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2020/09/23
新型コロナウイルス

コロナ禍の生物実験(理工学部生物学科)

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理工学部生物学科より、コロナ禍において前期中に実施した実験のレポートが届きましたのでご紹介します。

 

生物学科では、座学での講義については、基本的に動画配信と課題提出によってコロナ禍で授業を実施してきました。また、実験講義については、5月までは必要な知識や手法について動画配信による対応をしました。

 

通常の実験講義では実験装置の数や実験に必要な取扱資格による制限から実施が難しい内容についても、この機会を利用して紹介しました。一方で、教員が準備をした生き物を実際に扱って、観察や分析などをすることが必要となるため、6月からは対面授業に移行しました。ただし、ソーシャル・ディスタンスを確保するため、受講生を2つの実験室に分割し、座席の距離が十分でない場合には、パーティションを配置するなどの対応をとりました。

 

また、通常ではグループで共有していた実験器具について、可能な限り受講生が個々で用いるようにするため、各研究室から研究用の器具を一時的に供出するなどをして対応しました。さらに登学できない受講生に対しては、Zoomなどで解剖の様子や顕微鏡像などをリアルタイム配信することで、可能な限り実験室の雰囲気を感じてもらえるように配慮しました。

(理工学部生物学科)

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