現代の日本社会は、法と政治によってかたち作られています。誰もが納得できる仕組みを政治というフィールドで作りあげ、法律という制度を通じてどうやって運用していくのかについて、法学部では学びます。現代社会における基本的なルールを身につけ、法の精神を理解することで「社会を見るチカラ、担うチカラ、変えるチカラ」を養い、社会に貢献できる人材を育てます。
- 学びの特徴と彩られるチカラ
- 1.物事を多角的、客観的に把握するチカラ
2.自分と異なる考え方を理解するチカラ
3.公正な問題解決を図ることができるチカラ
- 学びのキーワード
- 法律 / 人権 / 現代政治 / 国際政治 / コンプライアンス
甲南大学ならではの、学びのポイント
学部 TOPICS
自分の目的に応じて選択できる甲南大学ならではの彩り豊かな教育プログラム、
「彩り教育」をもとに学びを展開しています。
TOPIC01地域で活躍できる人材を育てる公共人材養成プロジェクト
地域活性化や街づくりなど、これからの地方の時代を担う若手を育成するため、「公共人材養成プロジェクト」を行っています。養成するのは、国家公務員・地方公務員をはじめとした、法律の知識を生かして地域で活躍する人材。1年次後期から選抜制のゼミに参加して、自習スペースや各種講座の受講支援を受けながら、公務員試験・法律資格(司法書士・行政書士・社会保険労務士)の試験・法学検定試験などの各種試験の合格をめざして勉強を重ねます。同じ志をもった先輩や同学年の仲間とともに、互いに高め合いながら学んでいきます。
TOPIC02理論と実務を結びつける講義、「自治体のしくみと仕事」
法学・政治学について理論的・体系的に学ぶとともに、社会で法律や政治がどう機能しているのかを実践的に学ぶ機会を設けています。その一つが、神戸市と連携し、実務に携わる職員を招いて開講する「自治体のしくみと仕事」。地方自治体の組織はどのようなものか、公務員はどんな仕事をしているのか、自治体行政において法はどのような意味をもっているのか、日頃大学で学んでいる法的知識や法的思考がどのように生かされているのか、などについて、実際に自治体で働いている神戸市職員によるリレー形式の講義を通して学びます。
TOPIC03総合大学ならではの多様な学びと法学検定試験
法学・政治学を学んでいくためには、その背景となるさまざまな知識が必要となります。甲南大学では総合大学という強みを生かして、経済学や経営学、心理学など多様な学びから、多くの刺激を受け、学びを深めることができます。また、社会に出る前に、法学部での学修成果を測るものさしとして、法学に関する学力を客観的に評価する全国規模の検定試験「法学検定試験」の受験を推奨。企業の入社・配属時の参考資料などとして多くの場面で利用されるこの試験の合格を、卒業証書以外のもう一つの成果として手に入れましょう。
法学部学科一覧
法の精神を理解することで「社会を見る力、担う力、変える力」を身につけ、社会に貢献できる人材を育てる。
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