第4回「歴史総合・地理総合」研究会開催

2024年2月25日(日)、6‐34教室において、第4回「歴史総合・地理総合」研究会が開催されました。今回は近隣の高校の先生方にも案内をお送りし、計20名ほどの方々にお集まりいただきました。今回は、北村厚先生(神戸学院大学人文学部)のご著書『大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合』(KADOKAWA,2023年)を素材として、井上翔太先生(クラーク記念国際高校芦屋校)と教職をめざす2人の学生(木嶋悟詞・河内琉嘉)のコメント、北村先生の応答、参加者相互の討論を通じて、歴史総合の学び方・教え方について考えました。この本には、「問い」を軸とする歴史総合の学び方がわかりやすく書かれており、より具体的な形でこの科目のねらいと今後の課題を理解することができました。また、学外からの参加者が増えたことも大きな成果でした。今後、地歴教育における中高連携の課題も積極的にとりあげて、研究会のさらなる充実をはかってまいります。(教員・高田 実)