2022年6月11日、「実践地域学」の巡検として、神戸大学海事博物館と神戸深江生活文化史料館を訪れました。菊地先生の担当回では、地域資料を用いて博物館と市民をどう結びつけるのかを学んでいます。まず、海事博物館ではふね遺産に登録された「進徳丸」の軌跡を辿る展示をはじめ、実際に使用された部品など、船にまつわる様々な物が展示されていました。航海実習用の練習帆船であった進徳丸は、旧神戸商船大学にとって象徴的な船であったそうです。次の生活文化史料館では昔の生活用品などが展示されており、そのほとんどが地域の住民たちの寄贈による物だそうです。受講生それぞれが、地域と博物館の関わりについて考えることが出来たと思います。(3回生・山中理央)