私は「平安貴族の夢‐小右記を例に‐」というテーマで、平安貴族が見ていた「夢」に焦点をあて、平安時代の人々は目に見えないモノに対して実際にはどう捉えていたのかについて卒業論文を書きました。卒業論文を書く前に私がしたことは、参考史料の小右記を読みこむことです。小右記は全て漢文で書かれていたのでこの言葉はどういう意味なのか、といったことを一つ一つ調べていくのがとても大変でした。時には本当にこの意味でいいのか悩み、どうしても分からない時は先生に聞きにも行きました。ただ史料の読み込みや分類ごとに分けるといったことをしっかりしていたおかげでその後の論文を書く工程はかなりスムーズに進めることができたので、今では時間をかけてよかったと思っています。それでは皆さん、卒業論文頑張ってください!!