生物学科ピックアップゼミ紹介バックナンバー

講師 渡辺 洋平
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生物特有の物質であり、細胞の中で含有量も多く、生命活動の実行部隊ともいえるタンパク質。 ゼミでは、数あるタンパク質のうちの1つ、※分子シャペロンの働きに注目して、その分子機構について研究します。 分子シャペロンはタンパク質の立体構造生成を助け、壊れたタンパク質を再生する性質を持っています。今後さらに研究が進めば、アルツハイマー病や、クロイツフェルト・ヤコブ病、狂牛病などの神経変性疾患の治療に役立つ可能性も秘めています。 生きるしくみを追究したい、とにかく楽しんで研究をやってみたい、世界でまだ誰も解明したことのないことを自分の手で明らかにしたいという学生には、うってつけの研究テーマではないでしょうか。
タンパク質の働くしくみを探る
※ 分子シャペロン/タンパク質は、アミノ酸が重合したひも状の分子で、特定の立体構造を形成する。しかし、正しく形成されることは容易なことではなく、加熱などのストレスを受けたタンパク質や生まれたてのものは、立体構造がゆるんでタンパク質同士で凝集してしまう。 これらの問題を解決するためにタンパク質の立体構造形成を助けているタンパク質の総称を分子シャペロンという。

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高校時代から人体のしくみに興味があり、筋肉や臓器などの構成成分であるタンパク質について学びたいと考えていました。“タンパク質が、同じタンパク質を助ける”という不思議な現象を起こす“分子シャペロン”。まだまだ未解明な部分も多く、その分子機構を明らかにしていくのはとてもやりがいある研究です。卒業後は大学院で、さらに考察を深めていきたいと考えています。
