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2020/09/30
新型コロナウイルス

自宅でトレーニング効果を測定!(共通教育センター)

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共通教育センターより、コロナ禍において前期中に実施した、自宅でトレーニング効果を測定するレポートが届きましたのでご紹介します。

 

「基礎体育学演習」は1年次全員が受ける必修科目であり、実技や体力測定、健康リテラシー講義を通して、調和の取れた心身の育成に努めています。今年度の履修者数は約1,900名、53クラスに分かれ、教員13名によるチームティーチングで取り組みました。

 

新型コロナウイルス感染拡大により、オンデマンド授業となった前期の授業ではありましたが、学期途中での対面授業への移行の可能性を探るため、実技を第8回目以降に後ろ倒しにし、第7回までの授業に講義型授業を集中させて、健康リテラシー講義(「スポーツと健康、体力の評価」「救急蘇生法、内科的応急処置」「内科的障害と対策、健康状態の評価」「外科的障害と対策、外科的応急処置」「スポーツと栄養」)と課題提出を行いました。

 

6月中旬、前期中のすべての授業のWebでの実施が決定したため、実技でも動画配信を余儀なくされました。第8回目からの授業を4回1セット×2に分割、前半を「筋力」、後半を「持久力」をテーマとし、トレーニング動画を配信し実践につなげるという形式をとりました。加えて、各テーマの初回と最終回には、担当教員が作成した「自宅でできる測定動画」をもとに、トレーニング効果を測定し、約1ヶ月間の取り組み結果を学生が定量的に評価できるようにしました。

必修科目であるがゆえに、受講学生の体力の違い、健康に対する志向も多様であることをこれまでの経験知から理解していたため、動画作成の際にも学生が自分たちの体力や志向に応じたトレーニングを選択できるように、ベーシック(ウォーミングアップと基礎的トレーニング)とメイントレーニングの2種類を選択肢として複数の動画を担当教員で作成するように工夫しました。さらに、自身の体力や健康の状況の理解を深めるため、セルフチェック(課題)として「身体活動量調査」「ストレスチェック」「コンディションチェック」を行ない、結果のフィードバックを行いました。それにより、各学生は教員から一方的に与えられたものをただこなすのではなく、自分の心身と向き合いながら主体的に自分に合ったものを選択することができました。

最終課題として、これまでに実施したトレーニングの実施状況、各種測定結果、セルフチェックの結果から、自分自身の生活や体力について分析・考察するレポートの作成を課すことで、自身が授業で取り組んできたことに対して、きちんと振り返りをする機会を設けました。

 

最終レポートでは、コロナ禍による自身の体力の低下を自覚し、生活にスポーツや運動を取り入れる必要性を感じる内容が多くを占め、スポーツと健康科学の学習を通して、調和の取れた心身の育成をめざすという「基礎体育学演習」の目標を達成することができました。 
他方、対面でのコミュニケーションをとれないことにより、学生の多様なコンディションに応じた運動強度の配慮が至らない点もあったと思います。後期ではWeb活用授業と対面授業を並立させることから、そうした点により配慮して取り組んでいきたいと考えています。

(共通教育センター)

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