庫本を選びました。
ご寄付を受けた本の目印は、表紙できらんきらん✨に輝くシールです。

気になってはいたけれど、ちょっと敬遠してしまっていた作品も、自動貸出機でさっと貸し出し、学生デザインのブックカバーに包んで、カバンにさらりと滑りこませ、通学の際は優雅に取り出して読むのも素敵です。

一気に棚が潤い、図書館としては嬉しさもひとしおです。
どれほどの精鋭揃いであるか、少しご紹介いたします。
豪華絢爛な顔ぶれを、ぜひご覧になってください。

こちらが、棚の一部です。ざっくり。ほんの一部!
全体像はぜひ、ご自身の目でお確かめくださいね。
ご存知の本やご存知でない本が見当たるでしょうか?
名高いレンガ本も、文庫本のおかげでレンガ🧱になっていません。

名探偵の中の名探偵🔍も、シリーズ全巻でお目見えです。
先月ちょうどNHKの「100分de名著」で取り上げられていましたね。
多数ある訳から、延原訳の新潮社版が選ばれました。表紙もおしゃれですよ!
初めての方はもちろん、シャーロッキアンの方も、再読にいかがでしょう。

国内外で人気の、芥川賞作家である村田沙耶香さんの作品も、たくさん入りました。
イギリスではBBCの「The best books of the year so far 2020」にも選出されるほどです。
そして12月9日には甲南大学へご来校され、公開インタビューが開催されます!🎊
読むことで、予習・復習に備えてもよさそうです。イベントの詳細は下記リンクへどうぞ。
12/9【文芸イベント】外側に紡ぐ物語 ― 村田沙耶香さんに聞く小説の世界

繰り返しになりますが、今回ご照会したのは、ほんの一部です。
どんな本が並んでいるのか、確認するにはやはり、直接に棚を見るのが一番です!
実はご夫婦である作家さんたちの作品が、あちらとこちらに置いてあるとか。
きちんと並んだ文庫本たちの中に、頭一つ抜け出た、背の高いものがちらほらあるとか。
そうした情報は端末の検索結果では伝わらず、実際お越しにならなければ、分かりません。

「セレクト文庫のセレクトに異議あり!」という方は、ぜひおすすめを教えてくださいね。
図書館では学生の皆さんからの購入希望を受付けています。リクエスト方法はこちら
皆さん渾身のおすすめ本で、どんどん図書館の蔵書を豊かに!

深まる秋のお散歩気分で、本棚へのちょっとした探検に、図書館へどうぞおいでください。
まだ黄葉には遠いですけれど、金色のちひさき本が、きらきら🌟お待ちしています。

ポートアイランドキャンパス図書室にて図書委員がPOP展示を行っています

〔フロンティアサイエンス学部〕
ポートアイランドキャンパスにあるフロンティアサイエンス学部(FIRST)では、学生が「図書」「キャリア」「生協」「レクリエーション」「広報」の各委員会を作ってさまざまな活動をしています。
今回、そのなかの図書委員さんがPOPを作って図書の紹介をしてくれました。
写真はポートアイランドキャンパスの図書室で展示しているPOPです。


(写真左の列を上から)『楽園の烏』(阿部智里)、『君は月夜に光り輝く』(佐野徹夜)、『アリス殺し』(小林泰三)
(写真中央の列を上から)『あるかしら書店』(ヨシタケシンスケ)、『オルタネート』(加藤シゲアキ)
(写真右の列を上から)『研究室で役立つ 有機化学反応の実験テクニック』(J. Leonard、 G. Procter、B. Lygo)、『独学大全』(読書猿)
POPは手書きあり、パソコン打ちあり、イラストあり、思わず本を手に取ってしまうぐらいPOPの文章も上手で、「えっ、みんな本屋さんでバイトしたことあるん?」と思うぐらいすばらしいPOPが集まりました。理系学部らしく理科ど真ん中の本もあれば小説もあり、選書のバランスもすごくよい。美術が大の苦手で文系出身の身からすると、イラストが描けて理系の知識もあって文章が上手とは、なんと頼もしい学生さんだろう!と誇りに思いました。
フロンティアサイエンス学部の図書室は、事務室の開室時間内(平日9~18時、土曜日9~13時)であれば学外の方にもご案内できますので、ぜひ一度ポートアイランドキャンパスに足をお運びいただき、学生さんの力作をご覧ください。
(ポートアイランドキャンパス事務室 山本 樹)

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遠隔地キャンパスへの訪問には、必ず学生証を持って行ってくださいね!
本は取り寄せもできます。

エントランス展示「灘五郷」

 10月4日から、図書館エントランスにて「灘五郷」をテーマに展示中です。
 灘五郷酒造組合様にもご協力もいただき、HPに掲載されている「灘五郷絵図」も大きく展示させていただきました。
 11月末頃まで 展示する予定です。ご高覧ください。

 灘五郷は、神戸市東部から西宮市にかけた5つの地域、西郷、御影郷、魚崎郷(以上神戸市)、西宮郷、今津郷(以上西宮市)からなる日本一の清酒生産地域です。

 展示している本や和古書は、甲南大学図書館が所蔵しているコレクション「金正宗文庫」のものです。
 「金正宗文庫」 は、魚崎郷の酒蔵・松尾仁兵衛商店(まつおにへえしょうてん)から、甲南大学に寄贈された和書・和古書のコレクションです。文庫名「金正宗」は、松尾仁兵衛商店が製造していた清酒の銘柄から採りました。当時の”松尾仁兵衛 “さんが、本学のご卒業生というご縁でお譲りいただきました。
 松尾家の遠祖は、お酒の神様を祭る京都の松尾大社の社人・松尾重尊とされ、戦乱を避けて魚崎に縁づいたと伝わっています。魚崎の松尾家も神道に篤く、魚崎郷の氏神「魚崎八幡宮神社」は、松尾仁兵衛商店が土地を寄進し、蔵に隣接して建立されました。「金正宗文庫」にも、神道や国学に関するものが多く収蔵されています。

「マーブリングをやってみよう!」を開催しました!

 2023年8月8日(火)、図書館企画「マーブリングをやってみよう!」を開催しました。
 マーブリングとは、水の上に色を浮かべて模様をつくり、その模様を紙や布に写しとる染めの技法ことです。「マーブル」とは「大理石」のこと。模様の様子から名付けられました。

 参加学生は3名。始めに、マーブル染めが施された洋書や和紙を用いながら歴史について説明し、実際に絵葉書、和紙(A5)、メモ帳の三方染(天、地、小口)を行いました。

 ひとつとして同じ模様は作り出せないので、参加者それぞれオリジナリティーあふれた作品が完成しました。「忙しい日常生活を忘れて、楽しいひと時を過ごせた」という意見等が寄せられました。

 図書館では、12月頃「新聞エコバックを作ろう!」の企画開催を予定しています。
詳細が決まり次第、追ってお知らせいたします。奮ってご参加くださいね。