鳴海ゼミ巡検@香川

鳴海ゼミでは、2019年11月28日から29日の2日間、香川で巡検を行いました。初日は、栗林公園と高松城、そして北浜alleyなどの高松港界隈、2日目は、「石垣の名城」と称する丸亀城や金刀比羅宮を訪ね、金刀比羅宮は最奥の奥社まで行きました。また、2日間で4軒のうどん屋に行った人、深夜1時神戸発で早朝5時半高松着のジャンボフェリーで現地入りした人も居ました。巡検先のメインである史跡巡りは、訪れたタイミングが良く、紅葉が史跡を豊かに彩っていました。静かに見る人、写真を撮る人、それぞれに感じるものがありました。少し遅めの秋に触れつつ、香川県を堪能した鳴海ゼミ一行でした。(3回生・豊浦正起)

中町ゼミ調理実習

 大学のゼミでの調理実習とは正直初めて聞いた。2019年11月21日の昼休みから今回作ったのは、イスラムのハラール食品を使用した、中東料理。作った料理はウズガラキョフテ、シュトゥラチの2品。これに材料の余りを使用したシフォンケーキを合わせた、計3品である。ウズガラキョフテは見た目はハンバーグと変わらない。これをナン生地のパンにサンドして頂く。口に入れた瞬間にラム肉の独特の肉汁が広がり、後をクミンなどのスパイスが追ってくる。本場トルコなどではラムを中心に使うようだが、今回はハラールショップのラムと牛の合挽を使用した。シュトゥラチとはライスプディング、米を使用したプリンである。こちらは上手く固まらず。ただ中東ではミルク粥を指すこともあるためライスプディングの形としては良いのかもしれない。これは食感がとても面白かった。シナモンをアクセントにミルクと米のアンバランスな食感。普段のプリンをイメージしていた分残念であったが、もう一度挑戦したい一品となった。(2回生・長谷泰誠;2回生・寺澤拓海)

佐藤(泰)ゼミ巡検@醍醐寺&法界寺

 2019年11月17日(日)、佐藤泰弘ゼミは、京都府の醍醐寺と法界寺を訪れた。午前は、醍醐寺の三宝院、伽藍、霊宝館を順に散策した。三宝院では、豊臣秀吉が設計したと言われる、華やかで静かな庭園を眺め、日頃の疲れを癒した。伽藍では、951年に完成されたといわれる五重塔を前に、1000年以上も建っているのかと先人の技術力に圧巻され、色あせた屋根や柱からその長い歴史がうかがえた。午後は法界寺を訪れた。法界寺では、特に電気の光がない阿弥陀堂が印象深く、日差しによって阿弥陀如来坐像が照らされ、仏像ならではの荘厳さが際立ち、畏敬の念が自然と湧いた。今回の巡検で、中世日本の良さに改めて感銘を受け、今後の中世日本史の研究においてその魅力を引き出そうと考えた。(3回生・藤原敬弘)

東谷ゼミ旅行@島根

  東谷ゼミは、2019年11月16日からの2日間、島根県出雲市と松江市にゼミ旅行に行きました。初日訪ねた出雲大社では、本殿に入る前に3つ鳥居をくぐり、「祓社」でのお祓い後に参拝しました。参拝後に引いたここのおみくじは吉凶を記さず、「旅行・縁談・病気」等と項目毎に記し珍しいです。 2日目は、松江城、武家屋敷、松江歴史館を訪れました。松江城は敷地が広く、松江神社や興雲閣などの多くの建物がありました。天守閣最上階から西の方角に宍道湖を眺望でき、天気が良く絶景でした。武家屋敷では、近世の武士の暮らしの様子がよく分かりました。松江歴史館では、敷地から発掘されたシジミやアワビなどの武士の食料、藩校や寺子屋で使われていた教科書が展示されてたほか、午後から火縄銃の演武と日本刀の居切りを見ることができ、貴重な体験となりました。ゼミ旅行は初めてでしたが、旅行の楽しさはもちろん、所々で先生の説明もあり、学ぶことが多く素晴らしい旅行となりました。(2回生・佐藤ゆめ子)

食文化研究会の活動を終えて

 
 歴史文化学科の有志で結成した食文化研究会は、 2019年度の摂津祭において、アメリカの伝統的なお菓子である「スモア」を販売した。私達は、この活動の実現のために、昨年10月から構想を立て始め、他の部活や模擬店の経験がある人、また先輩の意見を聞くなどして、約1年にわたって準備を進めてきた。実際の販売の場面で、コミュニケーションが十分に取れないために意思疎通が上手くできず、活動に支障が出ることもあったことが反省点である。この文化祭の経験を、今後の学生生活や社会人生活に活かしていければと思います。(3回生・吉田開)