社会連携機構

社会連携機構

機構長挨拶

新しい学びを一緒に作りましょう―社会連携機構の発足にあたって―

社会連携機構長 佐藤泰弘

社会連携機構長
佐藤泰弘

 2022年度より社会連携・社会貢献を担う新しい組織として「社会連携機構」が始動します。

 変化が大きく複雑で不確実性の高いVUCAの時代、また超スマート社会(Society 5.0)の到来にあって、新たな社会を牽引する人材の育成は喫緊の課題です。

 甲南大学ではこれまで地域連携センターが地域と連携した実践的な教育プログラムの実施や学生の地域貢献活動の推進を通じて、学部横断的な学びの場の提供に積極的に取り組んでまいりました。またリカレント教育センターでは「学びたい時に学ぶことのできる」機会を提供し、さまざまな世代のキャリア形成や豊かな人生設計の一助を担ってきました。これらの役割をより一層強化し、「天賦の個性」を発育させる機会をより一層充実させることに加え、大学に求められる社会的役割に一層真摯に向き合うことを目的として、地域連携センターとリカレント教育センターを統合し、社会連携機構を設置いたしました。

 社会連携機構では、本学の社会連携・社会貢献に関する活動の方針を定め、より一層自治体・企業・大学連携の推進に取り組むほか、ソーシャルイノベーションを創出する拠点として、社会実装型教育など実践的な人材育成プログラムの実施に積極的に取り組んでまいります。また、本学学生がより自主的にかつ継続的に地域ニーズに応じた社会貢献活動を展開できるよう体系的な教育プログラムの充実などさまざまな角度から支援いたします。また、マルチステージ・パラレルキャリアを支える多世代教育拠点として、新たな履修証明プログラムを設置するなど、より多くの人々が質の高い教育を受けることのできる場を提供いたします。

 さらに創設者平生釟三郎が掲げる「共働互助」を体現する健全な常識を持った世界に通用する人材育成のため、SDGs達成を見据えた教育研究活動・社会貢献活動を推進するとともに、SDGs達成のための教育・取り組みを可視化し、大学の「知」を広く社会に還元すべく情報発信を行っていきます。

 私たちの目指すべき姿は、次世代を担う人材育成プログラムを学内外のさまざまなステークホルダーと共創することを通じて、地域社会の持続可能な発展に貢献していくことです。社会連携機構の掲げるビジョンを計画的かつ着実に達成すべく、新たな取り組みにも果敢に挑戦してまいる所存です。引き続きご支援・ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

機構組織図
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