1.おしらせ」カテゴリーアーカイブ

貴重書整理作業を行いました(8月編)

 

ライブラリサーティフィケイト参加者のみなさんと一緒に貴重書の整理作業を行いました!

8月5日に2名、21日に1名が参加をしてくれました。
3名とも熱心に作業をしてくれたおかげで随分と作業が進みました✨

 

今回ご参加いただいたみなさんには貴重書の並び替えをお願いしました。
番号に従って本を並び替えていく非常に集中力と体力がいる作業です。

図書館スタッフも同じ作業を何回かしたことがありますが、いつもクタクタになってしまいます…
学生のみなさんはテキパキと本を見つけてくださり、圧倒的スピードで本を並び替えてくださいました!

 

 

きれいに並び替えをしてくれました!

 

 

 

 

 

あっという間に並べ替えの作業が終わってしまい、21日には追加で作業をお願いしました。

貴重書は〇〇文庫というように、分類分けがしてあります。
21日にはこの分類を分かるようにするための作業をお願いしました。

こちらもテキパキと作業をしてくださり、あっというまに終わってしまいました!さすがです👏✨

 

2日とも普段見れないものを見れて楽しかったです、貴重な経験ができました、とのうれしい感想をいただきました。

ご参加いただきありがとうございました!

50冊多読チャレンジ 達成者インタビュー

河﨑 新之助(かわさき しんのすけ)さん 文学部 英語英米文学科 4年次生

 2024年7月23日に『多読チャレンジ』50冊を達成されました!
 25冊に引き続き、楽しんで続けられているとのことで、文字数が多い本も次々とチャレンジされています!

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。


Q.『多読チャレンジ』 を続けるために工夫したことを教えてください。

A.少しでも興味があったり、なじみのある本であれば手に取るようにした。
 知っている話ならレベルの高い本を選んでみるようにもした。速く文を読むことで、たまに来る眠気を払った。

Q.読みやすいと思ったシリーズはありますか?

A. Curious Georseシリーズです。絵本なので読みやすく、話も多いので飽きませんでした。

Q.お勧めしたい、お気に入りの本があれば教えてください。

A.「The Boy, the Mole, the Fox and the Horse」です。書かれている文章がとてもすばらしい。

Q.現在、チャレンジ中の「多読チャレンジャー」に向けて、メッセージがありましたらお願いします。

A.ページ数が多くて尻込みしそうな本も、一度手にとってみると、案外読みやすい本かもしれません。分からない表現とかは無視してスピードを重視しましょう。質より量です。


 甲南大学図書館では、多読チャレンジャーを随時募集中です。
 英語多読学習に興味のある方は図書館1階カウンターでエントリーしてみてください!
 25冊以上達成すればKONANライブラリサーティフィケイトの2級以上の要件にも適用されます!

☆2024年度から、継続しやすいように、新ルールになりました!
 皆さんもぜひ、チャレンジしてみてください!

エントランス展示「第33回オリンピック競技大会 PARIS 2024」

 聖火のニュースを見ると、いよいよという感じが高まりますね。
 今年の夏はパリオリンピック。出場選手には悔いのない、全力パフォーマンスを発揮できる大会になることを期待しています。

 ということで、エントランス展示もパリオリンピックを題材にしたものに更新しました。
 種目一覧を掲示し、日本がメダルを獲得した種目にリアルタイムでシールを貼っていこうと考えております。スポーツに興味がなくてもメダル獲得には一喜一憂したりするという方も多いのでは。時々確認してみてくださいね。

 過去のオリンピックの資料や、全学共通教育センターの伊東浩司先生からお借りしたオリンピック衣装も展示していますので、図書館来館の際にはぜひご覧ください。

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神戸市立三宮図書館で『LLブックにふれてみよう』を展示しています!

 

去る6月11日(火)まで甲南大学図書館1階閲覧室で展示していました、KONAN ライブラリ サーティフィケイト 学生企画『LLブックにふれてみよう』のLLブックとポップが、神戸市立三宮図書館で展示されています。

 

KONAN ライブラリ サーティフィケイト 学生企画『LLブックにふれてみよう』も合わせてご覧ください。

 

 

 

今回、甲南大学図書館にてLLブックを展示するにあたり、図書をすべて神戸市立三宮図書館にお借りしました。そのご縁のもと、このような図書館間での展示に至りました。
この場をお借りいたしまして、ご協力いただきましたすべての皆様へ感謝申し上げます。

 

神戸市立三宮図書館は仮移転中で、現在KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)2階にあります。おしゃれで洗練された雰囲気のある、とても素敵な図書館です。

 

 

 

KONANライブラリサーティフィケイトでは、このような甲南大学図書館を飛び出しての活動もしていただける機会があります!

図書館は皆さんの活動を応援しています。ぜひライブラリサーティフィケイトで活動の幅を広げてみませんか?

 

50冊多読チャレンジ 達成者インタビュー

伊場田 扶弥(いばた ふみ)さん 文学部 歴史文化学科 3年次生

 2024年5月22日に『多読チャレンジ』50冊を達成されました!
 授業の空き時間を活用して読まれているそうです。卒業までに200冊読破を目指したいとおっしゃっていました。

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。


Q.『多読チャレンジ』 を続けるために工夫したことを教えてください。

A.楽しみながら多読チャレンジ!をモットーに進めていきました。
 分からない、面白くないと感じたらすぐにやめて、レベルを1つ落とした本を読んでいました。また、挿絵が文章理解の役に立つので、それがあるものを選ぶようにしました。個人的に借りたら最後まで読まないと…と義務感が出るので、図書館1階の語学学習室で読んでいました。

Q.読みやすいと思ったシリーズはありますか?

A.大判の絵本は絵も毎ページあって分かりやすく、子どもの頃の絵本をめくるワクワク感も味わえるので、楽しみながら読むことが出来ました。
 絵本以外ならPenguin Readersです。個人差あると思いますが、比較的内容が入ってきやすかったです。

Q.お勧めしたい、お気に入りの本があれば教えてください。

A.Level2の『Lyle, Lyle, Crocodile』です。絵本ですが絵がかわいらしく、主人公のクロコダイルが皆を楽しませようとする気持ちに心が温まるお話です。

Q.現在、チャレンジ中の「多読チャレンジャー」に向けて、メッセージがありましたらお願いします。

A.まず何よりも、多読を楽しみましょう!自分の気持ちを最優先で!
 続けることが大事なので、しんどくなったら休憩しましょう。
 やる気が起きないときは、1つレベルを落としてみるのがオススメです。
 せっかく多読をやるのだから、英語を嫌いにならないように、楽しみながら、少しずつ取り組んでみてくださいね。それでは良き多読ライフを!


 甲南大学図書館では、多読チャレンジャーを随時募集中です。
 英語多読学習に興味のある方は図書館1階カウンターでエントリーしてみてください!
 25冊以上達成すればKONANライブラリサーティフィケイトの2級以上の要件にも適用されます!

☆2024年度から、継続しやすいように、新ルールになりました!
 皆さんもぜひ、チャレンジしてみてください!

九鬼周造博士の書き入れがある『「いき」の構造』と『偶然性の問題』をデジタルアーカイブから公開しました

 甲南大学図書館の九鬼周造文庫で保管されている、哲学者・九鬼周造博士の代表作『「いき」の構造』と『偶然性の問題』を、甲南大学デジタルアーカイブから公開しました。

「いき」の構造  
https://archive.konan-u.ac.jp/il/meta_pub/G0000861konanu_L00399

偶然性の問題
https://archive.konan-u.ac.jp/il/meta_pub/G0000861konanu_L00400
https://archive.konan-u.ac.jp/il/meta_pub/G0000861konanu_L00401
https://archive.konan-u.ac.jp/il/meta_pub/G0000861konanu_L00402

 いずれも、九鬼博士本人による書き入れがされている手拓本で、哲学者の思索の跡を辿ることができます。

 『「いき」の構造』は、昭和5年(1930年)に岩波書店から出版されました。手拓本には、書き入れのほかにも、巻末には正誤表が付されており、関連する新聞記事の切り抜きと、京都帝国大学の同僚であった田中秀央(1886-1974, 西洋古典学・言語学)からの手紙も挟み込まれています。
昭和56年(1981年)に刊行された『九鬼周造全集』に収録された『「いき」の構造』の底本にされた本です。

『「いき」の構造』手拓本 (外箱)

 『偶然性の問題』は、昭和 10年(1935年)に岩波書店から出版されました 。甲南大学図書館にある手拓本は、片面刷りで奥付もありませんが、余白となったページなどに書き込みがあります。
 この手拓本にも、九鬼博士によって新聞記事が挟み込まれていますが、九鬼博士が「偶然性」を拾い上げた新聞記事は、他にも数多く九鬼周造文庫に収められています。

『偶然性の問題』 手拓本

 九鬼周造文庫で保管されている九鬼博士の著作のうち、書き込みがある本はこの2冊のみですが、博士の旧蔵書には書き入れのある本が多くあります。ドイツ語の本はドイツ語で、フランス語の本はフランス語で、ギリシャ語や英語、もちろん日本語の本にも、書き込みがされたり、裏表紙の見返しに独自の索引が書き入れられている本があります。

 九鬼周造文庫の資料は、資料保護のために利用を制限しています。原稿やノートなど、甲南大学デジタルアーカイブから公開している資料、電子化が完了している資料は、原本をご利用いただくことはできません。
 九鬼博士の旧蔵書のご利用については、貴重資料の利用案内をご確認ください。収蔵されている本は、甲南大学機関リポジトリから公開している『九鬼周造文庫目録』でご調査いただけます。

 本資料の公開は、KONANプレミア・プロジェクトの研究力展開プロジェクトの「甲南大学知的財産デジタル化推進プロジェクト」で行いました。
 甲南大学図書館は、これからも甲南大学が所蔵する貴重資料や研究成果をデジタル化・WEB公開することでさらなる利活用を図り、社会全体の学術研究発展に貢献いたします。