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硬式野球部

2025年 秋季リーグ戦 入替戦 対関西外国語大学

@GOSANDO南港野球場

10/25(土)6-3○

10/26(日)0-2○

-第1試合-10/25(土)

甲南大学 010 000 000 23=6 H11

関西外国語大学 000 000 010 20=3 H6

P.正重→幡→青山

C.宇高

~戦評~

秋季入替戦、甲南大は関西外国語大に6-3でタイブレークの末、勝利を収めた。

甲南大は今季の課題としていた序盤での得点に成功。2回、二刀流で活躍する正重(③報徳学園)が二塁打で出塁し、二死三塁の場面で8番宇高(④今治西)が4回生の意地を見せる適時打を放ち、先制点を挙げた。

その後は両チームとも走者を出しながらも、投手陣が粘投を見せスコアボードに0が並ぶ展開が続いた。

試合が動いたのは8回。関西外国語大が二死二塁から中前打を放ち、強肩の山本(②社)のバックホームも及ばず、同点に追いつかれる。

9回は互いに無得点で、試合はタイブレークへ。

10回表、7番山下(②神戸学院大附属)のスクイズ、8番宇高の適時内野安打で2点を勝ち越すも、その裏に再び追いつかれる。

それでも11回表、無死満塁の好機で箕浦(①高知)が2点適時打、続く藤田(④社)の犠飛で3点を追加。最後は青山(①智辯学園)が三者凡退に抑え、6-3で試合を締めた。

粘り強く戦い抜いたこの一戦を制し、甲南大は1部昇格へ王手。次戦もチーム一丸となって勝利をつかみ取りたい。

~得点経過~

2回表 P.清水

5番正重(③報徳学園)が中越えの2塁打を放ち出塁。6番北出(③滝川)が四球を選び出塁。7番山下(②神戸学院大附属)の併殺打の間に2塁走者が3塁へ進塁。続く8番宇高(④今治西)が右前安打を放ち、3塁走者が生還し1点を先制。1-0

8回裏 P.正重 2/3

2番山下凌が中前安打で出塁。中堅手の失策により2塁へ進塁すると、4番橋口が中前安打を放ち、2塁走者・山下凌が生還。1点を奪われる。1-1

10回表 P.西村

タイブレーク、無死1.2塁の場面。6番北出(③滝川)が四球を選び満塁とする。7番山下(②神戸学院大附属)のスクイズにより2塁走者が3塁へ進み、3塁走者が生還。続く8番宇高(④今治西)の3ゴロ内野安打で3塁走者が生還し、追加点を挙げる。3-1

10回裏 P.幡 

無死1.2塁の好機で、2番・山下凌が四球を選び満塁とする。続く3番・東條の遊撃手の失策により打者走者が出塁、その間に2塁走者が3塁へ進み、3塁走者が生還。さらに、4番・橋口が右犠飛を放ち、3塁走者が生還。追加点を許す。3-3

11回表 P.西村

無死1.2塁の場面で、1番鷹取(①岡山理大附属)が投手の失策により出塁し、走者が進塁。続く2番箕浦(①高知)が右前安打を放ち、1塁走者が3塁へ進み、2.3塁走者が生還。さらに3番藤田(④社)の中犠飛により3塁走者が生還。6-3

-第2試合-10/26(日)

関西外国語大学 000 000 000=0 H6

甲南大学    000 010 10×=2 H4

P.大森→幡→青山

C.中浦→宇高

〜戦評〜

秋季入替戦、甲南大は関西外国語大に2-0で勝利し、1部昇格を決めた。この試合も前日と同様、緊迫した投手戦となった。先発・大森(②駒大苫小牧)は、5回まで被安打2・59球と安定した投球で相手打線を封じる。整備前の5回裏、後輩の奮闘に応えるように3回生が試合を動かした。5番正重(③報徳学園)が中前打で出塁すると、主将・北出(③滝川)が犠打を成功させ、二死二塁のチャンスを作る。ここで代打の切り札・足立(③東山)が期待に応える適時打を放ち、待望の先制点を挙げた。反撃を狙う関西外国語大は、失策も絡め一死一・三塁のピンチを作る。しかし、中継ぎの幡剛志(③奈良大附属)が後続を断ち、無失点で切り抜けた。追加点が欲しい中で、甲南大は相手の失策から一死二三塁のチャンスを得ると、雪永(神戸学院大附属)が外野まで打球を運び貴重な2点目を奪う。最後は青山(①智辯学園)が走者を出しながらも粘りの投球で無失点に抑え、試合終了。この勝利で甲南大は入替戦を2連勝とし、悲願の1部昇格を決めた。今季は13勝0敗1分と無敗でリーグ戦を終え、年間成績でも13勝12敗1分と勝ち越した。前主将・藤田から受け継がれたこのチーム。来季の1部優勝・全国大会出場を目指す。

〜得点経過〜

5回裏 P.古川

一死走者無しから5番正重(報徳学園)が中安打を放つ。続く6番北出(滝川)が犠打で繋ぎ、7番の代打足立(東山)の中安打で先制する。0-1

7回裏 P.古川

一死走者無しの場面、5番正重の打球が遊撃手の失策を誘い込み出塁。6番北出の右安打で走者一、三塁となる。7番雪永が中犠飛を放ち、追加点を獲得する。0-2