歴かふぇ04:海原靖子先生

2017年7月19日の第4回歴かふぇは、白鶴美術館の学芸員である海原靖子先生にお越し頂きました。今回の話題は、古代中国の金属器などについてでした。どこから水を飲むのか分からない器など、変わった形の様々な器を、ひとつひとつ丁寧に説明して頂きました。その他、学生からの質問への回答も交えつつ、仕事の内容、腰のつらさや冬の寒さといった体力的な大変さについて、学芸員になりたいという夢が壊れない程度にお話頂きました。試験前ということもあって参加者は少し少なかったけれど、海原先生のお話はとてもおもしろく、逆にとても贅沢な気分で楽しい時間を過ごす事ができました。(2回生・武田卓司)

歴らぼ遺跡巡り班@兵庫津

2017年6月25日と7月2日、歴らぼ遺跡巡り班は、東谷先生と「兵庫津」の巡検に行きました。兵庫津は平清盛が「大輪田泊」として開港したことで有名で、福海寺の「平清盛遺愛の時雨の松」や、能福寺の平清盛廟など平家に関する史跡が多くあります。能福寺には兵庫大仏もあり、その大きさと迫力に驚かされました。遺跡を巡る際、江戸時代の古地図と現代の街並みを見比べながら歩くことで、江戸時代の地図の正確さ、現在までの土地の変遷を実感しました。遺跡巡り班は不定期で活動しているので、興味のある方はぜひ参加してください。(2回生・中尾健人)

写真は福海寺での様子