歴かふぇ vol.5:エジプト映画上映会@iCommons

歴かふぇVol.5は、20171124日、エジプト映画「MICROPHON」(2010)の上映会を開催しました。この映画は、若者達の音楽をベースにしながら、エジプト革命直前の若者たちの心情を描いています。上映会では、翻訳者の1人である勝畑冬美先生(東京外国語大学・研究員)にお越し頂き、当時の時代背景や翻訳のプロセスなど、中町先生との談議を交えながらお話頂きました。質疑応答では、来場者から熱心な意見を得ることもできました。また、用意した中東の伝統菓子デーツも好評で、より一層、中東の雰囲気に浸ることができました。(3回生・村尾聖華)

歴かふぇ vol.5の告知:エジプト映画上映会@iCommons

 歴史文化学科の学生有志が運営する実践的課外学習活動「歴らぼ編集部」では、きたる11月24日、エジプト映画「マイクロフォン」の上映会を開催します。「マイクロフォン」はアフマド・アブダッラー監督によるエジプト映画で、関西では初の上映となります。
 ゲストにアラブ映画研究がご専門の勝畑冬実先生を招いて、この作品との出会いのエピソードや、字幕を手がけての苦労話などをうかがいます。会場は、できたてほやほやのiCommons地下1階のiStage。また、中東の伝統的スイーツであるデーツも準備しました。
  甲南生だけでなく、興味のある方はどなたでもご覧頂けます。参加無料、事前登録不要です。詳細は、歴らぼ編集部が作成したチラシをご覧下さい。

歴史文化研究センターの設置と歴らぼ古文書班

甲南大学は、2017年5月1日に東大阪市と受託契約を結び、東大阪市域の古文書について整理・調査を行い、その結果を市民への普及を行うこととなりました。このプロジェクトを進めるため、5月1日付で「歴史文化研究センター」を東谷研究室内に設置しました。学外の研究者の参加も得て、調査成果を報告書としてまとめることを予定しています。市民への普及活動の一つとして、古文書の内容を解説したパネルを作成いたしました。作成の中心となるのは、文学部歴史文化学科の学生活動である「歴らぼ」古文書班の学生たちです。前期には、古文書を一文字一文字読み解き、内容を理解する作業を進めました。夏休みには、関係各所のフィールドワークを行うとともに、パネル原稿の作成に取りかかりました。パネルは、東大阪市市制施行50周年の企画として行われた「プレパネル展」でお披露目しました(2017年9月20日(水)~27日(水)、於東大阪市総合庁舎)。学生の成果を多くの人に見てもらいました。(東谷 智)

歴らぼ遺跡巡り班@嵐山

2017年9月8日、本年度3回目となるの活動は、嵐山の巡検でした。昼食は嵐山名物の湯葉と湯豆腐を食べ、京都の食文化を楽しみました。食後は2班に分かれ、A班は竹林と地蔵が見所の化野念仏寺、B班はえんむすびで有名な野宮神社と平家物語に登場した尼寺である祇王寺に行きました。両班揃って行った清凉寺には豊臣秀頼の首塚があり、何故ここにあるのか気になりました。今回、遺跡巡り班の巡検に参加して、自分の知らない京都を知ることができて良かったです。(1回生・福田綾香)

歴かふぇ04:海原靖子先生

2017年7月19日の第4回歴かふぇは、白鶴美術館の学芸員である海原靖子先生にお越し頂きました。今回の話題は、古代中国の金属器などについてでした。どこから水を飲むのか分からない器など、変わった形の様々な器を、ひとつひとつ丁寧に説明して頂きました。その他、学生からの質問への回答も交えつつ、仕事の内容、腰のつらさや冬の寒さといった体力的な大変さについて、学芸員になりたいという夢が壊れない程度にお話頂きました。試験前ということもあって参加者は少し少なかったけれど、海原先生のお話はとてもおもしろく、逆にとても贅沢な気分で楽しい時間を過ごす事ができました。(2回生・武田卓司)

歴らぼ遺跡巡り班@兵庫津

2017年6月25日と7月2日、歴らぼ遺跡巡り班は、東谷先生と「兵庫津」の巡検に行きました。兵庫津は平清盛が「大輪田泊」として開港したことで有名で、福海寺の「平清盛遺愛の時雨の松」や、能福寺の平清盛廟など平家に関する史跡が多くあります。能福寺には兵庫大仏もあり、その大きさと迫力に驚かされました。遺跡を巡る際、江戸時代の古地図と現代の街並みを見比べながら歩くことで、江戸時代の地図の正確さ、現在までの土地の変遷を実感しました。遺跡巡り班は不定期で活動しているので、興味のある方はぜひ参加してください。(2回生・中尾健人)

写真は福海寺での様子

歴らぼ通信08号発刊!

歴らぼ通信08号を、2017年6月1日付けで発刊しました。編集は、水田佳奈(歴らぼ編集部代表・3回生)、八木はるか(3回生)、村尾聖華(3回生)、立川亮太(3回生)、武田卓司(2回生)、鳴海邦匡が担当しました。本HPからもダウンロードできますので、みなさま是非ご覧下さい。(鳴海邦匡)

歴らぼ通信08

「歴史文化研究センター」について

甲南大学は、2017年5月1日に東大阪市と受託契約を結び、東大阪市域の古文書について整理・調査を行い、その結果を市民への普及を行うこととなりました。このプロジェクトを進めるため、5月1日付で「歴史文化研究センター」を東谷研究室内に設置しました。学外の研究者の参加も得て、調査成果を報告書としてまとめることを予定しています。市民への普及活動の一つとして、古文書の内容を解説したパネルを作成いたしました。

作成の中心となるのは、文学部歴史文化学科の学生活動である「歴らぼ」古文書班の学生たちです。前期には、古文書を一文字一文字読み解き、内容を理解する作業を進めました。夏休みには、関係各所のフィールドワークを行うとともに、パネル原稿の作成に取りかかりました。パネルは、東大阪市市制施行50の企画として行われた「プレパネル展」でお披露目しました(2017年9月20日(水)~27日(水)、於東大阪市総合庁舎)。学生の成果を多くの人に見てもらいました。(東谷 智)

歴らぼ:聖書・クルアーン研究班の紹介

聖書・クルアーン研究班は、聖書とクルアーンをメインに輪読し考察する歴らぼの活動です。旧約聖書、新約聖書、そしてクルアーンを読み比べています。より理解を深めるため、例えば、聖書に登場する土地の場所を実際に地図で確認するなどの作業を行います。そのほか、定期的に聖書を題材とした映画の上映会を企画・実施しています。聖書・クルアーンについて、また、ひろく宗教史や中近東史に興味がある学生は是非参加して下さい。(2回生・菊地大輔)

卒らぼ:歴史文化学科の卒論発表会

2017年2月24日、4回生による卒論発表会が昨年度に引き続き行われました。今回は、1、2回生の参加も増え、昨年に比べて活気が増しました。卒業論文とはどんなものなのかというだけでなく、先輩方が大学生活の中で何を思い、考えて過ごしていたのかが垣間見えるとても有意義な会でした。ビデオでの教授と先輩の対談では普段は聞けないような、卒論や口頭試問の裏側も聞くことができ、より一層卒論への意識が高まった時間となりました。(3回生・椿野佑太)